四六時中,料理ばかりは考えない・・・
寝過ごすというより死んだように眠ってました。そんな時は隣の部屋に電話があっても聴こえないくらいの爆捶・・・
滅多にないことです。
起きてすぐメールを開いたら友人から電話したけどお母さんが出たよ、時間帯がズレてるんだって?電話が有った事メモ残しておきますって親切だね・・・と有りました。
母からの伝言が食卓に乗ってました。
「3時半頃,名前が出てこないけど,ホラ貴女の親友の男の人から.ホラ・・・の件で訊きたいことがあるそうよ」に続き
「カレーごちそうさま。」とありました。私の親友は珍しいことに男性なんですが40年の長きお付合いなのに母は名前を度忘れしています(笑)。
こんな風に昼夜ひっくりかえってしまうと戻すのが大変ですが、母のご飯は不自由させません。
一つのメニュウから創り代えるテクニックを常時つかい工夫するので困らないのです。大根と豚ヒレを使った中華風スープを初日,心込めてちょっと多め作ります。キクラゲのかわりに昆布が入っていてもオデンじゃない塩味中華スープです。
二日目はそのスープが中華そばになり、豚ヒレはチャーシュウに早変わり・・・
中途半端に残った初日の鍋の中・・・前に買い置いたカレ−ペーストが役にたちます。スープの残りの大根や人参と冷蔵庫の残りは小さく潰し、豚ヒレは細かく裂いてあります。タマネギが少ない中華スープのお陰で甘めペーストがバッチリ決まりました。
ブロッコリーの茹でた芯なんかも一緒に刻んで整理するのに持ってこいのカレー、それでも月に1度も出ませんが・・・真面目に最初から作らないカレーが何故か美味しい我が家です。
昨日の夜,私が爆捶することが出来るのもこうした手抜きではあるけど何に繋げるかを常に考えながら初めの一皿を丁寧に作っておく習慣にすれば応用が効くというわけです・・・
母も時代劇を堪能しながらゆっくりとカレーを一人で頂いのです・・メモを残すのは私たち親子の習慣です。
「カレーを焦がすとお鍋が大変だからお皿に盛ってからチンしてね!」とか、とか。
けっこうこんな距離でお互いの命の洗濯、じょうずにいってる二人組の我が家ですが母のメモは圧倒的に『ホラ、何だったけアレ?」が増えてきていますが、ご馳走さまは忘れたことがありません。