2006/11/3 金曜日

可哀想なチップ‥‥‥

Filed under: ネコ,日々雑感 タグ: , — patra @ 2:24:52

朝、台所から木戸の裏へ出た母が閉めたドアの音が、いつものようにカチリとしなかったな!?と思った次の瞬間なんかすごい引っ掻くような音と唸り声・・・
驚いたクララと私が台所を覗くとチップがドアの下をしきりに掻いては唸っている。
「どうしたの?」
良く見るとサ〜大変、前足の先がドアの下に挟まって抜けないのだ。
もうびっくりしてドアを開こうにもチップの前足が邪魔して動かない。心を鬼にしてドアを押し開く。大変な悲鳴に外から母が何の騒ぎ?とのんびりとした顔で振り向いた。

脱兎のごとく寝室に逃げ込んだチップ、呼んでもベッドの下から出てこない。
後ろ手でドアを閉めた時、外に出ようとしたチップの前足を挟んだまま母が閉めてしまったのだろう。
すぐに鳴かずかなり悪戦苦闘し前足を抜こうとしたらしきチップ・・・たまりかねて唸っていたのだ。

新聞と共に戻った母を見るなり今まで聴いたこともないような大きい激しい声でクララが鳴いた。母の周りをまわってしきりに鳴いて抗議しているようだった。

不可抗力ながら後ろに注意の行き屆かなくなった母に、もう何もしなくて良いからと伝える。
ひとしきり鳴いて騒いだクララ・・ベッドのチップを舐めてあげている。麗しい兄妹愛にびっくりしてしまう。

夕方診てみたら、腫れてもいず跛もひいていなかった。
ほんの5ミリ、少しのドアの段差が救いだったようでホっとした。
人間の指なら砕けただろう、猫ちゃんの弾力のあるアンヨでよかった。何が起こるか解らないような珍事だった。

ベッドに逃げたチップ
不安そう・・


  1. こんにちは、Patraさん。
    チップちゃん、たいしたこなくて良かったですね。
    私も昔、何かのきっかけで、座っている姿勢から急に床に傾いた瞬間、丁度腕にのせていたセキセイインコを、圧してしまったような感覚があったんですが、その時も何も異常がなかったので、安心したことがあります。

    今日のランチに、ずっと前Patraさんが紹介されていた、アーモンド入りのパンプキンパイを作りました。夫が何度もおいしい!!って言ってましたわ。私は彼にPatraさんのレシピで作ったのよって教えてあげました。
    Patraさんもいつか「パトラのクッキングブック」をお出しになればいいのに。Patraさんのレシピはいつも分かりやすく説明されて重宝します。最近ドイツで栗原はるみの料理本が販売されているんですよ。
    Sushiとか日本料理を作るドイツ人が以前より増えてきました。

    コメント by Michiyo — 2006/11/3 金曜日 @ 22:21:56

  2. 今日から3連休なので早めに自動更新をして映画タイム・・・と思ったらmichiyoさん発見♪
    SOSでは無かった質問に心こもったお返事をどうもありがとう。頼もしいお答えでした、感謝です。チップも元気,誰かに似て大げさなニャンコです。あはは

    パンプキンパイ、アーモンド入れると殿方も喜びますよね、香ばしくて。お役にたって何よりです。

    いえいえここを観てくだされば本などにせずとも只で手軽料理を載せておきますから(笑)有名人じゃないと残念ながら本は売れません。
    今夜は,薬のせいで母は食欲がめずらしく落ちたのでリクエストに答え「おうどん」でした。日本人の味はこれから増々人気がでると思いますよ。どんぶり茶碗蒸しとかいかが?

    コメント by patra — 2006/11/3 金曜日 @ 22:47:24

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