可哀想なチップ‥‥‥
朝、台所から木戸の裏へ出た母が閉めたドアの音が、いつものようにカチリとしなかったな!?と思った次の瞬間なんかすごい引っ掻くような音と唸り声・・・
驚いたクララと私が台所を覗くとチップがドアの下をしきりに掻いては唸っている。
「どうしたの?」
良く見るとサ〜大変、前足の先がドアの下に挟まって抜けないのだ。
もうびっくりしてドアを開こうにもチップの前足が邪魔して動かない。心を鬼にしてドアを押し開く。大変な悲鳴に外から母が何の騒ぎ?とのんびりとした顔で振り向いた。
続きを読む…