2009/2/10 火曜日

塩玉子の作り方

Filed under: 家族,料理 — patra @ 16:49:36

cimg9818.JPGつみれ蕎麦

心臓の肥大が心配される母の最近のお気に入りは近所に出来た「なか卯」のお持ち帰り海老天蕎麦・・・薄味で美味しいとご機嫌です。私には白醤油の味でしっかりと塩分を感じるので昨日は自分流のいつものつみれ蕎麦をつくっておきました。ま、ワンパターンですけどね。薄味が素人っぽいのが悔しいけど身体にはいいでしょ?。母、返事なし。

お昼の後、いっしょにTVを見ていたら塩たまごの作り方をやってました。駅で売ってる例のゆで卵に塩味のするやつです。母はそれが大好きなので「え、企業秘密じゃないのね、作ってよ!♪」と 大はしゃぎ。

茹であがった玉子を濃い塩水を入れたタッパ–ウエアに浸し冷蔵庫に一晩置くものです。塩の濃度は塩が溶けなくなるほど・・・それは相当に濃いはず。塩分を控えるように言われているのに困ったもんです。

でも剥いたゆで卵にまんべんなく塩味がするのってオデンの煮玉子よりおいしいかも。「自分でつくりなさい」といってみたけど山ほど作られたら大変だしやりかねない。

キャスターの鳥越さん が肝臓に転移したらしい、母が姉に電話をしたら孫が出て「お母さんはお昼ね中」だそうで声が姉そっくりだったと驚いていた。姉にゆっくりと時間が流れてほしいものだ。

好き放題してて,病気をいっぱいして濃い味が好きでも 90を迎える人もいる、何度も言うが人は病気ではなく寿命で亡くなるものらしい。


2009/2/9 月曜日

若いって恐いことが無いのよ

Filed under: 料理 — patra @ 23:47:09

国産和牛じゃないからモヤシまで細かく切ってポタージュ

貧乏なんだけど牛肉はいつも飛び切りを食べたいのですが、そうも言ってられない状況がやってきます。適当に近所の肉屋さんにモモ肉を頼んだらこれは輸入ものでした。味が薄いというかコクがまるでありません。オイスタ–ソースでもあれば誤摩化せて良かったのですが切れてたので適当に手抜き。母のためにはモヤシもター菜も炒め終わってから細かく鋏みで切ります。お肉は細かく切るとたちまち食欲が失せるのでご自分でどうぞ・・・もうこんな手抜きは全然喜びません。芽の出たジャガ芋のポタージュだけは合格でしたけど。

若い時は何でも美味しい、何でも噛める、貧乏だって恐くない。それがいつのまにか何から何まで 小煩いことになって無事とか穏やかッて日が少なくなるの。半年前まで大丈夫だった母の好みが激変、歳を重ねるって、食に関してもむずかしくて嫌ねぇ・・・。寝る前に明日のお蕎麦のおつゆを下ごしらえ。


パリは寒く、雪も降ったようだ・・・

Filed under: 家族 タグ: — patra @ 1:58:01

後十日ほどで日本に帰ってくるらしい息子達。何も言ってこないのは忙しいからですが閑よりは良い事と思っています。ただ日本に帰ってきても仕事の打ち合わせなので忙しいのには変わりがないらしい。しかもすぐ又パリへ戻ってしまうらしいのです。

引き出しを整理していたら今から20年前の息子からのハガキが出てきました。ふろく・・・と 書いてあり裏は可愛い猫が二匹麦わら帽子に納まっているポストカードです。きっと急にパリに残る事になった頃の慌ただしい連絡事項の手紙だけでは気がひけたのでしょう。ふろく・・・の文字が私を喜ばせる彼のきもちが滲みでてました。すっかり忘れていたけど当時はメールもない時代なのでどんな小さいエピソードでも手紙が来るだけで家中たらいまわしで読むためにコピーを取っては1階の老人たちにも読んでもらっていたそのコピーです。

こんな内容でした。

「僕はCHARLES  DE  GULLE ETOILからSt.-German-des-Pres に在る学校に言葉をならいに通っています.行く途中、CHATELETで乗り換えるのですが,ホームに出る階段を下がった所に,一人の婦人がちょこんとすわっています。

45〜60歳くらいかな

いつでも同じ場所で同じ格好ですわっているので,電車がすぐ来ない時は、1fだけあげます。するとうれしそうに微笑んでくれます。そんなことが6、7回 くらいかね、ありました。くせになるからやめろという者もいますが、It is not your cup of teaです。昨日は階段降りたらすぐに電車が来たのですが、あわてるのがいやなので一つ乗りすごしておばちゃんに1fあげました。するとすこしすまなさそうにMerci beaucoup,monsieurとゆいました。

今日は外は雨降りでとても寒いです。Cafeに入ると高くつくのでMetroへ行きました。学校にはだいぶ時間があるし,一人でボーっとしていてもつまらないので、そうだ、あの婦人と、というよりはおばちゃんと 何か話しをしようと思いつき、CHATELETへ行きました。いつものように階段を下りて行きました。が、そこにはだれも居ないのです。おばちゃんカシを変えたのでしょうか?何だかとても寂しくなってしまいました。

ps

次ぎの日行ったらばおばちゃんちゃんと元の所にちょこんと座ってました。まるで昔の知り合いにでも会ったようにおもえたので1fに20サンチームのおまけつきであげました。 けれどもお互い微笑むだけで会話はできませんでした。ふふふ、これが現実さ。but now,I’m happy』

☆      ☆      ☆

息子が22歳くらいの時のパリでの地下鉄の出来事です。小さい文字でびっしりとハガキの余白いっぱいに書いてきてくれる彼を・・・おもらいのおばちゃんと話そうと試みる彼の心を好きだぞ、と思ったものでした。足が不自由でも心配ないとその時、確信しました。

今もパリでお嫁さんと暮らしている息子は私の知らないところで沢山の であいをしていることでしょう。それで充分です。離れていても心の中はぽかぽかしているのはこんなハガキをそして今は入院中も励ましメールを沢山いただいてるからです。しかももう一人じゃないフミちゃんと一緒。雪もすぐに溶けるかもしれませんね。


2009/2/8 日曜日

厚揚げがこんなに美味しいなんて

Filed under: 料理 — patra @ 2:28:41

菊正の肴厚揚げアボカドと明太子
フィギュアスケートを見ながら菊正でも飲もうと肴を何にしようか迷う。厚揚げを焼いてみる。アボカドも食べ頃なので母の辛し明太子を少し頂いて・・・
厚揚げが焼きたてで熱いと、とても美味しいのに感激。入院してるとこうしたシンプルな食材がまず出ないのでとても新鮮です。

からすみ?いいえミモレット
ついでに残ったミモレットを薄く切って醤油を垂らすと、まるでカラスミみたい。日本酒にも合うので私はミモレットしかチーズは買わなくなりました。カラスミみたいに歯にくっつかないし・・・晩酌おわり。


はじっこのクララ

Filed under: ネコ タグ: , , — patra @ 1:53:12

落ちないでね大丈夫さギリギリ足にセーフスをかけるとき何時もの場所からはなれた,角の椅子に両足を乗せて おくと楽なのです。するとクララがお相伴でテーブルの角ぎりぎりのところで付き合ってくれます。片方20分づつって結構長い時間。 落ちないでね、大丈夫?とかなんとかお話してるとチップチップが迫ってきます クララを押しのけてチップが迫ってきます。 椅子の上の私の足に乗りたい勢いでスリスリぐいぐい。


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