拉致という残酷
いろいろなニュースがあった日。昨日は横田めぐみさんが拉致された1977年の同じ日、11月15日だったと知った。何という歳月。国中に沢山の楽しみや笑いがあった年月を、ひたすら待ち続けただけの家族がいる。・・・その残酷な運命に寄せるお母さまの言魂に考えさせられた。どうしたらこのような優しい心を保ちつづける事が出来るのだろう!どの言葉も深く、その愛に胸がつまる。
「北朝鮮がどれだけ酷い国かが、あぶり出されただけでも」・・「娘が生きた意義もある、と信じたい。」
ひきかえに国の首相のおざなりな表現の虚しさに暗澹とする。
日本人の誰ひとり拉致とは結びつけて考えなかったという無知。そんな過去が前に在った事を、後悔する日として深く記憶しよう!と心に決めた。