2008/5/31 土曜日

自然には逆らえぬ・・

Filed under: 家族,日々雑感 — patra @ 17:42:09

勤勉な私でも流石に昨日の完徹は響きました。何、猫どもにベッドを占拠されての完徹ではありません。朝までTVで日本の政治に呆れながら起きていたのには理由があるのです。夕べ晩ご飯が終って自室に戻った母、ふつうに、というよりメチャクチャ元気なのですが、ドスンと又音がして転びました。一体今度は何?と内線すると「電気を倹約して躓いた・・・おでこを打った」というのです。ドアの入り口のスイッチをつけずに部屋に入って何かにつまずいたのでしょう。養生シートのせいでいつもより暗いはずの室内です、老人の倹約なんてせいぜい電気をコマ目に消すだけですが、まさか付けないでベッドまで行こうとする母の思考回路に呆れます。「そんな事は2度としない事!それは迷惑でしか無い」と又叱ったわけです。

何かあったらすぐ行動に移そうと寝ずの番でした。何とも無いので朝寝してると姉から電話がかかってきたようです。その受け答えものんびり「何もかわりないわよ〜元気♪」頭にきますね、都合の悪いことは何も報告しない母です。常夜灯の殺菌灯が切れていたのにも原因があるのですがいくら諭してもケロっとして「おでこのコブも消えたから平気よ」睨みつけても効果なしです。フローリングにせず畳を取らずに置いて良かったと思いながらも心配ばかりでうんざりです。

梅雨に突入する勢いの雨にも、空亡の摂理の恐さを改めて感じます。12年に2年間毎の周期で来る私の空亡なのですが、やはり自然の教えは護る価値がありますね。この時期の望は叶い難いを実感。あらためて自分の意志など求めず長期戦覚悟です。天幕と養生シートで建物を包まれて、この暗さ・・。電気をつけっぱなしの2週間だったので老母の気持ちもわかるけど、心配してもしかたないよ、自然が相手だもの。

それでなくとも暗いのに 電気つけても暗い


ベッドを占拠

Filed under: ネコ — patra @ 1:55:25

なかよし内緒ばなし?ぷい

又悪い癖夜更かししてるよpatra・・・ネ、うん。

真ん中でゆっくりできるから良いか・・・うん。


2008/5/30 金曜日

嘆息しつつ・・

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 18:27:05

豚生姜焼きお昼にお肉

この天気の悪さは前代未聞、とっくに仕上がっているか?と思ったと来る人毎に言われる。通路までビニールの養生シートが貼られドア等はテープをはがさなければ中から開かない、といった状態で半月過ぎてしまった。しかたない。お昼に降りてくるはずの母が降りてこないので、ちょいと苛ついて内線したら、なんと朝お風呂に入った後の消毒が遅れ、まだ看護師さんが処置していたそうだ・・・ギャ、私の尖った声を聞かれてしもうた!お昼過ぎているのにかえって恐縮、変だと思った。いつもならピタっと12時には降りてくるのでお豆腐のみそ汁もご飯もよそってしまい、結局冷めた。
久しぶりに黒豚ロースを生姜焼き・・タマネギを一緒に、貝割れの刻んだのを色みに散らす。好評。
金曜は朝から母はお風呂、消毒、ごはん。ヘルパーさんが午後から掃除、洗濯、買い物、その後私の足のリンパマッサージに違う看護師さんがきてくれます。
めいっぱいないそがしさ・・・ちょうどNHKの星新一ショートショートが再放送なのでご一緒に見ながら治療していただく・・・「いい味ですね〜、かわいい」と好評で嬉しかった。1週間はいつもアっと言う間・・
お昼が重かったので夜はお茶ズケくらい・・・


今日も午後3時45分から・・

Filed under: 友人,感想 — patra @ 9:00:00

5/30日再放送がNHK総合で3時45分か3分ちょっと・・再放送されます。短いのですがアニメーションの大変な根気仕事をボッコちゃんそっくりなミカさんがコツコツと作っている姿が重なります。

脆く壊れそうな世界が、作家の個性と良く似合って表現できていたと思いました。

月の光 ボッコちゃん奇麗な画像です、音楽もミカさんのピアノの演奏でした。

深く考えないまま静かに味わう作品かな・・

少女と紳士 育てる紳士少女を大事に育てる老紳士のお顔、微妙に星新一になってます。

突然の別れ・・いったい何が起きたのでしょう、執事の視線の奥にドアが・・・ 続きを読む…


ラストフレンズ

Filed under: 感想 — patra @ 0:10:38

瑛太君このドラマはちょっと趣きが変わっているのだが、登場人物、夫々の悩みが現代を投影してて面白い。役者もそれぞれがはまり役、脚本もいい。DVを受ける女性がいかにもそんなタイプに描けているし。じれったいくらいどんくさい女性を上手に演じている長澤まさみさんは好演。そこに幼少時の記憶から女性嫌いになったタケル(瑛太)が絡む事で性同一障害になやむ瑠可(上野樹里)の悩みを浮き彫りにしてゆく・・。この優しいタケルを演じている瑛太さん、すごく空気を演じるのがうまい。大昔のジェームス・ディーンのようなタイプ。のど仏まで演技しているのか、せつなく痛い苦しい胸騒ぎの表情がさして作っていないのにこちら側に伝わってくる。いい役者だな〜

今週は引っ越ししてしまう瑠可を全力疾走で追いかける姿、演技をこえてすごい走りかたに感激。

予告編で見た階段から転がり落ちるシーンも,本当に落っこちているように見えてドキ!若さだけじゃない演技も見てゆきたいので長生きしてほしいから危険なシーンは嫌だな、なんて老婆心に思ったりしながら・・・。寒さが又ぶりかえしたのかしら・・・今日のノルマを果たせないままサボっちゃった日。


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