何もしない至福のひととき
お腹が空かなくともご飯の支度をする、という義務感に苛まれず残り物でノンビリというのは至福。
至福ついでにチヤン・イーモウ監督の地味だけど心がジンとくる映画『至福のとき」を見たり、大昔に見てこわい!と震えたオーメンを再度見てたら朝になっちゃっいました。
至福のとき
善人のオヤジさんばかりが出てきます、皆、貧しく力不足なのに、盲目の少女を懸命に励ますおはなしです・・・可笑しいくらいご都合主義の嘘をつきまくり、目が見えないから安心!とばかり廃材の寄せ集めで悪戦苦闘しながら、少女のために心を砕いて廃墟の工場の中にマッサージ室を作るのだがお客も勿論自分たちの回り持ち・・・支払うお金が足りなくなると紙を切って偽札にしてみたりと無い知恵を絞ります。
本当は、少女には全部解っていたのに皆の親切が嬉しくてじょうずに騙されてくれていた!というちょっとホロ苦いおはなしでした。