2005/8/29 月曜日

妹への密書

Filed under: 大河義経 — patra @ 3:56:28

昨日は24時間TVもしっかり丸山先生を応援していたので義経の頭を見損なってしまう。
10時のBSで再度じっくりと拝見するつもりで日曜ディナーを用意しつつながら見る。

義経さんの居ない留守についに3人の女性が出会いましたね。若い方はどうごらんになったでしょうか?隠居にはとても良いシーンに思えました。
正室でありながら情報が入らない萌さん、ついに行動に出ました。健気にも静に頭を下げますね。昔の女人の慎ましやかな中にも気丈な芯(プライド)を視たおもいです。それを受ける静の対応も心根も立派です。引き換えにうつぼはちょっと拗ねてみせますがまだ若いから萌や静の心情を素直に認められないのでしょうか。
共に留守を守りたい・・・こうした正妻と愛妾の心の交流は尊いものです。

扇を掲げた竿を持っていたのが妹能子と知る義経さん、さすがに動揺します。此のエピソードは戦には決断の早い天才義経さんが身内の情には脆い、流されやすい人柄としての再確認サービスのつもりでしょう。平家ファンの悪七兵衛景清さんも懸念している壇の浦。八艘飛びや入水シーンに意外性を出せるのでしょうか?

散漫と指摘されたFIG JAMさんは正しい。
順番を入れ替えるだけで整理できますネ!
お徳に関して想像すれば語りベとしても重要だがそれよりも時代の証人、シャーマンのような存在として位置づけているのでしょう。義経さんの運命の見届け人のような・・きっと120才は生きる化石人間として(笑)。

密書を持って忍び込むシーンやうつぼの近況を聞く喜三太・・そのまんま「電車男」で笑えます。うつぼが好きだったのね。エルメスがうつぼってのはチョイトな気がしますが。
今回も厳しい意見来週はもっと激しくダメ出しをされそうな気配に怯える隠居、いいぇ今後とも手厳しくどうぞ宜しく。この大河の問題点は一体どこに原因があったのか追々検証しようかと企んでいます。

壇の浦の予告編が非常に目立つのですが・・・金粉がちりばめられた義経さんの鎧や甲冑におもわず五条の大橋の桜吹雪きを連想し笑ってしまいましたが隠居は好きでした。黛監督てば、目くらましに出たな!(笑)。しかしベニア板の浅い船が哀しい低予算状態の映像に泣けました。

飛び込むには高さが無いと十ニ単も髪の毛も広がらないものだし・・・フ〜。
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2005/8/28 日曜日

オーシャン・オブ・ファイヤー

Filed under: 感想 — patra @ 3:48:25

馬が大好きなのはジンガロの紹介でも書いたけど何の知識もなく「オーシャン・オブ・ファイアー」を観て、馬がいっそう愛しくてたまらなくなった。主役のアメリカインデアンの血を受けながら白人カウボーイにしか見えない主人公フランク・・何処かでみたことがある顔だな?存在感が良かったが思い出せなかった。

観終わって調べてみたら、何と「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンのヴィゴ・モーテンセンだった。そうだったか!
ヴィゴ・モ−テッセン

アラゴルンもすこぶる魅力的だったがこのアメリカ西部の原産馬マスタングと呼ばれる野生の名馬「ヒダルゴ」を「弟」と呼び、愛し慈しみ友情と信頼をよせる実在のモデルを映画化した「フランク」役もホントは馬が主役なのに実に新鮮。屈折した生い立ちの男を自然に演じている。
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2005/8/27 土曜日

さんま苦いか. 塩っぱいか..

Filed under: 料理 — patra @ 0:05:22

秋刀魚
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2005/8/26 金曜日

グランドローズとタイガ−リリー

Filed under: 友人 — patra @ 0:16:30

グランドローズ
去年、74才で隠退なさった美容家の小島多紀子先生から例年の甘い葡萄、グランドローズが届きました。先輩から気を使っていただけるなんて幸せ、さっそくお礼のお電話。
綺麗な声、お元気そう・・・ちょうどフランスからお孫さんが遊びに来ているそうです。私が現役の頃にはカネボウ化粧品を主に、小島先生はフリーランサーで活躍されていました。広告界は全盛期、活気にみちていました。
派手な業界に於いて先生だけは物静かで優しくて落ち着いていました。大好きな先輩です。
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2005/8/25 木曜日

時代の軋む音・・・郵政問題2

Filed under: 時事 — patra @ 0:10:29

真の意味で成長するためには国民一人一人が他人まかせではなく、自己責任において将来への設計図を引き直す必要があるとおもいます。視点を変えなければいけない所まで来ている日本。良く情況を分析し惑わされないようにしたいものです。しかし小泉さんと言う方はドライですね。改革するにはこの方くらい非情じゃなければ、変化は見えて来ないものだろう。独裁というのとも違っている悲壮なる決断!あるいは覚悟にみうけられます。

8月21日付けの産経新聞の片隅に載っていたコラム「断」の中で宮崎哲弥さんが<堀江氏出馬と保守の変威>とタイトルを付けた記事を全文ここに転載してみようと思いました。モヤっとしたまだ釈然としない部分を理解し考える力になるかも知れない!と記録としてです。

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『ライブドア社長、堀江貴文氏が、反郵政民営化・反小泉自民党の総大将、亀井静香氏の地元、広島6区から出馬する事が決った。
当面無所属とはいえ、対抗馬を立てない確約を得、かつ追加公認の含みを残した事実上の小泉自民党の候補者だ。
この「究極の刺客」に関して語るべきことはいろいろあるが、最も深いレヴェルの指摘をしておきたい。

自民党は郵政造反組を排除することによって、その軸足を新自由主義の方向に大きく移動させた。伝統的な社会共同体重視の保守主義から、アメリカ共和党な個人の自律と市場競争を最重視する社会哲学にシフトしたといってよい。

これが小泉自民党の政策思想的「純化」の意味である。この保守政治の変成に気付いている人は驚くほど少ない。

ホリエモン出馬はかかる勢力変動と無関係ではない。私は以前から堀江貴文氏こそが日本におけるリバタリアニズムの象徴的存在であると示唆してきた。

リバタリアニズムとは、新自由主義をさらにラジカルにした、国家権力を最小化し、社会の粗方の機能を自由市場のメカニズムに委ねようという思想だ。
アメリカにおける保守主義の最右翼の一つと考えられており、日本では「自由至上主義」などと訳される。
堀江氏の一連の言動をみれば、彼が自覚せざるリバタリアンであることは明らかだ。

新自由主義に「純化」された小泉自民党は、逐に自由至上主義にまでウイングを広げた。
この政治的、思想的意味は限りなく大きい。

日本の保守の転機である。 評論家・宮崎哲弥 』

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一方こちらの方の問題提起も当然のこととして頭を過ります。

政治は無駄だからやらない・・・と言明していた堀江さんの変化を我々は自分の尺度をもってしっかり検証する義務があります。政見放送などで意見が聞けないのは全国区から出馬しないためですが、此の選択は男らしい、と言うより奇妙に写る。ほんとに真剣なのか?と疑われる要因じゃないでしょうか?。

お二人とも良くいえばザックバラン、意地悪な見方をすると無礼!礼節が欠如している所を一番、善しとしない私だが、選挙は頭を下げるのが仕事、この事だけ考えれば素晴らしい経験になる筈なのでその決断は楽しい。

時代が変わるか日本が沈むかの瞬間を国民が問われているのは確実です。若い人にこそ真剣に考えて頂きたいとおもいながらのご紹介です。


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