お山の杉の子、
「このお寺さんは緑が多くていいですネ」と散策で訪れる方に言われることが時々、あります。「そおいえば、うちにはどんな花や木がどの位あるのだろう」ちょっとひと廻りしてみましょう・・・・こんな書き出しで親戚の寺院から毎月とどけられる月報に、庭にある樹木の名前が列記してあった。
”門前の掲示板の左端しから順に青木、梨、ツツジ、柾、椿、赤芽カシワは大きく丸刈りです。門を挟み黄楊、万年青、古くて大きい丸刈りのツツジ、そしてドウダン満天星。本堂に向くと目に入るのが桜(当院には桜が11本あり皆、樹齢65年くらいです)。その傍にツゲ、青木、擬宝珠、黄千両、水仙、さらに蜜柑、槙、シキミ、椿、銀杏の大木、コデマリとつづきます。見え難いですが紫陽花、細い檜も5本並んでいます。
延命地蔵大菩薩像へ視線を戻すと銀杏、青木、満天星、クチナシ、山茶花、馬酔木、ヤツデ、古木の檜とシュロ、萩、地蔵群の辺にはツツジ、沈丁花、龍の髭、水仙、時鳥草、水引彼岸花、芝生の中にはネジリ草を見つけることができます。
玄関へ向かうスロープの右手にはヒマラヤ杉が有ります(背が高すぎて、気づかない方もいらっしゃるのでは)。根元にはオモトの株が並び、小さな南天もあります。スロープの左手には大きい黄楊、牡丹、サツキ、ツワブキ、センリョウ、マンリヨウ。玄関脇に大きい棕櫚竹が並び、葉蘭が植えてあります。墓地の入り口には大きなコブシ辛夷の木が有り、葉が繁ると雨よけになるほどです。・・・今回はここまでに・・”
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