クリント・イーストウッド映画人生を語る
『硫黄島の星条旗』でピューリッツァー賞(ピューリッツァー賞 写真部門)を受賞したジョー・ローゼンタールの写真。本物は映画のタイトルに流れるだけ・・「父親たちの星条旗」はこの歴史的写真からクリント・イーストウッドが掘り起こした戦争の真実。
映画は写真から伝わる勇壮果敢な英雄モノか?と思ったら全然ちがっていたのが驚きだった。
誰も手をつけないテーマを何時も,本能的に選ぶ監督らしく,奥の深い表現になっている。あのローゼンタールの偶然のショットだけが,先行し戦争の資金集めのプロパガンダに使われていたなんて、歴史とは残酷な側面をたえず秘めてますね。
この監督の「戦争」という化物を考えるためにはアメリカ、日本双方へ目を向けなければフェアじゃないと語ってくれた点、もの凄く勉強して取り組んでくれた点に感謝しながら映画の後、ひきつづき彼のロングインタビューまで観てしまいました。
日本人なのに栗林中将が出した絵手紙の本が存在する事実さえ知らなかった私には、クリント・イーストウッドがこの本の英訳から人間栗林を掘り下げていった事も知り、硫黄島では多くの戦死者の霊がおどろくだろうから・・と何処かアイルランド?かな同じような火山地帯で撮影したエピソードから生い立ちから彼の映画人生の全てを洗いざらい。
「もし僕に師がいるとしたら、それは<運命>が師かな」だそうだ。
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