母は数えで計算すると91才になりました。
お祝いごとは数えで祝うのですから今年は影でも良いのですが、先週の木曜日、病院の中のローソンで長崎チャンポンが招いていたらしく買って戻りお昼に食べて全部モドシテしまった!という失敗をしたので計画していた好きな物大会は中止。暫く老人らしく養生食ばかりでした。
お風呂に入れた日なので、それだけでご満悦の様子なので胃に優しいお粥さんと鰈の煮付けだけの誕生祝いでした。
私の見落とした新聞に福田恆存さんの奥様のお話を息子さんの逸氏が書いてらした事、86才でお元気らしい事などを久しぶりにお喋り。「え?読んでないの?切り抜いておいたから明日もってくるわよ」
この所忙しく新聞も読まなかった私だ。いつもは母のスクラップ好きを苦々しく思う私だけど・・つまり家族が読まないうちに切る癖と整理しないまま膨大になるまで積み上げる癖を叱るのですが・・
誕生日の昨日はフンフンと静かに話を聞いて上げる。
魚やの鰈が真子ガレイじゃなく卵が不味かったので,嫌〜ねぇと愚痴ると「吉兆だって偽装するくらいなんだから、小さい魚屋だって偽装するでしょ」とアッサリ切って捨てた。
子持ち鰈の卵を見分けられる主婦が、もう居ないのもいけないのだろうが,ワザワザ聞いてもらってこれだもの・・・
お花もあまりの寒さに部屋温度を23に設定してるので持たないから無しね!と言ったら大丈夫、でも誕生日を気がついてくれるのって何時も貴女よね〜とシミジミしてたのでちょっとセンチになった。