2004/9/28 火曜日

東京の朝・・・パリの夜中

Filed under: 未分類 — patra @ 2:06:34

フミちゃんのお花のアレンジメントがどんどん上達しているのでうれしい。どうやらフランス語のレッスンもパリ市の格安市民講座にも入れたらしい、頑張り屋さんだからこれからも張り切ることだろう。
といっても彼女は限り無くマイペースだから、何事も無理せずにふんわり進みます。

ちょっと変わった趣味を持っていて、自分で石鹸を作るのが大好きなんです。いろいろな油(椿油やオリーブはもちろんグレープシーズの油等)をブレンド、炭やカモミールなんかも入れてシャンプーバーまで作ります。彼女の髪は見事な艶です。

私は多分年齢かしら、ちょっと油ッ気がぬけちゃう気がするのですが、「使いつづけると綺麗になりますよ」という彼女の言葉を信じてせっせと貰った石鹸で洗髪しています。

クエン酸で中和してリンスの代わりにしますが、残ったレモンで代用することもあります。フミちゃんは目下、身近かな石鹸から地球環境に悪い石油系を撲滅運動中なのだ。確かに自然素材は身体には良いし自作石鹸で見事に3ヶ月で美髪になっているし、私の髪は、もしかして濯ぎ足りないのかな、と今朝も早くから必死でジャブジャブ。化粧品が合わないのでヨーグルトでパック洗顔、その間にドライヤー・・・人には見せられない時間を過ごしていると・・・、『ヒアルロン酸が良いらしいって、TVで言いってるけど〜』と母が台所から叫んでいるので脱衣所から「注文すれば〜」と、面倒なので叫び返しておく。
何を飲んでいるのかわからないくらいの健康食品やサプリメントの類いを次々と取り込んむ元気な母は健康オタク。試しては人に強引に薦める癖あり。
引力の法則に逆らう薬なんてありっこないから、「無駄じゃ、無駄じゃ」と自嘲しつつドライヤーの電気を消してから、「ん?もしかして?このドライヤーが乾燥の元かな?」と気づくお粗末な私。
「ヒアルロン酸、関節に凄く良いらしいのよ、どう思う?」とひつこく食い下がる母に「じゃ〜パリ組にも送ろう!」と似たもの親子のおせっかいな朝が始まります。

P.S.
ここまで書いたらメンテナンスで更新がストップ、相変わらずの長いメンテ・・・何を書こうとしてたか忘れました。
が、いつもながらの平凡な日常に見つけだせる喜びがあるだけで幸せ・・・だ!と伝えたいのだと思う私なのです。

母との会話のつづきは森村桂さんの訃報のニュースとなって、二人とも昔から良く著書を読んでいただけに残念でたまらなかった。
写し出された晩年の影像を見て、振り返るなり「え、桂さん、あんたと二つしか違わないの?、ならばやっぱり痩せちゃだめよ。それくらいで丁度良いもの、Kyo君のためにも長生きしてあげなきゃ、ヒアルロン酸、絶対に飲もうね!!」と再び叫んだ。聞こえるってば、耳の悪い爺さんじゃないのだから、お願いもっと小さい声で話せないの、君?、とブツブツいいながら、桂さんの冥福を祈った。人のしあわせのバリエーションについて考えさせられる一日だった。

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