2006/4/6 木曜日

老剣士、参上

Filed under: 人物,日々雑感 — patra @ 11:50:22

男の隠れ家 と言う雑誌を全く知らなかったのだが、中々面白い。ふ〜ん世の大人の男達はこんな情報から男度を磨いているのか?と愛着を持ちました。大人度・・を磨くといえば’サライ’に頼りきってましたがこちら「男の隠れ家」は男性に読者ターゲットを絞っているのかもしれません。

昨日、従兄から送られた事で初めてこの雑誌の存在を知ったわけですが今回のテーマは、どうやら「男の会話術」と男の「外見力」を磨く、に和の習い事。タイトルだけでも興味深々・・・本の送り主、従兄は実に洒脱な話術の持ち主で、そのはなし振りは噺家も顔負け・・、謡曲、詩吟と親戚中で一番の芸達者なお人なのです。
が、それより何より笑顔のすばらしい実に柔和で円満なお人柄なんです。
父の甥ですが、最も父に似ています。

何故この雑誌を送って下さったのか頁を繰る内に判明しました。

従兄が居合いの達人として紹介されていたのでした。話しには聞いて居ましたが、こうして真剣を構えた姿の美しさに思わず拍手。こんなに厳しい、しかも美しい気配を滲ませる練習中の姿、はじめて知りました。
居合いとは・・・
「仮想を相手に己を鍛える、居合道の愉しみ」とタイトルが78ペイジをご覧ください。

居合の達人


「居合は本来、世の中の森羅万象にどう対応するかを追求し、その修行のために刀を振る武道です」
「居合には殺気がなくてはいけない。
 また、美しくなければ居合ではない。最終的には雅があることが究極の居合です」
・・・そう語る重田8段は70代(78才)とは思えぬ若々しさ。
居合の演武を行うときの凛とした姿勢、揺るぎない視線、刃筋の美しさはまさに老剣客の風格がある・・・
と文中にも紹介されていました。うれしい。従兄の柔和で洒脱な会話力、行動力の全ての秘密、居合8段の修練に拠るのでした。

居合の達人
東京都剣道連盟居合道部会の事務局長に就任、今もお弟子さんの指導に当たっています。

その他の記事も面白いのでお薦めですが売られる書店に限りがあるのでサイトを要チェック。


2006/4/5 水曜日

外は雨・・・

Filed under: 日々雑感 — patra @ 12:06:33

留守番フ−ツラ
来週の火曜日には息子達が日本へ来るので幾ら何でもサボリ過ぎだった家事を徹底的にしようと、引き出しの中まで手をつけたら収拾がつかなくなりました。

台所の引き出しがピッタリ閉まらないので中のスーパーの袋(猫ちゃんのトイレ始末用ゴミ袋)たまりに溜まって裏側にビッシリと詰まっていました。全部出してみたら台所の床に溢れたビニール袋のあまりの量に気持が悪くなる。TVを観なら丁寧に三角にタタミ直していたらお友達御夫婦の事を思い出した。御主人がキッチリたたむのが好みで絶えず喧嘩になるらしいが・・私も母の結わえただけは気に要らない。

入れ場所を変える事にする。引き出しでは押し込み過ぎて失敗するので用途別容器に小分けしてトイレ、台所へ。それにしても凄い量。買い物をお頼みしているヘルパーさんに代替えのバッグをお渡ししてレジ袋を暫く断っていただかないと!。

2月の腰痛を理由にそこら中大分汚れが溜まってしまい、磨いても磨いても追い付かない、夜なか中かかって台所掃除をしていた。
2、3日前の朝、手がしびれたので見てみると甲に痣、以前も3階から1階へ降りるプチ引っ越しの時に、熱中し過ぎて右手と目に出血したので慌てて鏡を見る。目は問題なかったが、用心のため急いでラフィーネ酵素を一度に3本ほど飲み様子をみました。

近所の働き盛りの奥様が先月、クモ膜下出血で急死してしまったので何が起るかわからない年代だ。健康で病気一つしたこともないまだ60才の奥様だった。
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2006/4/3 月曜日

炒り豆腐

Filed under: 料理 — patra @ 6:38:41

豆腐
食べ忘れた木綿豆腐があると俎の上で水気を切っておき、夕方フライパンで空炒りして醤油で味つけして酒の肴にしたものです。

若い頃は「炒り豆腐にしてくれ!」と父に言われると、ちょっと面倒で嫌でしたが、年齢を重ねたせいか、催促されずとも、この炒り豆腐に揉み海苔を載せて熱いご飯と食べるのが好きになり自発的に作ってはお膳に出します。

できあがり

江戸児の庶民的な食べ方ですが、海苔は各自が食べる寸前に揉むのが決りです。
この炒り豆腐が出ると父はごきげんでした。
「しっかり炒ってあるね」と誉めてくれます。
炒りとうふ

水分を飛ばして

炒りとうふ

お洒落な小料理屋さんは卵を入れたりシットリ作るのですが父の指導はあくまでパラリと焦げ目がつくくらいがお好みですが母はじっくりユックリが苦手、いつも「中がまだ冷たい」とか怒られていましたっけ。


2006/4/2 日曜日

靖国問題を解決するのは国際条約

Filed under: 時事,時代 — patra @ 7:26:52

上坂冬子さんは母の尊敬する評論家である。今では死語のOL(オフイスレディ)から文筆家となり地道な活動を通し評論家になった尊敬すべき女性。

3/18日付けの正論に目からウロコのような角度から、今まで誰もハッキリと言及出来なかった靖国問題について“A級戦犯”に発言資格なき中韓・・・・と書いていらっしゃる。

何方かその着目点の新鮮さについて書いてくださるのを期待していたのだがTVやマスコミも取り上げない様なのでここに抜粋しておこうと思う。
松下電気のトラブルのあった石油ストーブをめぐって、その回収に徹底した追跡調査を見せつける企業に対し永田議員のドタバタとを見比べ、政界と経済界のトラブルに対する危機管理の力量の違いを嫌でも思い知らされたといっていい・・・
そんな論点が始めにあり次へと続くのだが
<核心外した論議のみ空転>

本論はここからだ。靖国問題の対処に関しても、私は全く同じような印象を抱いている。
歴代の首相が誰ひとり明快に解決できぬまま他国の言い分に振り回され押しながされきて、今や日本は次期リ−ダーの選出さえも靖国問題によって左右されんばかりの情けないところまで追い詰められている。ひとえに、押されれば引くことしか考えず、発想の転換や新論拠の主張に取りかかろうともしない日本の腰の弱さが原因だ。

靖国問題は心の問題だ、いや侵略に対する謝罪の問題だ、などと核心を外した論議ばかりを空転させてきたが、この問題を一刀両断に解決するのは国際条約である。
そのことに気づいているのか、いないのか。
戦争犯罪人と名指しされた日本人の命と引き換えに、サンフランシスコ平和条約が締結されて世界は平和を取り戻した。
もちろん、条約には戦犯に関する取り決めが盛り込んである。
何と書いてあるか。
おおざっぱに言うと、この条約に署名、批准していない国々は戦犯について発言する権利はなく、日本の立場を損ねたり害したりするような行動に出る資格はないと記してある(第25条)
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ひらく

Filed under: — patra @ 6:03:13

カサブランカ

ゆり科は猫に大敵だそうだが葉を齧られそうになった。

猫ちゃんに気をつけながら楽しんだカサブランカが開くと

狭い台所ではちょい香りがきついので
事務所へ運ぶことにして、その前にパチリ。


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