2013/8/17 土曜日

行方不明のウエスト・・・

Filed under: 日々雑感 — patra @ 1:52:37

DSCN3595
これ以上1ミリたりとも太れない・・・1日1食という夜集中がやはり太る原因ではないか?と心配になる。何とか考えないと

キッチンだけの部屋なので日中台所を拡げるわけに行かないのと,朝、昼と掃除洗濯、宅急便と忙し過ぎて食事をする時間がないのだが、時々お八つ、と称して食べるケーキも問題ね。
結局ぜんぶ自分が悪いのだが・・・

母の怨念も凄いかもしれない。
生前、看護師さん達にも「あのこが食べないのが心配・・・」と言い続けていたそうで、何となく遺言のように必死に食べていた気がする此処3年だった。幾らご飯を一切食べないといっても、やっぱり量も多いのだろう。
作るとどうしても量が多くなるので、これが大問題なのだ。

何処へ行ったのか知らない間にウエストが行方不明、失礼しちゃうわ。
それに3年間、この広い床をほぼ毎日床掃除してたら、何?この二の腕・・・全く失礼しちゃうwと仕方ないので自分に怒る。


2013/8/15 木曜日

すいとん

Filed under: 家族 — patra @ 22:28:39

終戦記念日に何年振りかで「すいとん」を作ってみました、茄子とインゲンだけ、当時は1種類の野菜が入っていれば大ご馳走でした。」
DSCN3565うどん粉の焼いたもの、これは父が当時3歳の私に作ってくれたもの。
DSCN3566あの思い出してもせつない食糧難の時代にこうして僅かばかりの配給の食糧や粉、着物と交換する南瓜やサツマ芋で生き延びてきたのです。
父はある時千葉の海岸近く実家の母親の別荘に我々を引き連れて引っ越ししました。居候です。母が社宅を電気コンロにかけっぱなした薬缶で火事をだしたからです。
満州から日光、市川、千葉と流転した父も火事は予想外だったのでしょうが何一つ母に小言は言わなかったそうです。
一切の家財道具を失った父は他に術がなかったのでしょう。暗い終戦でした。


終戦記念日・浅蜊を剥いていた母

Filed under: 時代 タグ: — patra @ 18:27:28

DSCN352868年前、終戦記念日の記憶が有る、というと当時3歳で覚えているのか?と訝られるのですが、どうも私は幼児期から情景をまるで写真を写すように脳裏に記憶しているようなのだ。

後に火事になって焼けしまった千葉の疎開先、住宅公団?の長屋は台所が土の土間、そこの真ん中の光が差し込む土間で母は浅蜊を剥いていた。
ラジオの雑音まじりの玉音放送も鳴っていた。ラジオのある2帖ほどの上がりかまちの台所に畳みが敷いてあり、いつも母の後ろ姿を見て居た私だった。

貴重な浅蜊は朝一番に浜で漁師さんに分けてもらったものだ。
佃煮にするために若い母はラジオに背を向け振り向きもしないで浅蜊を剥いて居た。

我々姉妹に食べさせる事だけが重大問題だった両親は戦争が終ろうが関係なく食糧だけを必死で確保しようと努力していたのだ。
何度も思い出す土間の光景と音・・・ラジオから流れる雑音と浅蜊の殻をバケツに投げ入れる音が混じる・・・それが終戦だった。

なぜラジオがつけてあったかは、その朝、町会から「大事な放送があるので聞くように」と長屋にお達しがあったからだ・・・
後日その話が出るたびに
「あんに凄い映画を作るハリウッド(つまりアメリカ)に勝てるわけが無いと思っていたから負けたと聞いても驚かなかった」と笑っていた。
母は女学生の頃から大の外国映画好きだったのです。

終戦後から10年、お茶の水に家を持つまでの父と母の努力は、到底マネの出来ない日本人の当時の勤勉さと努力だったと思う・・・あの時代の焼土と化した東京下町を蘇らせた力は庶民の食いしばるような忍耐だったと思う。

農作物を金品と交換しなければ、決して分けてくれない農家より、黙ってバケツに地引網の恵みを分けてくれた漁師さん達がありがたかった、忘れられないと良く口にしていました。


2013/8/14 水曜日

ただ祈る・・・

Filed under: 人物 — patra @ 0:37:59

DSCN3513詳しくは今書けないけれど・・・この所常に様々な友人のために祈っている感じ・・・
ステージ5か6の末期と言われたスキルス癌がついに転移、脳にでたしこりを昨日手術した音楽家佐久間正英さんの結果を息子さんのやはりミュージシャンの音哉氏の報告で知りました。あまりの奇蹟に喜びました。
顕微鏡範囲の腫瘍まで全部、除去できたそうです。
意識もあり翌日の今日、ゆっくりながら歩けるそうです。やはりこれは奇蹟的なことです。

此の事で考えたことは姉の事・・・選ぶ医者によって随分違いが出るのだな、ということでした。
哀しいかな発病から2年で逝った姉は、脳に転移しそのまま手術もしなかったのですが、人夫々なので何とも言えませんがこの病院を知っておきたいな、と思ったのです。

しかし佐久間さんの転移はまだ他の肝臓、脾臓に飛び火しています。予断を赦さないのは事実です。

私の回りに癌で闘う人が多いので、その為にも経過を見てゆきたいと思っています。


2013/8/13 火曜日

オリバ−・ストーン監督の警告

Filed under: 人物,時代 — patra @ 0:46:11


引き続き画像映像は5まであります。
消されない事を祈って・・・

今日ここにこられてうれしい。初めて広島に来たが、この2、3日、特に皆さんも出席されたと思うが今朝の(原爆記念)公園での式典を見て強く心動かされた。よくできた式典だった。日本人の良心を証明するような式だった。

すばらしい記念式典は「日本人」の性質をよく表していたと思う。しかし、今日そこには多くの「偽善」もあった。「平和」そして「核廃絶」のような言葉が安倍首相らの口から出た。でも私は安倍氏の言葉を信じていない。

第二次大戦で敗戦した2つの主要国家はドイツと日本だった。両者を並べて比べてみよう。ドイツは国家がしてしまった事を反省し、検証し、罪悪感を感じ、謝罪し、そしてより重要な事に、その後のヨーロッパで平和のための道徳的なリーダーシップをとった。

ドイツは、60年代70年代を通してヨーロッパで本当に大きな道徳的な力となった。平和のためのロビー活動を行ない、常に反原子力であり、アメリカが望むようなレベルに自国の軍事力を引き上げることを拒否し続けてきた。

2003年、アメリカがイラク戦争を始めようというとき、ドイツのシュローダー首相は、フランス、ロシアとともにアメリカのブッシュ大統領に“No”と言ったのだ。しかし、第二次大戦以来私が見た日本は、偉大な文化、映画文化、そして音楽、食文化の日本だった。

しかし、私が日本について見る事の出来なかったものがひとつある。それは、ただのひとりの政治家も、ひとりの首相も、高邁な道徳や平和のために立ち上がった人がいなかったことだ。いやひとりいた。それは最近オバマ大統領の沖縄政策に反対してオバマにやめさせられた人だ。

みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、日本は、アメリカの衛星国家としてカモにされているのかということだ。あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのになぜ立ち上がろうとしない?

第二次大戦後、米国はソ連を巨大なモンスターにしたてあげた。中国はいまその途上にある。つまり米国の「唯一の超大国」の立場を脅かすもうひとつの超大国にしたてあげられようとしている。今は大変危険な状況にある。

オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかける。しかしオバマは無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を台湾に売り、日本にスティルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国だ。

日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者はアメリカにほかならない。日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払をしてくれた。

よく聞いてほしい、アメリカは、こんなことを言いたくはないが、いじめっ子なのだ。日本が今直面している恐ろしい龍は中国ではなく、アメリカだ。4日まえ、私は韓国の済州島にいた。韓国は上海から400Kmのその場所に最大の海軍基地を作っている。

韓国は済州島の世界自然遺産の珊瑚礁を破壊して巨大な海軍基地を作っている。そこは、中国に対しては沖縄よりも前線に位置する。その軍港には世界最大であらゆる核兵器を搭載する空母ジョージワシントンが停泊できる。そこから出て行って中国のシーレーンを制圧するのだ。

今年、戦争がアジアに戻ってきた。オバマと安倍は相思相愛だ。安倍はオバマが何を欲しがっているか知っている。なかでも尖閣諸島について、私にはコメントしようがない。あんなものを巡って戦う気が知れないが、それなのに戦う価値があるように言われている。

いま皆さんは核兵器廃絶が大切だとお思いだろう。しかしこのポーカーゲーム(危険な賭け事)はアメリカ主導で軍が展開して急速に進んでいる。アメリカは世界の73%の武器を製造しては売りさばいている。それには無人攻撃機、サイバー兵器、宇宙戦争用の武器も含まれる。

核兵器などは、アメリカが戦争に使う兵器のごく一部でしかない。米国は世界の歴史上最強最大の軍事国家なのだ。どう思いますか、みなさん。これに対して怒りを感じてほしいです。私が怒っているのと同じように、皆さんにも怒ってほしいのです。

米国は「唯一の大国」であろうとするために脅威を増大させ、世界中にアメをなめさせ、無実の人を刑務所に入れ、消し、ファイルを秘匿し、盗聴し、永遠の監視国家たろうとしている。ご存知かどうかわからないがジョージ・オーウェルがこのことをうまくいいあらわした。

これが今世界に起っている事だ。日本は、悪事に加担している。もう一度言おう。ベトナム戦争の後、みなさんは戦争のあぶなさにを知って、これがアジアで最後の大きな戦争になると思ったはずだ。でも、もう一度戦争がある。

ここでみなさんにはドイツがヨーロッパでしたように、立ち上がって反対の声を上げてほしい。日本はかつて敗戦し広島長崎そのたでひどい目にあった。その悲しみを糧にして強くなり、繰り返し戦争を起こして日本と世界に痛みを与えてきたバカ者どもと戦ってほしいのです。

オリバー・ストーン「安倍の言うことは信じることができない」 原水禁2013
http://t.co/xraHaWd5zj
写真: 8月6日に広島で行なわれた映画監督オリバー・ストーン氏の講演が素晴らしいです。 今日ここにこられてうれしい。初めて広島に来たが、この2、3日、特に皆さんも出席されたと思うが今朝の(原爆記念)公園での式典を見て強く心動かされた。よくできた式典だった。日本人の良心を証明するような式だった。 すばらしい記念式典は「日本人」の性質をよく表していたと思う。しかし、今日そこには多くの「偽善」もあった。「平和」そして「核廃絶」のような言葉が安倍首相らの口から出た。でも私は安倍氏の言葉を信じていない。 第二次大戦で敗戦した2つの主要国家はドイツと日本だった。両者を並べて比べてみよう。ドイツは国家がしてしまった事を反省し、検証し、罪悪感を感じ、謝罪し、そしてより重要な事に、その後のヨーロッパで平和のための道徳的なリーダーシップをとった。 ドイツは、60年代70年代を通してヨーロッパで本当に大きな道徳的な力となった。平和のためのロビー活動を行ない、常に反原子力であり、アメリカが望むようなレベルに自国の軍事力を引き上げることを拒否し続けてきた。 2003年、アメリカがイラク戦争を始めようというとき、ドイツのシュローダー首相は、フランス、ロシアとともにアメリカのブッシュ大統領に“No”と言ったのだ。しかし、第二次大戦以来私が見た日本は、偉大な文化、映画文化、そして音楽、食文化の日本だった。 しかし、私が日本について見る事の出来なかったものがひとつある。それは、ただのひとりの政治家も、ひとりの首相も、高邁な道徳や平和のために立ち上がった人がいなかったことだ。いやひとりいた。それは最近オバマ大統領の沖縄政策に反対してオバマにやめさせられた人だ。 みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、日本は、アメリカの衛星国家としてカモにされているのかということだ。あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのになぜ立ち上がろうとしない? 第二次大戦後、米国はソ連を巨大なモンスターにしたてあげた。中国はいまその途上にある。つまり米国の「唯一の超大国」の立場を脅かすもうひとつの超大国にしたてあげられようとしている。今は大変危険な状況にある。 オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかける。しかしオバマは無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を台湾に売り、日本にスティルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国だ。 日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者はアメリカにほかならない。日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払をしてくれた。 よく聞いてほしい、アメリカは、こんなことを言いたくはないが、いじめっ子なのだ。日本が今直面している恐ろしい龍は中国ではなく、アメリカだ。4日まえ、私は韓国の済州島にいた。韓国は上海から400Kmのその場所に最大の海軍基地を作っている。 韓国は済州島の世界自然遺産の珊瑚礁を破壊して巨大な海軍基地を作っている。そこは、中国に対しては沖縄よりも前線に位置する。その軍港には世界最大であらゆる核兵器を搭載する空母ジョージワシントンが停泊できる。そこから出て行って中国のシーレーンを制圧するのだ。 今年、戦争がアジアに戻ってきた。オバマと安倍は相思相愛だ。安倍はオバマが何を欲しがっているか知っている。なかでも尖閣諸島について、私にはコメントしようがない。あんなものを巡って戦う気が知れないが、それなのに戦う価値があるように言われている。 いま皆さんは核兵器廃絶が大切だとお思いだろう。しかしこのポーカーゲーム(危険な賭け事)はアメリカ主導で軍が展開して急速に進んでいる。アメリカは世界の73%の武器を製造しては売りさばいている。それには無人攻撃機、サイバー兵器、宇宙戦争用の武器も含まれる。 核兵器などは、アメリカが戦争に使う兵器のごく一部でしかない。米国は世界の歴史上最強最大の軍事国家なのだ。どう思いますか、みなさん。これに対して怒りを感じてほしいです。私が怒っているのと同じように、皆さんにも怒ってほしいのです。 米国は「唯一の大国」であろうとするために脅威を増大させ、世界中にアメをなめさせ、無実の人を刑務所に入れ、消し、ファイルを秘匿し、盗聴し、永遠の監視国家たろうとしている。ご存知かどうかわからないがジョージ・オーウェルがこのことをうまくいいあらわした。 これが今世界に起っている事だ。日本は、悪事に加担している。もう一度言おう。ベトナム戦争の後、みなさんは戦争のあぶなさにを知って、これがアジアで最後の大きな戦争になると思ったはずだ。でも、もう一度戦争がある。 ここでみなさんにはドイツがヨーロッパでしたように、立ち上がって反対の声を上げてほしい。日本はかつて敗戦し広島長崎そのたでひどい目にあった。その悲しみを糧にして強くなり、繰り返し戦争を起こして日本と世界に痛みを与えてきたバカ者どもと戦ってほしいのです。 オリバー・ストーン「安倍の言うことは信じることができない」 原水禁2013 http://t.co/xraHaWd5zj
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