2005/8/2 火曜日

冷やし中華そば・・・

Filed under: 料理 — patra @ 2:10:36

冷やしソバ

自家製は

タレ

胡麻のソース。辛子もきかせて・・・

冷やし中華そば

凝ってはいけない・・・・を忘れてた。

キンキンに冷やしておくだけで、十分にご馳走です。

胡瓜の千切りがそばより多い私の特製(笑)、茗荷、木耳、鶏の酒蒸し、錦糸玉子にトマト、エビ。そして
糸寒天の具が良い感じでした。前の日から具だけ用意して冷蔵庫で冷やしておけば簡単です。


2005/8/1 月曜日

太るわけだな・・・

Filed under: 料理 — patra @ 10:34:19

チジミ

特大チジミ・・・

チジミ

豚とニラ入りチジミを「義経」をみながら二人で平らげた。

突然、眠くなる。


2005/7/31 日曜日

「忍びよる魔の手」・・

Filed under: 大河義経 — patra @ 23:05:51

ほんとにそうか?
義経さん本人を魅力的に書いていない脚本なのが不満である。これではいくら野盗達と膝交えて都の平安を願うよう協力を求めても、なんだか「あ、そう、それで・・・」と軽くいなされそうで貫禄がない。真実味に乏しい。もっと工夫してもらわないと。

ハッキリ言うとカリスマ性のない義経像は詰まらない。これを面白く見るには題名を(頭の中で)変えるしか無い。「頼朝とその愚弟」・・・とかっ。

義経さんのイメージは溌溂としたカリスマ性と生命力に溢れている人間像では?と信じていたので、(神木君の頃は義経の性格が良く表現出来ていたように思うから)半分以上過ぎた今、義経像に最早、<退屈>を感じてしまう隠居です。

一番気になるのは何度でも言うけれど「義経」さんの表情のワンパターン。台詞も咀嚼しつくしてから声に出してみてね、と老婆心。

これが一転、頼朝になると役者が膨らませるのが上手な上に描き易いのか?見事な頼朝像。脚本家は頼朝を理解しても義経を主役としては活かしきってはいないようで残念に思う。

法皇の口説きを「なるほど」と思わせる見方をなさるひなすけさん、人間頼朝を良く理解し解説くださるので、ホーそう見るのか、参った!と目からウロコ。まったく隠居の伸び切った脳細胞とは訳が違う立派な見方に頭が下がります。平幹法皇の演技、しかし劇画でしたね、突然目を光らせて・・・もう舌舐めずりせんばかり。

ひきかえに滝沢義経・・・表情からは法皇の言葉を終には感激し、受け入れる変化は伺えず、顔伏せて、ひたすら我慢していただけでは?、尚さら見る側は「君、君、どうした、大丈夫か?」ともどかしい。待てよ、おぉ・・もしかしてこれが義経さんの手か!おぼつかないように人には見せて金売り吉次に尋ねられれば奇想天外な答えをひねり出す「船があれば良い」

まったくワケ解らん。

大姫の悲劇はあのように徐々に病に臥すのではなく、もっと咄嗟の入水自殺、本当に義高を慕って後追い果てたと習いましたので悲劇が伝わりません。法要に大姫が傾いた身体で参列しているのは不憫ですが、不自然でもあります。親を拒絶するから病に臥すのでしょうから親に従う法要姿は違和感。頼朝は政治が忙しく大姫を見舞うことなど露も念頭に無く、その事が大姫の悲劇を更に大きくしたのかと単純に思ってましたから、まあ随分とお優しい。頼朝の人間性、身内を情で括らない方ならばあのエピソードは矛盾しています。

私的には一向に盛り上がらないまま半分以上過ぎた「義経」を熱心にみてくださる若い人達の感想からドラマの見方を教わるようで姿勢を正すおもいです。
この方の切り口が実に素晴らしい。

隠居も邪念を払ってひたすら素直にみる努力へと邁進する所存です。


歌の本

Filed under: 家族 — patra @ 8:02:28

歌の本

小学生の頃、母は学芸会のスターだった、よく独唱をしたのよ!と聞くわりには生まれてこのかた母の歌う姿をみたことがなかった。

カメラマンの国房先生の出された本は懐かしい国民唱歌が大きな字とこれぞ日本の子供!という健康な笑顔の写真と一対になって満載、母にあげた。

「何よ、これ」「歌えるのが沢山、載ってるでしょう」「どれどれ・・・」

「卯の花のにおう垣根に  ほととぎす  早も来鳴きて
  しのび音漏らす 夏は来ぬ・・・

黄色いメゾソプラノだった。

なんで歌わなくなったのか聞いたら父が「歌うな」と言ったそうだが、父は正しかった。


2005/7/30 土曜日

オールド・ボーイ

Filed under: 感想 — patra @ 2:46:59

息子に頼まれたバージョンアップ用のCDを送るついでに何か映画のDVDを入れようと思っていた矢先、ムービー+1で「NOWHERE 情け容赦無し」を観た。1999年の作品だが凄く面白かった。

土砂降りの雨の夜、麻薬取り引きに絡む内輪モメから通称40階段と呼ばれる場所で殺人事件が起き、追跡する血気盛んな警官達との・・・と話は単純なのだが映像がスタイリッシュ。

物語の巻頭から犯人と警官が同じ店で顔を合わせてしまうのだが・・、警官だけは未だ犯人を知らない。我々観客は犯人が誰か知っているのでハラハラするのだが・・・犯人側の緊張感が観客の呼吸と同調するのだろう。手の中に借りたライターだけが残され、男は消えた。巧い導入だと思う。

しかも追い詰められる殺人犯を名優として名高いアン・ソンギが演じている所がなかなか曲者で、ほとんど台詞のない殺人犯のストイックな演技は見るべきものがある。
雨には雨、雪には雪、道具立てとしたそれらを徹底的に活かしたショットにカメラマンのこだわりが感じられ、工夫が見て楽しい。どこかで見たようなクロスカウンターパンチが炸裂する格闘シーンもアン・ソンギは年齢を越えいかにも強そうに軽々と演じている。恋人役がチェ・ジュウさん。若く殉職する警官が若い頃のチャン・ドンゴンだ。主役の警官のキャラも愛嬌が有って娯楽には向いている映画だと思ったので

「注文する?」とメールを出した。

「これは未だ、レンタルが始まったばかりで買えないよ、それよりオールド・ボーイ見た?これを見ずして現代韓国映画を語るなかれ」と返事が戻って来た。
old boy

実はタイトルの顔があまりにも惨めで、春から放り出したままだったそれを、そうまで言われちゃ観ねばなるまい、と朝5時頃から見始めた。正直言うと最初の15、6分は意味不明で不安が募った。つまり、これを好む息子が怖いかも!と僅かにだが思ってしまう。老母が降りて来て”一緒に観る”と言い出す、大丈夫だろうか?非常に暴力的な映画だけど・・。

一体この男オ・デス(チェ・ミンシク)は何故、犬のように囚われているのだろう、意味するものは何か?冒頭の大トラとなって警察で暴れていた小太りの中年男、あの間抜けたような小市民的男が、何故この暗い部屋で15年もの長き時間を監禁され、のたうちまわっているのだ。彼の罪とは一体?、それより私と母は何を見せられるのだろうか見当がつかないが息子の映画センスは気に入っている我々だ。
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