2006/8/22 火曜日

朝から元気な母に

Filed under: 家族,料理 — patra @ 6:49:26

ポークソティを朝から
簡単な一皿

彼女が食事の他に1日に必ず食べるものはヤクルト2ヨーグルトアロエ入り1、バナナ1、梅の甘露煮5個などの季節の果物にアイスクリーム2、かき氷2にアンコのお菓子(大福とか)粉ミルクをいれたコーヒー。夜は5時なので作り置きの常備菜と玉子料理に納豆などで寝てしまいます。

魚より筋子が大好き。お水は1リットル半。

足の長さが人工関節の後遺症で大分違ってきて歩くのが辛そうです。
それでも元気そうにしているのは何故なのでしょうか?

病院の皆さんに親切にしていただくから嬉しいのだそうです。


2006/8/21 月曜日

おばあちゃんの愛読書

Filed under: ネコ,家族 タグ: — patra @ 1:31:21

チップ何だと思う?
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2006/8/20 日曜日

Elephant

Filed under: 感想,時代 — patra @ 5:00:29

哲学書を読むのは大好きなのにいわゆる小説を読むのが苦手な私はいい大人の癖に字を未だによく間違えるので困るのだが・・本を読むより映画が好き。といっても最近は2年遅れをTVで見るに止まるが・・
夕べはElephant
Elephantをやっと見る。わざわざ映画館へ足を運ぶ映画ではないけど、やっぱり見るべき映画だった。ガス・ヴァン・サント監督が2003年にカンヌ映画祭でパルムドールと監督賞に輝いた作品。

この監督の「マイ・プライヴェート・アイダホ」が大好きなので期待しつつ見ました。実際にあった高校での銃乱射事件を題材に流れる時間の交差する空気感を巧みにつかった、ほとんど演出の見えない少年少女の醸し出す臨場感がみごとでした。学生たちの即興の台詞も効果的で実写記録をみているような錯覚に堕ちるため、ちょっと根気も要りますね。
見終わってすごく切なかったのは・・・何故?がやっぱり強く残るからだ。結論が全く無い。
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2006/8/19 土曜日

精進揚げとトロロ蕎麦

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 1:33:40

蕎麦精進揚げどんなに食べたくとももう家ではお天ぷらも精進揚げもしない習慣になっています。

お盆開けなのでお店もやっているだろう・・・と松屋の天ぷら蕎麦を取り寄せるつもりが17日からお休みだった。そうかお盆を休まず営業してたのかな?

成城石井の精進あげでがまんする。きっちり5分茹でたトロロ入り蕎麦、おいしかったです。自分で揚げない分食べ過ぎなくていいかもしれない。

裏の駐車場の3本の木から蝉の声がすごい勢いで生命の羽音を響かせています、この間の23区の停電も関係なかった文京区と中央区・・・
それは良かったことですが、あまりにも暑く毎日、このところ素麺ばかりで料理する気力がおきません。連続7日もご飯を炊きませんでした。

がお肉類はしっかり食べるせいか母、元気なんです。


2006/8/18 金曜日

危うく探偵事務所に

Filed under: 人物,時代 — patra @ 3:27:44

パパ・タラフマラの事をご紹介していたらあの頃、(20年前)アルバイトに来てくれていた男の子は車の運転ができることを条件に日大芸術学部の学生さんが多かったことを改めて思い出した。その中で名前も思い出せないけれど色々な学生さんが居た。家具を借り出すためにショップで待ち合わせた初対面の学生はシャイで店内に1っ歩も入らず店員にも声もかけずに外に硬直し突っ立っていたため、お陰で私は半時間も店内の奥で待ちぼうけ・・・そんな社会生活の基本ができていない不器用な子が結構多かった。

そんな中、監督志望らしく、思ったことをハッキリ言う太めの青年が居た。えらく私の事務所を気にいってくれて
「ここ探偵事務所にしたらいいすよ、」と真顔で言う・・「え?」と訝るとどうも松田優作やショーケンのTVドラマ「傷だらけの天使」かなんかをイメージしたらしく部屋のそちこちを見回しながら悦に入っている。
「俺とナカジマと松島で探偵やりますから、パトラさん,その辺で気取っててください」

当時働いてもらっていたアシスト君の友人がほとんどだったので名前を聞いただけで笑っちゃうほど何だかそんなイメージが目の前に広がった。
もちろん冗談だろうが本気にされたら困るのでその日限りで止めてもらいましたけど。私の最大の欠点は真面目過ぎ(笑)

その時名前の出た松島誠君は飛び抜けて勘が良く真剣な眼差しの青年だったので荷物運搬だけで無く撮影にも同行してもらった事があるのだが、私からの一切の指示がなくとも撮影用の花をセットに上がって器用に活けていた姿を思い出す。そんな自発的なアルバイターは一人も居なかったのでカメラマンも「良いね」と私を振り返った。
松島君はその当時からパパ.タラフマラの舞台をやっていたので何度か観にいくと作るオブジェが実に感性豊かで素晴らしいものだった。錆びた歯車やチェーンなどに電球等の仕掛けが海の底の生物の様に動いていた。早速、友人の美術デザイナーに報告すると「才能のある奴は放っておいても大丈夫、俺達が心配しなくちゃいけない奴は自分の生き方が解らないやつらだよ・・・」とアッサリと言われ確かにそのとうりだった。今や海外でもパフォーマーとして立派に活躍しているのだから栴檀は双葉より芳しい、まさにそんな青年だった。

その映画監督志望の青年がその時「松島の部屋、みたことありますか?」と唐突に聞いてきた。そんなのあるわけないでしょ、どこに住んでるかもしらないのに!と怒って答えると「凄いですよ、オートバイだらけで絶対見る価値あり」と残念そうに答えた。

映像の世界に興味を持つ人間は常に頭の中でファインダーを覗く習性がつくのだろうか、私の事務所は探偵事務所にリストされ友だちの松島君の部屋は一体何に使いたかったのか・・・

しかし誰の真似でもない独自の生き方、暮らし方、話し方が出来る若者ってクリエイターとして生きる必須条件だとおもう。もう今頃映画を撮ってる監督になってるかもしれないが、皆40代半ば・・きっと未だに走り続けているんだろうな。


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