2007/8/10 金曜日

何があっても耐えられる、このゲンに比べたら・・

Filed under: 感想,時代 — patra @ 11:30:32

朝、といいてもお昼すぎ昨日届いた椅子を充電しておいたのに動かない。あれ?2時に来てくださった訪問看護師さんで所長の方に見ていただいた。やっぱり動かないのでケアマネージャさんに連絡を取っていただく。その間に足のマッサージ、血行を良くするのとリラクゼーションのためです。
入院中はマッサージなどは全く受けることが出来なかったのでケアにこのプログラムを組んでいただいて非常にうれしい。
両足たっぷり1時間。自分でも軽くなるのが分かります。
3時過ぎにアビリテーズの昨日の担当とは別の方と昨日も立ち会ってくださったケアマネジャーさんが見え,早速椅子を作動すると今度は動く、あれれ、やっぱり私の指の力が弱いのかしら?3人で試していると又も作動しなくなった。やっぱり接触が悪い事が明らかになったので代替え椅子を14日に持ってきてもらうように意見が一致。お盆やすみに入るケアマネージャさんは今日不具合が解って、かえって良かった!と言ってくださる。
連日猛暑の中、速攻で動いてくださり、ほんとうに頭が下がる。

夜、かねて楽しみにしていた「裸足のゲン」を見ながら、役者も原爆の描写もすばらしくオンオンと泣いてしまう。今日、このドラマを見たのも意味があったと思った。今日で骨折から丸6ヶ月経ったのだ。これしきの事、何と言う事は無い・・と希望を繋ぎながらどんなに悲観的な事を先生方に言われようとも頑張ってきた私ですが、あの時代のあの苦しさ、あの選択を迫られたゲンたちに比べたら騒ぐことさえ恥ずかしい。

熱い鉛を飲め!と言われる以上の苦しい地獄を経験した広島,長崎の被災者。あの時代を生きていた日本人を考えたら、あの防衛庁長官のようなぬるい言語を発するなどとてもできまい。全世界の人々に見て欲しい。泣くしかなかった。


  1. 日本は国民大移動のお盆のシーズンですね。
    その前に電動椅子の不具合が見つかってよかったですね。
    私も朝足の裏を、ごろごろする器械でやっています。
    血液の循環大切ですね・・・
    昨日こちらのnhkで(サテライト)吉永小百合が詩を朗読して
    いるのが映っていました。
    世界中の人々が忘れていけないことですね。
    あの恐ろしいことを思うと何でも我慢できるはずです・・・
    と云いながら、楽したい情けい私です・・・(;;)
    patraさんは、我慢しないで、大声で叫んでください。
    「痛い!!」と・・・^−^

    コメント by sakura — 2007/8/11 土曜日 @ 3:11:29

  2. sakuraさま
    そうです、民族大移動〜
    東京が静かになる一瞬です。(笑)
    足裏マッサージは気持ちが良いですよね、ところで今夜も[裸足のゲン」のつづきがあります。
    漫画で有名な物語でしたが実に良く出来ているドラマで感心しました。

    今流行っている音楽「千の風になって・・」は生温いように思いました、ドラマに負けてます。

    私,痛み止めを飲まずに乗り越えたんです〜胃が弱いのでそっちのほうが心配だったので。
    [痛さ」を把握しながら自分の限界に挑戦してたんです。
    ちょいと格好良かったですよ、うふん。

    コメント by patra — 2007/8/11 土曜日 @ 13:36:16

RSS feed for comments on this post.

© 1999 - 2023 Patra Ichida, All Rights Reserved.