2006/11/16 木曜日

ポトフ

Filed under: 料理 — patra @ 0:21:49

グツグツ・・ポトフ

黄色パプリカとポトフお味見テーブル・セッティングしようと思ったら津波のニュース
この生暖かい気候にも献立を狂わす要素がいっぱい・・味見だけしてみます。
ヒスラーの圧力鍋のお陰でみそ汁とおなじくらいの感覚でできるポトフ、応用が効くので便利ですね。


2006/11/15 水曜日

暮らす事を大事にする池波エッセイから

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 1:37:50

池波料理本
この本は20年も前にだされた池波正太郎さんのエッセイです。挿絵もご本人が書かれている貴重な文庫です。
ポトフが煮える間、ちょっとページを繰りながら良き時代を思い起こしました。
胸の苦しくなるような事件ばかりでブログに何を書くべきか言葉を失いながらすべり落ちた良き時代を思い返したいのです。
食べるものの種類の少ない大正、昭和初期、池波少年は貧しい暮らしの中からも季節感たっぷりな味をおばあさんや母親から頂いて育っています。
鶏牛蒡とビール祖母が包丁で剥いて食べさせてくれる茹で栗・・子供心には、茹でた栗はちっとも美味しいと思わないけれど、あ、もうじきお正月、あの旨い栗きんとんが食べられる・・・とか、マロニエの散るパリで焼きぐりの暖かい袋を受け取って食べる様子などに食いしん坊だけではない、生活を楽しんで四季を味わい尽くす心がけが尊いのでしょうか。
繰り返し巡ってくる営みの中から思い出される食材は決して贅沢などでは無いところがきもちがいい。

どんなに質素でも少年の頃、おばあさんやお母さんの工夫に満ちた季節のお惣菜を食べて育つのとコンビニの弁当では満足がちがうのです。
どうして殺伐としてしまったのでしょう、この母親不在の現代
子を殺すお母さんが壊れるのはその親が、そしてそのお祖母さん・・・何代にもかけて自分たちの暮らしの作法を壊して来てしまった結果ではないでしょうか?
哀しくてたまりませんでした。

子供の虐めにも繋がる事ですが、親が清潔な身だしなみの躾、挨拶、良く誉める・・と言った小さい日常を疎かにしない暮らし方を続けていれば、根幹は育ちます。みそ汁と湯気の立つ玉子掛けご飯のおいしさを小さい時に教えてあげてほしい。
上手に出来ない子にはお母さん、お祖母さんの価値観である体内時計を不器用な子の時間に合わせるくらいの忍耐がほしいものです。
生活者としてのたしなみに手抜きがあってはならないのです。それが心のバランスを保つ最上の教育だとおもうのです。
学校へ文句を言う前の小学校へあがる前の躾です。個々の季節のご飯、だいじにする日本女性はお祖母さんのお母さんの又お祖母さんから永々とつづく営みでしょう。
池波正太郎
味と映画の歳時記 (1982年)


2006/11/14 火曜日

メンテナンスだった朝の報告・・

Filed under: ネコ,家族 タグ: — patra @ 7:31:02

チップ
チップおばあちゃんが起きてこないので心配したpatraが2階の寝室まで見に行くと、単にお寝坊だけだった。
ついでに何度教えても出来なかった・・
フランス製の電気パネルヒーターのスイッチの入れ方を教えてあげると「わ、何でも出来るのね!」と大喜び
普通だってば、こんくらい。
世界共通、スイッチは右が多いよ。
きっちりドア閉めて部屋を暖めておきます、今日は訪問看護士さんが消毒に来てくれる日・・・。

お婆ちゃんに従弟から素敵な洋服が届きました、黒いAラインのワンピース、丈が足首まであるから格好がいいにゃん、と誉めてあげる。
タートルと黒いスパッツと黒いサンダルで今風に変身したけど脱いじゃったので写真はオイラが代わり。


2006/11/13 月曜日

蕪のポタージュ、ブランチ・・

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 0:08:58

蕪のポタージュ
クリームチーズ蕪は大好き、形がすきなんです。
クリームチーズも好き・・・
ブランチブランチ蕪のポタージュ

ブランチ2
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2006/11/12 日曜日

6時間たけしの番組をみて・・

Filed under: ネコ, タグ: — patra @ 1:36:04

ガーベラと薔薇花もう日本が心の底から嫌いになりそうだった。
重いテーマを徹底的に議論し尽くし6時間を押し切ることが出来ないなら
こんな長時間、視聴者を釣るのは卑怯・・
作り手側の自信のなさ・・・哲学のなさ
上げ底弁当みたいな番宣だった、ほんとに呆れる。
日本の子供をまかせることが出来ない弱い大人が増えているなら『品格』なんて口の端にものせるな。

花とクララクララクララと遊んでいるだけにしよう
物言わぬ動物に威厳と品位が自ずと備わっていることに、我々は学ぶべきだ・・・

恥の概念が希薄になってしまった人類が品位など本能で護るべきものを保てるはずもない。


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