2006/7/15 土曜日

京都の味わいかた

Filed under: 人物,感想 — patra @ 2:14:03

山の阿闍梨さま

そうだ!元気をもらいに、山の阿闍梨さまに会いに行こう。
今年のお盆は諸事情あって8月まで待っていただくことにして、気持ちだけシャンとしましょう!とこんな本を手にとりました。
著者は京都で活躍されているメーキャップアィーテストの女性、アキタミカさん。(苗字が変換できません・・ごめんなさい)穐田(こんなに難しい字!)
昔、ドキュメンタリーで比叡山の阿闍梨さまの難行苦行の千日回峰行をなさる姿を拝見し、その恭しいまでのお姿に思わず両手をあわせてしまった事があるのです。
阿闍梨さまの道中。召し上がる食べものは茹でたジャガ芋1個だけ・・・その阿闍梨さまはこの本に出ていらっしゃる若い阿闍梨さまではありませんでしたが千日回峰行をなさった方は1585年から2003年まで49人しかおられません。いかに厳しい修行かがわかりますね。
それでもゆったりと美しいお顔にびっくりしたものです。
ミカさんは京都生まれの京都育ち・・縁あってお山に元気をいただきに、48代上原行照阿闍梨さまをお訪ねなさることを、まるで日常のようになさっています。

究極の美を感じるためだそうです。
やさしい言葉で書かれています。阿闍梨さまにこんなに簡単にお会いできるなんて・・
京都の歴史を深訪する以上に魅力的な味わいかたです。丈夫な二本の脚があれば・・・ですが、お山の杉の大木に「気」を頂くためにおでこをつけてみたいなぁ・・・


2006/7/14 金曜日

暑い夜に熱いキノコスープ

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 1:40:43

茸のスープ
あ、やけどしないでね・・・
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2006/7/13 木曜日

ジダンの護った尊厳

Filed under: 人物,時代 — patra @ 10:23:28

Kyoのジダン論を読む前にメールをしてしまったのを、今更後悔しても遅いな(笑)根本的な所の意見を何時も息子に教わる私です。何があったかは昨夜のジダンの言葉で大体の怒りの大筋が見えてきましたがKyoのジダンへの眼差しとフランス大統領の対応が大人ですきでした。

ジダンの事が何だか心配で、安心できずに試合の前に祈る写真を載せておいたりして、ある願掛けをしながら本当はフランス優勝を願ったのですが・・・ものごとは思いどうりにはいかないものだなぁ・・・私の単純な理論、英雄はとにかく我慢せよ!、を大慌てで引っ込めます。

ジダンが愛していたものを守るための怒りなら子供たちこそ彼を許すだろう・・・
ジダン


2006/7/12 水曜日

そして沖縄マンゴー

Filed under: 友人,日々雑感 — patra @ 18:24:25

沖縄マンゴー本より一足先にマンゴ−が届く♪

マンゴーマンゴーが運んでくれた沖縄の太陽
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沖縄密貿易の女王

Filed under: 人物,友人 — patra @ 1:16:39

ナツコ―沖縄密貿易の女王
台風の季節に、沖縄に滞在中の友達から、すごく久しぶりにメールが届いた。
私の所には、ほとんどスパムメールしか来ない最近なのでいそいそと開くと上海や沖縄を仕事で飛び回っているらしい元気いっぱいなメールだった。戦後、アメリカの占領下、沖縄で闇貿易に活路を見いだし活躍した女性のドキュメンタリーに関わっていたそうで多忙だとのこと。

その漫画チックな題名とは裏腹の熱気と才気あふれる女性の伝記らしい。ぜひ読んでみたいとおもう・・・そう伝えると東京に戻ったらビデオと本を送るよ、と返事がきましたので楽しみ。

沖縄といえば何時も思い出す人が居る。1979年に初めて沖縄に仕事で行った時は沖縄は日本に返還されては居たが、まだ至る所、アメリカの植民地ぽい雰囲気が基地の其処此処ににじみ出ている土地だった。

カティサークのカレンダーの撮影で今や押しも押されぬ女優さんの新人としての初コマーシャル、緊張で堅くなっている彼女をリラックスさせるのが主な私の仕事だった。
沖縄は湿度が激しく、山のゴルフ場のコテージでの撮影は霧雨が降っているように衣装もヘアもすぐにベトベトに湿ってしまう面倒な撮影だった。

つい先日、沖縄の大雨で地滑りしたマンションの映像を見て、はるか20数年前はゴルフ場ばかりで高いマンションなど立ちそうもない湿った砂地にいつのまにか繁栄という名の元にマンションが立ちならんでいる状況に驚いた。
木の少ない潮風の多い土地にコンクリイートの重たい土台を作るのは大金がかかり至難だろうにいつの間にこんなにビル化してるのか?と。
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