2008/4/13 日曜日

明治生まれの流儀

Filed under: 家族,料理 — Patra ICHIDA @ 18:00:00

キャベツとブロッコリースプラウトタルタルソースと海老フライ亡くなった父の両親の暮らしていた明治時代、すき焼きを牛鍋と呼んでいたが、下町浅草では洋食も盛んに食べられていたのだろう・・祖母は何より洋食を好んだ人。そのせいか父も日本酒しか飲まないわりには洋食が好き。付け合わせやソースに煩い人で手を抜くと食事の最後まで文句をタラタラ・・言っていた。しかし母は料理嫌いだったので私が嫁に行く前まで、食事中は、ねんじゅう父の小言を聞いていたような気がする。晩年一緒に暮らすようになり台所を預かるようになった時、煩く言われるのが嫌で記憶の中の父の好みを忠実に守ってみた。其の方が遥かに簡単で楽。第一,気にいったお惣菜の出た時は懐からお祝儀を出し、たった千円だけど「ゴッツォ〜サン」と労を労ってくれる粋人だった。たとえば海老フライも父は大好きだったが、ただのソースだけでは叱られた。タマネギの微塵切りとゆで卵の微塵切りにマヨネーズとブルドッグソースでタルタルソースを作らないといけない。明治生まれの少年の舌に、このタルタルソースは文明開化の味として染込んでいたのだろうか。必ずタルタルソースを所望したのだが、面倒くさがりの母は聞き流しては何度も叱られていた。今夜も自分のサッサとカラッポにしたお皿にメンチを追加で乗せ「ムフフン」と笑ってみせる母は食べるだけの人。 流儀というのは受け継がれると、これが中々文化的、は大袈裟だけど、海老フライに最も似合うソースだと実感できる。キャベツの千切りは昼間に母が切って水に晒してパリとさせてくれたので,今風にブロッコリースプラウトを混ぜてみたら青臭かった。仕方が無いのでブルドッグソースを父そっくりにジャブジャブ・・・<生前,ソースをかけすぎる!と 文句を言ったら、殿、怒っていたっけな〜>

タルタルソースカップ&ソーサーこのカップは深く安定しているので最近、いつも色々なソースを混ぜるのに重宝してます。若い友人のイラストレータの絵入りを本人から頂いたのです。


日曜日の仕込み

Filed under: 料理 — Patra ICHIDA @ 0:30:42

蕪と茄子のスープ週末に仕込む定番蕪と茄子のスープの仕込み・・・こうしておけば寝坊をしても安心です。
残った野菜、セロリも赤ピーマンもキャベツの端っこも全部いっしょに、もちろん味の決めてタマネギと人参はわすれません。でもジャガ芋は無し・・・トマトソースで煮込みました。


2008/4/12 土曜日

うどんとお蕎麦のカロリー

Filed under: 料理 — Patra ICHIDA @ 12:24:58

お蕎麦何と,勘違いしてた事がありました。同じグラムで言うとお蕎麦より饂飩の方がカロリーは低いのだそうです。ちょっと錯覚しますよね。というわけで冬中お蕎麦だった我が家、今日の朝はキツネうどん・・朝はまだちょっと寒い部屋の中。腰のあるうどん、おいしいこと・・・きつねうどん太いうどん


2008/4/11 金曜日

まじめは正しいか?

Filed under: 日々雑感 — Patra ICHIDA @ 18:00:34

世界観を狭くしてしまっているような最近の暮らしに、よそのブログを読むことでなるほどな〜一理ある!と頷く事が度々。昨日の猫にかこつけてサラッと書いておいた北尾哲学も、おおまかに言うと、そんな考えもあるのか?という程度のことだ。最近とにかく短く書くので(ほら、素人の文章なのでせめて短く、と思うのだが)、よく意味するところが伝わらない。去年すっかりご無沙汰していたサイトを覗いて又また目からウロコ。さとなおさんの「正しいことを言いだすと、決まって人は悪いことをする」と書かれた文章を読んで頷いた。モノの見方を柔軟にすることがいかに大切か!をこうして長い文章でもきっちり表現できるなんて、流石にプロだ。引用されていた河合隼雄と山本夏彦の言葉・・・時々私も思い浮かべる必要があるな。なぜなら真面目にさえしてればケガが少ないと思いがちだったから・・・度が過ぎては何事も悪になる例を,戦争へと駆り立てられた日本人の国民性、狭量で不寛容、窮屈になりがちを正義を追い求める結果と表現してあった一行に、心底ハっとさせられた。勉強になるな〜。

ところで昨日、母の部屋の天井の周りブチ廻り縁の落ちた個所を直しに来てくださった、我らが心やさしきケアマネジャーさん達。彼等の紹介の業者さんの施工のミスだが,職人を頼むまでも無い、とワザワザ両面テープ持参で直しにきてくださった・・・しかし、今朝、もう全部、剥がれ落ちてしまった!と母。重力の法則で言えば天井から両面テープで貼る行為は周りブチ廻り縁の重さで剥がれるに決まっている。そもそも天井の壁紙を貼った際の始末、周りブチ廻り縁を釘止めしてない方がおかしいのだ。せっかくの親切が無駄になり此処でも真面目が正しいとは限らない結果に。壁紙職人を昔の施主のように呼びつけて、なぜ不具合なのか?を当人に確認させ、直させるほうがお互いの成長のため、かえって親切というものだろうに!。素人目に簡単に見えても方法論がすでに間違えているようなことが多すぎる昨今、人々の動きにさえ無駄が多い。親切を無駄というのもしつれいながら、ひんしゅくを買う覚悟で言う、餅屋は餅屋。我々が職人を育てる覚悟で、しっかりとモノの本質をみきわめるべき、ダメなものはダメ。付け焼き刃はどんな世界でも通用しない。


ラスト・フレンズ

Filed under: 感想 — Patra ICHIDA @ 1:45:56

“のだめ”でファンになった上野樹里さん、瑛太さんが出るドラマラスト・フレンズを見ました。宣伝どうり、ちょっと変わった導入です。隠居としては瑛太さんがDV(暴力)を抑えられない恋人役でなくってホッとしたり,上野さんのボーイッシュな立ち振る舞いに拍手したり,たのしめました。何より主人公長澤まさみさん演ずる美知留の母親に賠償美津子さんが出てらしてうれしい。ラブストーリーだけではない、複雑になってしまった社会現象に影響され、深い部分で傷ついていく若者の姿が描かれている。冒頭から波乱を感じさせる主人公の姿。・・・大変そうな生き方がはじまる予感がする。


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