2005/8/17 水曜日

カサブランカが岩手から・・・

Filed under: 友人, — patra @ 1:19:01

カサブランカ
いつも夏に友人から届けられるカサブランカを楽しみにしていました。

御主人の病気も全快して「喜び」のお裾分けに頂いたものですが
大丈夫!良く成ると信じてました。

最近テーブルに花が無かったでしょ・・・?
暑さで保たないから・・・実は、コッソリ待ってました(笑)だから最高に嬉しい。

カサブランカ

まだ蕾みですから10本一緒に・・

開いたら花瓶に移します。


2005/8/16 火曜日

し あ わ せ

Filed under: ネコ タグ: — patra @ 4:55:32

甘えるチップ

桃好き?

chip

桃  すきっ!

桃

八ヶ岳の桃、

桃とヨーグルト

暑い夏は果物がすごくあま〜いっ
良い匂いが部屋中に・・・
香水のかわりにチップの頭に桃の汁をつけてあげた、うれしそう。
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2005/8/15 月曜日

象さんと白いパン

Filed under: 家族,時代 — patra @ 5:10:01

今日は終戦記念日です。
すいとんを作る日・・・全く具のない出汁もないすいとん。今ならまずくて、とても食べられない代物を命の糧にしていました。配給の饂飩粉を溶いて団子にした汁を、私が2〜5才くらいまで食べていました。お芋のツルや道ばたのヨモギ、口に入りそうな野草はなんでも刻んで入れてました。
カボチャやさつま芋が在る時は上等な方で土手のスカンポまで食べました。食べるものが無い恐怖は味わったことの無い人には決して理解できない感覚でしょう。

昭和21年当時、千葉の疎開先から母の実家深川まで行く途中、乗り換えの市電を待つ私と姉を連れた母を見て隣に居た女性が急にしゃがみ込み膝の上で風呂敷を開けると2枚の眩しい白いパンを取り出し、驚く母に押し付けて言ったそうです。
「お子さんたちにあげてください。進駐軍の払い下げで少しですけど・・」

恐縮する母にパンを渡す女性は涙ぐんでいたそうです。それほど私達姉妹は痩せて骨と皮だけ今でいうアイシュビッツの子供達のように目だけギョロつかせていたのでしょう。
合わさった2枚のパンをはがすと、たっぷりとバターが塗ってあったそうです。

何度もお礼を言い一電車遅らせてから母は其のパンを私達姉妹を袂で隠すようにして食べさせてくれました。
母はひとかけらも食べずにです。電車に乗れば沢山の飢えた目がその白いパンに注がれるに決っているからです。
トウモロコシの粉のパンやフスマ入りのパンしか無い時代・・・その良い匂いのするバターたっぷりなフカフカしたパンは一口噛むと頬がキュンと痛くなりました。
「痛い痛い、おいしい」と訳分からないまま飢えた私達は母の千切ってくれる指まで噛み付く勢いで飲み込でいたそうです。うっすらと記憶しています。
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2005/8/14 日曜日

機転の人、義経

Filed under: 大河義経 — patra @ 23:50:13

今までに無く眠気を催さない屋島の合戦でした。
もっとも夕方、少しだけ寝て英気を養っておいたのが良かったのかも・・・。
嵐の中、船を漕ぎ出した義経主従、勇ましかったです。強風を受けて折れそうな帆柱・・・睨む義経さんの咄嗟の剣が筵の帆を切り裂く瞬間、うわ!!「さすが我が殿!」と叫んだ弁慶の気持ちと一緒・・・義経さんは機転が効く閃きのお人として天才ぶりが現れている良いシ−ン。スピード感溢れる演出でした。は誉め過ぎでしょうか(笑)。

追い風に乗り3日かかる距離を何と丸1日で阿波勝浦へ、これは凄い。しかも近藤親実の協力は心強い味方・・・浅瀬を水飛沫をあげて走る馬の足のアップ、漲る力強さが画面から伝わり、少ない予算で壮観さを現していて泣けます。

有名な逸話、那須の与一<今井翼君の出番、凛々しい>。
この時、義経さんが那須の与一を選ぶ理由を弁慶に尋ねられて答えるシーンに本来の義経さんらしい
既成概念に捕われない独特の物の見方が感じられ、隠居いつになくご機嫌。

「謙虚さは用心深さゆえ..物事を見極めようとする心があるから、風や波の動きも見て・・」の台詞が効いてます。

期待に答える与一、志願し兄を見つめる妹、能子・・と胸騒ぎを覚える義経さん。先きの弁慶とのやりとりにも「味方の志気にも拘わる、誰にも言うな」答えた胸の内を上手に纏めています。

大昔、戦いの最中に何故、悠長にも扇の的を射抜くのかさっぱり分からなかった伝説を上手に説明してあり成る程と納得、妹、能子とも自然な繋がりになっていました。

最も見せ場、佐藤継信の討ち死に割く時間も宮内さんの抑えた演技が見事で、滝沢義経さんの涙がこれも自然で、運命共同体の最初の仲間、継信を亡くす辛い気持ちが良く伝わりました。

田口教能を味方に引き込むエピソードも、いかにもお銚子者、南原の伊勢三郎の持ち味を活かした軽いノリ・・案外こんな事だったのかと納得しました。

そつのない出来でしたが、さて若いみなさんの見方はどうだったでしょうか?

気合いが入っていたとみはいる・BのBさん

中学の教科書を思い出して与一の呪文を全文掲げてくださった徒然日記さん扇の要に当てて射るのは。きっと与一の美意識だったのでしょう、ヒラヒラと舞って綺麗でした。

今井翼君の台詞のほうが巧いと見破った(笑)FIG JAMさん天才って確かに傍迷惑なものなんですね。

歴史に詳しいちこりんさん勝浦の地図を載せてくださっています。何と丸1日どころか4時間、これなら夜中じゃなく夜明けに出ても朝には着いてしまう計算。わお。

継信兄のイラストがすばらしい。

追って順次・・・
継信兄役の宮内さん良い役者・・・邦画ブラボーさんの所でご紹介でした。
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オバサンとサムライ

Filed under: 感想 — patra @ 1:46:05



幸せに生きるための答え

と言うサブタイトルの養老猛司さんとテリー伊藤さんの対談本です。すごく面白かったので、お薦めです。

巻末の意外なお人の最強の「オバサン道」10箇条が、どうやら日本の男性をも元気にする秘訣らしい。
しかも全部実践しようとしてはいけない、その内6個で十分・・、百点はいらない60点でいい!たったそれだけ会得すれば人生怖いもの無し!。

これは我々女性は、実は得意中の得意な生き方だけど男性諸君には難しいのでしょうか?ぜひお薦めしたいものの見方です。養老先生ってほんとに、達観してて、不真面目か?と思いきや頼もしくって畏れ入る。世の中を女性を良く見てらっしゃる。


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