2006/1/31 火曜日

うかつ・・・

Filed under: 人物,日々雑感 — patra @ 1:30:16

「体力の限界」・・とウルフが語ったのは30代半ば?だったが昨日の私は自分にホトホト呆れてしまいました。
気持良く目覚めたら朝の5時・・・え!?5時に寝て5時?30日の朝?つまり29日を丸まる寝過ごして24時間も寝ていたのです。これは病気か?。

それは「朝まで生TV」の後遺症だと考えられます。
土曜日は友人が見えるので金曜の貫徹は無理かな?と思っていたのですが板倉さんがお出になるので料理の下ごしらえなどしつつちょいと見たわけです。
内容はライブドア関連の怖い話。

例によって司会の田原さんが恫喝し、発言の言葉尻を彎曲しご自分の土俵へ引っ張り込む手口はホント見てて嫌になるのですが、板倉さんは落ち着いて意見をのべていらしたのが非常に良かったです・・声の良さは今回は出席されていないが姜尚中さんと双璧で物静かに田原さんの鉾先を交わしてました。
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2006/1/28 土曜日

しあわせな色・・

Filed under: 友人, — patra @ 22:18:32

薔薇のアレンジメントが届く
尊敬してやまない先輩、岡崎事務所の岡崎さんが素晴らしい花のアレンジメントを贈ってくださった。

今日は楽しく昔の友情を育む日・・岡崎さんと彼女の事務所に所属する大切な友人、メークアップ・アーティストの長網志津子さんと御一緒に2年ぶりの再会です。

お二人は私が人生の中で出会えた事に感謝したい貴重なお友達なのです。

薔薇と美しい花々
絶妙な色バランスの薔薇たち・・花器はお花やさんのお手製だそうで。
事務所にこれ以上似合うアレンジメントはないだろう、そんな感じです。
マカロン
貧乏な隠居に化粧品の数々をプレゼントしてくださる長網さん、その人柄は「優しさと気くばりに満ち沢山の女優さん達の信頼をお持ちです。
着こなしのセンスたるや何時もうっとり・・さりげなくしかも実に品が良いのですが写真を写させてもらえば良かったな〜、ざんねん。
お土産も愛情に満ちた美容によい時鮭の大振りのカマとかお肌に良い甘酒とかちっとも手入れをしない隠居に美肌効果のあるものばかり
お菓子までが春色のマカロン・・・食べるのが勿体無いくらい。
まカロンと薔薇
普段はお忙しいお二人がカウンターに座り私の笑っちゃう政治談義や漫談風お喋りと手料理でくつろいでくださる一時は隠居にも掛替えのない至福の瞬間なのです。

久しぶりにクスクスを鶏と野菜のソースで・・友情を暖めた夜。
「また来年ね!」

1年後・・・そう、このゆったりと流れる距離感こそが大人の友情には大切なのだと思った。

そうそう筒井道陸君の話になって、何と長網さんはロケで御一緒に旅したそうでサインもお持ちの大ファンなんですって(笑)灯台元暗し!


2006/1/26 木曜日

私のお大事豆腐篭

Filed under: 日々雑感 — patra @ 6:08:23

豆腐籠
これは便利です。
2階へ運ぶお粥やホットミルクも溢さず運べるすぐれもの。

軽いし、この篭に入れて奥の台所から事務所へ何でも運べます。

脚が悪くても知恵さえあれば怖く無い・・・なんて(笑)

父にあげた豆腐篭、目下活躍中。昔の人はほんとに豆腐を入れたそうですが
熱いお皿や溢れやすいものに威力発揮。

老人の必需バッグかも(笑)


2006/1/25 水曜日

粋ってのはさりげない工夫だな・・・

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 20:53:08

母の誕生日を姉夫婦が浅草月見草でしてくれる日。
私は留守番、鼻水がでるので1日寝てました。
すると夜に戻った母からお土産・・・
浅草から手ぶらで帰ると私の機嫌が悪い事を覚えていたのでしょうか(笑)
と思ったら月曜に奢った鰻のお返しだって・・
握り鮨瑞々しい笹2枚で蓋がしてありました。

なんか綺麗・・
笹で蓋してあったウニ

真ん中の笹をどけると、ウニ。潰れないように笹で蓋。気がつくと仕切りも土手も経木の匂いがうつらないように笹が敷きこんでありました。

お土産は、持ち帰る時間を考えると、すし屋にとっては握り立て命といかずに嬉しくないだろうが、それでもこの気の使い方だもの・・
浅草雷門の商店会長に推薦してもらったお店です。すし屋の野八、流石です。

笹が何枚も使われていた・・
捨てるに惜しい笹の葉・・気前が良すぎるほどの枚数に下町のお店の気配りに触れた夜。

酢飯がちょいと難あり(今年の寒さに酢飯が強い)だったが煮はまぐり中トロも鰈も上出来だった。

今はまず、すし折を土産に家にもどるお父さんなんて居ないだろうが、こんな笹で仕切った折を持ち帰ったら奥さん、にっこりするだろうな。

昭和の原風景を思い出しました。みな気持を込めて生きていた筈なのになぁ・・・。


2006/1/24 火曜日

32才は雲の上33才は奈落

Filed under: 人物,時代 — patra @ 6:16:44

「社長失格」を書かれた板倉祐一郎氏 がフジTV買収騒動の頃より堀江関連をブログに書いておられるが非常に分かりやすい。
或種の活学として時々ブログを覗き実社会で起きている事柄、特に素人株ブームの危険性についてはマネーゲームに全く関心の持てない私の懸念と照らし合わせながら、知らない世界について時々勉強させていただいた。

良いとか悪いを論じるのは一先ず置いて1月23日の追記の年齢の話に興味を持ちました。

堀江君がもてはやされたのは彼が32歳のとき。
僕がもてはやされたのも32歳のとき。

僕が倒産し自己破産したのは33歳のとき。
今、堀江君は33歳。 以下略

人間の成長してゆく過程に潜むある種の「魔力」がこの年齢に隠されているのかもしれない。ふとその共通性に興味をそそられたのです。

私が32歳のときも広告の仕事は順調で有頂天一歩手前だった。
33歳のときに息子の交通事故により急転直下暗雲たれ込める奈落へ。
不運であったとしてもこの時期、仕事一辺倒で蔑ろにしてきた子育てに改めて真剣に取り組むことができたのは何にも勝る喜びを味わえた。

やり直せる十分な時間が残っている若い時期の挫折は人として再生できるチャンス!と同意語でもあった・・・そう学んできた。失敗をどう生るか?人生の醍醐味はそこにこそある。其の事を少なくとも堀江さんは日本の若者達に見せるべき責任がある、失敗を検証する勇気が残っていて欲しい・・・。

それから年齢の魔力は何度でも形を代え襲ってくるものなのだ、と知って欲しい。

人は老人になる頃、謙虚さと天命を学ぶ術を知ることが出来るものらしい・・・残念ながら。


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