2004/7/27 火曜日

似てた・・

Filed under: 友人 — patra @ 1:33:48

「冬のソナタ」を一度も観ていないお嫁のフミちゃんが日本へ戻ってついに動いてるペ・ヨンジュンさんのCMを見たらしい。
夕食の時我々共通の友人の名をあげて
「(マレフィスの)タク君に良く似ていますね」と言うのだ。
え、そうは思えないけどな〜と、このところ逢っていない若者の面差しを必死で辿ってもピンとこない・・・
「太っちゃったんですよ、最近、この辺のホッペとか似てました」
 
暫くたってペ様の1作目「初恋」の影像を見たら、髪が短くて痩せたタク君がそこに居た。
なるほど、フミちゃんは確かな目を持っていますな、女子美の彫刻科卒は伊達じゃ無かった。

2004/7/26 月曜日

残酷な側面

Filed under: 日々雑感 — patra @ 20:29:13

昨日、観た中国の秦の始皇帝を題材にした映画「ヒ−ロー」は衣装の美しさが飛び抜けていた。

黒沢明監督の「乱」でアカデミー衣装ザイン賞を受賞した日本の誇る和田エミさんの仕事である。

2年以上の歳月をかけて取り組まれたであろう力作は優美さと洗練に満ち、機織りから用意したのではないか?と思わせる布の量感の美しさは、布の重さ、性質、動きを熟知したデザインだ。
どの場面も息を飲む美しさと色・・・こんな作品は生涯にそう出会えるものではない。
和田エミさんも渾身で打ち込まれたにちがいない。

陳藝謀監督のメーキングを観ていたら、楽し気な和田さんがスタッフとして写っている。
敬虔な仏教徒、ジェット・リーに彼手製の数珠を頂いて満面の笑みをもらす満足気なお顔も輝いていた・・手相もご覧になるらしい。
 
構想3年、撮影6ヶ月有余、映画を1本作り上げるまでに係る気の遠くなるような時間に目眩を感じる、
完成へと、纏めあげるまでにスタッフに強いられる沢山の犠牲も数え上げればきりがないだろう。

監督の言葉は静かで強い。
「人々の協力なしには何一つ出来ない、画面に写る役者はもちろん、それ以外の沢山のスタッフに支えられている、」
初めて陳藝謀監督に指導された時はチャンツィイーは演劇学校の生徒だった。
今では人気一番の若手女優だが「初恋の来た道」でドアを開けて飛び込んでくる表情がどうしても出来なくて不貞腐れていたら、
監督は怒りもせずに側に来て、静かにこう話したそうだ・・・

「君達役者は画面に写る映画のほんの一部の人間にすぎない、もし君が投げやりな気持ちになってしまったら、
見えないところで一生懸命支えている他の人達はどう思うだろうか・・・」
それを聞いてチャンツィイーは号泣してしまったそうだ。
「それからは全ての人々、一緒に映画を作るスタッフに感謝の気持ちをわすれません」と。
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2004/7/25 日曜日

「ヒーロー」を観る。

Filed under: 感想 — patra @ 23:55:26

今日はBSで陳藝謀(チャンイーモウ)監督の「ヒーロー」を見る日だ。
待ちに待っていたので早めに夕食の準備をする。
暑いので夏野菜(茄子とタマネギ、紫蘇)を細かく刻んだ所に合い挽き肉をハンバーグにはせずにエスニックに仕立ててみる。
ナツメッグと胡椒、塩で良く混ぜて、食パン1枚まぜてコネた種を薄く天火皿に伸ばしオーブンで焼いてみる。
つけ合わせはニンニク芽のソテーとジャガ芋と人参の粉フキ、バター風味。
もやしを水から茹で、しゃきっとさせて辛子醤油和え。キュウリの漬け物。
出来上がった所をまず殿老人に・・・
案の定若向きなので「塩あじの肉か?」と不平ちょっぴり。
彼はハンバーグがお好きなのだ。でもしっかり残さず召し上がる。

大急ぎでシャワーを浴びようとおもったらアメリカから電話があった!うわ〜タイミングが悪いな、と思ったので正直に映画を見るのよ、と伝えて切る。
申し訳ない、海外の電話は時間差がお互いに掴み難いから時々はこんな事もあるのだが心よく切ってくださって感謝。

大急ぎで水浴びし、洋服を替えて出てきたらもう3階から息子が来ていた。
フミちゃんも交えて食事を楽しむ。
手抜きのエスニック風でも喜んで貰えたので汗かいて作った甲斐がありました。
最近、凝っている抹茶のアイスクリームを食べる頃、やっと映画。
2階でひと休みしていた母も呼んで、姿勢を正して鑑賞する。

満足と感動で暫く言葉も出ないくらい美しい映画だった。
御承知のように私は春秋もの、史記が好きで易経好きなのでこの映画のテーマ、「復讐でもなく愛のためでもなく怨みでも無く、名誉のためでもない闘い」に心が震えた。

役者の顔が精神までを表していて監督の意志が隅々にまで伝わる、影像以前の意識の高さにほぼ嫉妬。群集の扱いが素晴らしいからだ。写らない所の人間の意識までも高めるのは相当な精神力だ。
日本だと声を枯らしてもあれだけのエキストラ、統制ができないだろう..。
影像の美しさ、衣装、和田エミさんの素晴らしい仕事に唸る。役者はもちろん何ひとつ不足のないワイヤーアクションまで堪能できた。

2004/7/24 土曜日

猫、災難。

Filed under: ネコ — patra @ 21:24:22

昨夜、シャワーを浴びたあとのんびりとブラッシングをしていたら恐ろしい音が食堂まわりで起きた。!?
目まぐるしく走り回る音に何か引きずる音、ぶつかる音、唸る音。
まるで怪獣が乱入したような感じ・・・
怖いけど勇を決して洗面所から部屋を覗くと、雄猫チップの尻尾にネズミ取りのクルクルが・・・
しまった!
春にチェストのしたに仕掛けて忘れていたいたものへ暑さで伸びたチップのシッポが引っ付いたらしい。
唸りながら部屋中を走って父の椅子のしたで震えている。
一体何ごとが起ったか?と思ったが思わず笑ってしまう。
ごめんよチップ。
それでなくとも弱虫猫なのに・・・
 
椅子の下で動かなくなったので、思いきり引っ張がす。
「うんぎゃ〜」
すっかり忘れていたのにネズミじゃなくて我が猫ちゃんが引っ掛かったお粗末。
ハサミでベタついた粘着剤がついた毛を切り取るのにも怖がって唸る。
けれど絶対に私の手は噛まないと信じているので
「ほらほら」と声かけながらシッポの毛、半分も切ってしまう。
恐ろしいくらいベタベタだった。
朝まで自分のシッポを嘗めどうしのチップ。
部屋は猫の毛だらけで悲惨だった・・・
 
もう一度掃除機かけて、もう一度シャワー。ぐったり。

風はどこへ

Filed under: 家族 — patra @ 3:37:03

しかし、今どきクーラーのない台所で仕事をする主婦っているのかなぁ?甚だ疑問だ。
輻射熱のないIHヒータだからまだ我慢できるけど料理する気が少しも起きませぬ。
が、ここより息子達の暮らす3階はトタン屋根の冷房なし、恐ろしや。

留守番の時、水やりに行くたびにムワッと襲う熱波に
「帰るまでに付けてあげたいな」と思っていながら躊躇したのは余計な事を!と叱られるのが嫌だった事もあるけど・・
案の定、しっかり者のフミちゃんは本格的に日本へ戻るまでは「勿体無い!」と申します。
おぉ、やはりそうか。

窓を開ければ風は入らなくとも借景の緑が目に飛び込むから少しは良いかしら?と聞くと
「ええ、ゴキブリも飛んできますけど」に再びぎくっ。
ヘルパーさんに特大ゴキジェットを買ってきてもらい手渡す。

もはや何一つ母心は要らないまでに成長した二人だが黙って何かしでかすと必ず余計なので注意が姑の心得なり。
クーラーどころか網戸もない家の健気なお嫁さんが切ない。
ひと昔前は風が吹き抜ける自慢の家だったのに。

せめても!とばかりパイン材の古い田舎家具でバーを飾りパリ風を気取ってご機嫌を伺う姑息な手段も見抜かれた。
「持ち運べない家具が増えてもねぇ」と息子がボソっ。
いやはや・・・
もしや二人ともあのままフランスで暮らすつもりかいな?
それも一向に構わない。じゃ思いで作りの夏にしないとね。
「花火大会とかしない?」と聞いても返事なし・・・

何か食べ物のリクエストはない?営業は?と水を向けても
「うん、うん」と生返事。
「大変な事はよそうよ」とあっさり却下。
「?」
さては、見抜かれたか!この夏の嫌々家事労働の私をば。
しかし、まじでバテています。
うんじゃ、さぼるか。暫くは滞在する二人だし暑いしね。

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