毎週8時と10時の2回チェックしながら感想を書いていましたが昨夜は浮気。
何を書こうかボンヤリしてしまう印象の義経、気を取り直しても「lovers」の金城君がチラ付くので困ることこまること。
義経さんの中のヒロイン静と萌さんの薙刀姿、もっと派手に立ち回るのかと思ったらすぐに尻餅、それでは邪魔なだけでしょう。チャン・ツィイーのようにはいきませんでしたね。不平顔のうつぼは何のために出てるんだ?・・と疑問を投げかけるザクさん。視聴率狙いだったキャスティングは如実だな〜と思う隠居ですが今回は萌さんが笑う事が出来てチョッピリ嬉しかったけど他は疑問。
鎌倉恋情さん が残りの数回では纏まらないのでは?と危惧するなかで”やーめーてー”と叫ぶのが非常に可笑しかったですが私も叫びたい。
食う♪読む♪歩く♪さん
呑気に静を相手にまだ夢の国作りの話をする義経君の脳天気ぶりを心配してくださってます。
もう何が何でも最期までドタバタといくのでしょうが一番の問題は入れ代わり立ち代わりの演出陣の人数、これでは統一感なぞ望むべくもない。昔ある若い女優さんがチラリと大河に出た時の何人もの演出家が居て、その中の若い演出とどうしても呼吸が合わず大河に馴染めなかった、という感想を語っていたのを思い出してしまった。
ミチさん が言う土佐坊が語る義経闇討ちに対して誰も志願者がいなかったうんぬん、まだそんな義経万歳!?に時間を割いているのかしら!と言う疑問に同意。私が一番驚くのはこの「大河」で何時も誰も悪くない・・という曖昧さを事さら強調する点。何故志願したかを聞かれ、「怨みか?」の詰問に「何も無い。報賞だ、」というのは解るが「歳老いた母を根無し草にするに忍びない..」そんなとって付けたような台詞が気に要らない。
ホロリと来ますね、と徒然オブ大河さん は書かれてますが隠居は老獪なので素直には得心できませぬ(笑)。せっかくの役者があれでは勿体無いなぁ。
そもそもあの時代に出家する人間はその瞬間から親兄弟とは縁無き人間、天涯孤独に均しいものだ。今さら母親うんぬんの台詞はうさんくさくて堪らない。
つづいて義経自ら土佐坊の首刎ねる処刑場面のあの衣装は何だろう?
その同じ出で立ちで法皇に頼朝への追従の院宣を受ける件へと繋がるのには生理的に見るに耐えなかった。人一人殺める衣装は不浄のもの、院へ上がる装束と同じとは赦されない。断固差をつけるべきだった。
他に用意してある新しき装束だよ、と言われても納得できない不自然さである。白装束ならば統べて白。かろうじて太刀を持つ手首が絞ってあったが。
どんどん辻褄が合ぬ展開になるのは見ていて苦しい。
ぱるぷんて海の家さん が言う脚本、演出支離滅裂のきらい有り・・は妥当な考えです。
知っているだけで6人も関わる演出、統一感が出るわけがない。そもそもの混乱はこの辺にもありはしないだろうか?とため息をついた回でした。