2005/8/9 火曜日

馬のファンタジー

Filed under: 家族 — patra @ 2:52:23

ji ngaro

フミちゃんのパリ日記7月17日18日を見ていたら、パリノルールblogでも紹介されているジンガロの事が出ていました。

馬が大好きな私がここを読んで秘かに憧れていたバルタバス率いる騎馬歌劇とでもいう馬と人と一体になった芸術オペラ。

パリでも中々見ることができないファンタジーの日本公演が今年,深川の木場、特設会場であったのに父の喪中で遠慮して観る事を思い付かなかったのが悔まれる。というか私が行きたい!と思う事自体が不思議な現象であるが
しかも考えれば父の墓地から直ぐ近くだった。もっと真剣に計画すれば良かったのに諦めモード満載で息子達にも話さなかったが、清澄庭園の近く納骨の日の帰りでも無理すれば行けたかもしれないのに一生の不覚だった。

フランス語なのでみつけるのが難しいけどここのオフィシャルサイトから動画で一瞬見ることが出来ます。左横の下spectaclesをクリックすると白い馬が走ってきます。
その画面から動画が左から古い順に。一番初期はまだバルタバスが道化っぽい動きで楽しそうに馬に追い掛けられてました。どんどん洗練されて行く様子もサイトのあちこちに、韓国のパンソリをバックに繰り広げられる黒白の世界なんて素晴らしくって、ぜひDVDが欲しいのでそちらで注文して置いてねと呟く。

昨日は鰻の白焼きを食したら、急に、具合が悪くなったので何もせずに一日、ここから綺麗な馬を何度も見ては楽しみました。
日本公演のチベットからテーマを得た<ルンタ>はこれが最初で最期、二度と観られない作品なのだと知って、更に残念でたまりません。

馬・・・さっそくフミちゃんだけでも、パリでチャンスがあったら見るように勧める。

あ、それから
話が飛びますが7日から、蝉が鳴き始めました。今年初鳴きでした。
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2005/8/8 月曜日

31回、輝く義経

Filed under: 大河義経 — patra @ 2:04:54

まず先週私の書いた大姫の死はもっと早かったのでは?という記述は、曖昧な記憶に依るもので間違いだった事が解りました。なにしろ50年も前に読んだ御伽草子か教科書からのうろ覚え、錯覚でした、大姫はやはり心身の衰弱が元で20才頃に死んだそうです。ここに詳しく載っていました。

歴史をしっかりと下調べして見るべきなのでしょうが、御迷惑をおかけしました、深く反省・・・。

さぁ今回の「飛べ屋島へ」は再び女性の演出でした。安心して見ることが出来るのは、この一木正恵さんの回は何時も非常に義経さんが綺麗で凛々しいのに驚かされます。こうじゃなくてはいけません(笑)表情に変化もある・・・いざ戦いへ!俄然滝沢義経さん精彩を放ちますから嬉しくなります。脳内ド−パミン全開、本性は戦好き?いえいえ義経さんは
純粋に兄、頼朝の役に立ちたいのです。そして誉められたいから、元気な犬の子みたいにリード紐の引き手、軍目付の藤原影時をグイグイと強く引く、猪とは違いますよ影時殿(笑)。

静は非常に鋭い勘を持つあの時代には珍しい自立した女性ですから戦に赴く義経さんの表情から何かしら大きな運命を感じとったのでしょう、不安な眼差し。この辺りは石原静、少し柄が平凡にすぎますので台詞での説明が浮き気味になってしまいますが17才では強かを演じようとすると暗くなる。酷です。が演出の腕の見せ所は如何に静を表現するかに懸かっています。

川越氏の娘、萌は義経の子を産み最期まで義経と行動を共にするのですから、むしろもう少し女らしい人が良かったかな、ただただ素直な女性像としてみると現代的すぎて冷たい印象で損。ライティングを分けてあげて!と書かれた鎌倉恋情さんは優しい。
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2005/8/7 日曜日

地震があったらしい?

Filed under: ネコ タグ: , , — patra @ 1:36:19

猫チップ

ん?

クララの愛読書

読書に疲れたのでひと休み・・・?んじゃ無くて哲学中なのっ。

チップ

チップもチラリと目を開けただけ・・・伸び切ったまんま。
我が家の天窓の鎖も揺れません。でも千葉と横浜は震度4・・・

猫ちゃんの地震バロメータ−は震度2だと働かない事、発見!
それとも只今夏バテにて故障中かしら?

熱帯夜12日目・・・


2005/8/6 土曜日

8月6日

Filed under: 時代 — patra @ 2:12:03

猛暑です。

60年前の広島もこんなに暑い日だったのだろうか?と想像したら言葉も無い。昨日の筑紫哲也さんの特番で見た広島に原爆の落とされた瞬間のキノコ雲、ほんとに無気味で、リアル!もう2度とこんな事は嫌だ!と改めて思う。

印象的だったのはエノラゲイから原爆を落とした直後の写真を記録したアメリカの科学者が、広島を60年ぶりに訪れて初めて記念館へ入った瞬間、爆弾の模型を指さし「ここへ自分の名をサインしたはずだよ」と得意そうに言った瞬間に人間の本質的な業を感じた。
人の痛みは当事者にしか解らない・・・といった類いの。
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2005/8/5 金曜日

飛べ、コンドル

Filed under: 日々雑感 タグ: — patra @ 3:12:18

アンデスの鳥、キルティング

大昔、アメリカに住む友人に贈られたキルティングの絵。赤い布に鳥の象形模様が黒や緑の布を挟み込み上手に縫い込んである珍しい物。アンデスの土着インディオの手作りキルティングでかなり古いものだそうです。

既に30年も同じ場所に飾ってあるのでほぼ百年前の作品?けれど一向に見飽きません。

贈り主は森瑶子さんの友人でもある人生の先輩・・・。
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