マッサ1位でブラジル凱旋
マッサ24才
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お腹が空かなくともご飯の支度をする、という義務感に苛まれず残り物でノンビリというのは至福。
至福ついでにチヤン・イーモウ監督の地味だけど心がジンとくる映画『至福のとき」を見たり、大昔に見てこわい!と震えたオーメンを再度見てたら朝になっちゃっいました。
至福のとき
善人のオヤジさんばかりが出てきます、皆、貧しく力不足なのに、盲目の少女を懸命に励ますおはなしです・・・可笑しいくらいご都合主義の嘘をつきまくり、目が見えないから安心!とばかり廃材の寄せ集めで悪戦苦闘しながら、少女のために心を砕いて廃墟の工場の中にマッサージ室を作るのだがお客も勿論自分たちの回り持ち・・・支払うお金が足りなくなると紙を切って偽札にしてみたりと無い知恵を絞ります。
本当は、少女には全部解っていたのに皆の親切が嬉しくてじょうずに騙されてくれていた!というちょっとホロ苦いおはなしでした。
やっぱりラストに泣きました。
目覚ましをかけておいて、朝9時からゆっくりと、やっと通しで鑑賞できたのです。
感じる力が大切なドラマ・・・
時空を超えた設定なので目を離していると?となってしまう物語を理解しようとする以上にこのドラマの持つ感性に惹かれます。
桟橋の先に建つ家の設定、二人を行き来するコーラ(犬)や二人をつなぐ黒いきれいなかたちの金魚?流れる雲の動きまでが不思議なお話をひきたてているのです。
監督の美意識が隅々まで行き届き、まるでヨーロッパの映画をみているような素敵な愛のドラマでした。
清潔な役者にとても好感が持てます。アメリカ版ではこのピュアさは出ないかもしれない・・
「明日着て行く物は分かってるの?」と母に確認すると、こないだこれなら良いと選んだ黒いビーズの襟のついたカットソ−のブラウスと対の黒いカーディガンを着ると言うので安心して「ズボンも黒よ」と声かけると元気良くOK!と返事がかえってきました。
出がけの母に会わずに2階で仕事をしていた日でした。
ところが午後に病院と美容院から戻った母の姿に仰天!!ワイン色タイシルクのオーバーブラウス(ややドレッシー柄有り)に完全にスポーティーな縞柄の綿カーディガン、ネズミ色の婆さんズボン、つまり滅茶苦茶なのだ。
材質も色も何もかも・・・どうしたらこうなるの?という組み合わせだった。
前に美容院へ行った時も気絶寸前の組み合わせだったので心配で問いただしたのに・・・急に黒のカーディガンの裾が短かめで大きいお尻が目立つ!と私に言われた事を思い出し着るのを止めたのだと言うではありませんか。
だから目立たないようにズボンも黒ね!と伝えておいたのに、全然聞いてなかったようなお顔をしますので老人は、目がはなせません。
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