宿命の敵・・大人の自分
自分を自由にさせていく力がすごいな〜としみじみ思う人、童話作家の荒井良二さんをプロフェッショナルで見た。
ちょっとサイトからは想像できないくらいかわいい・・プロフェッショナルとは?何時もの質問に
「う〜ん、プロであることをどれだけ忘れて何かに没頭できること..」と答えてらしたが絵を描いている作業中まるで本物の子供のように夢中になって呟く言葉にも、たくさんの秘密が覗いてました。
「ぬりぬりしすぎたかな?」
「いや、いや、いや・・?」
「カップダンス! ちょっとこれいいす ね」
情熱のあるへたくそだったら伝わる・・って言ってらしたが絵の中から溢れ出るパワーがほんとに子供のように生命力に溢れてました。すごいや・・子供には敵わない・・といいつつ描き始めた絵がどんどこ変化していって火が燃えだしスープを乗せた船になった!スープを作るのは栗さんたち!
「栗しか考えられない」
まぁ何とピッタリな栗さんのシェフたちがかき混ぜるスープの匂いが漂ってきそう・・
こんな無邪気な発想ができる大人は知恵の塊なんだろうな〜逆転の発想でご自分に課してるきびしいくらい自由自在、奔放な童話世界に我々、おもわず頷いてしまうくらい「こども」が伝わってきます。
宿命の敵は工夫したりお話を繋げようとする大人な自分なのだそうである。