2009/2/6 金曜日

前に進むためにも捨てる

Filed under: 日々雑感 — patra @ 18:39:39

黴びて折れた脚のココ人形昔、ほぼ十年前にサイトを始めた頃のネットフレンドに愛猫、今は亡きココにゃんの粘土細工のお人形を作っていただいた。

全然似てなかったけれど,ありがたく何時も事務所のカウンターにちょこんと飾って大事にしてたつもりでした。昨日手伝ってもらってカウンターの小物や写真立てを整理していたらこのココにゃんが黴びだらけ、おまけに脚も折れシッポも取れてしまっていたのを発見。ココにゃんが亡くなってからでも7年目、もう紙粘土のお人形の寿命でしょうか?脚折れてしまっていたのを気がつかず悪いことをしてしまった。乾いた布巾で拭いても、もう黴びも落とせないので処分することにしココにゃんのお墓の土に戻すことにきめました・・・ごめんなさい。

古いアンティークの小物も思い切って整理するつもりでもどれももう手にはいらないホウローのキッチングッズばかり、出したりしまったり処分できない。

ヘルパーさんが「でも荷物が多すぎですよ」に溜息ばかりついてました。ドライフラワーになった花束

姉のくれたお花、こんなに奇麗にドライフラワーになったのを見るとこれも無下に捨てられず、自分の性格の思い切りの悪さをつくずく実感したのです。でもお花が枯れても奇麗な色になるのを見ると少なからず色褪せるまで、と躊躇してしまう私。


2009/2/5 木曜日

悩む

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 18:50:20

住宅改修のプロ高住研の人に見てもらっても我が家の立地は簡単に外と家の段差を改修できないらしい。難しいと口を揃える。が,私の中では必ず突破口があるはずと信じているのだが一つ解ったことは健常者の方が臆病だ!ということ。

トイレに追加した手摺、呆れたことに地下鉄やビルに使うほどの太さで狭い我が家のトイレにまるで違和感がある代物だった。既存と同じ物でいいですよ、と伝えてあったのでまさかあんなに太くごついのが付くとは考えもしなかった。気の良い職人さんは全体重が係る・・・を鵜呑みにしまるで小錦でも大丈夫!!という頑丈な手摺にしてくれたのです。よろけて頭でもぶつけたら反対に頭が壊れる頑丈さに呆れ笑いもでません。

事務所の段差設計も靴幅最低30センチを確保しないと、と申します。広ければね、それもあり得るけれど狭い 事務所に家具が邪魔して90センチの奥行きはきつい。

今までの階段を計ってみたら26センチくらいだった。普通の住宅はこんな感じですから。 大男の踵が少しはみ出るサイズですが。踊り場から下へ10センチを3段、奥行き27センチで三角に設置する案を私がやっとはじき出し84センチ内で収めてもらうことにする。

建前ばかりでは物事は前に進まない、3センチ少ない幅を常に注意すれば済むことだ。いつも思うことだが福祉や病院関連の人の言葉ばかりを聞いていると人生は暗くなる。人間の可能性を信じ指導出来る本当のプロフェッショナルがこの分野にもっと出て欲しいものだ。


2009/2/4 水曜日

いっしょに学ぼう

Filed under: 日々雑感, — patra @ 19:21:07

ガーベラとチュウリップとお花のある生活

チュウリップとガーベラは解っても見覚えあるが名前を知らない、って良くありますね。花屋に行けない私は、でも花の無い人生なんて考えられません。ヘルパーさんにお願いし大体のイメージをつたえ買ってきてもらうのですが

今日、嬉しい事に、ヘルパーさんが私の好きな花を買ってきてくれて尚お花やさんに名前を書いてもらって来てくれました。白い小さいカモミールと思っていた花、アトリカヤという種類のシングルペグモ・・・舌を噛みそうな名前だった。アトリカヤ・シングルペグモスプレー菊 フロッギー

お隣の緑色のボンボン菊と勝手に呼んでいた花はスプレー菊のフロッギーだそうです。

ほんの小さな優しさで名前をメモしてきてくださったお陰で博識になれました。うれしかったです。いっしょに覚えていきましょう。

今日、いつもの大工さんが来て手摺などの追加をして倒れてばかりいた竹の衝立をしっかりと壁に打ち付けてくれました。 もちろん風吹ジュンさんのアイデア、洗面台の下にカーテンレールも付けていただけた。すこしずつのペースですがより安全、快適へ・・・

バーは邪魔な家具が多すぎでしかし悩むな〜想い出を捨てるのがこんなに辛いとは・・・勇気を持って大整理しないと。


2009/2/3 火曜日

節分の恵方巻き

Filed under: 時代 — patra @ 17:33:41

恵方巻きcimg9734.JPG

節分の豆巻きをしないかわりに、仏壇におそなえしました。

便利、この恵方巻き、関東には無かった風習ですが今はどのお店でも予約しておけば手にはいります。

厄落としでも部屋中お豆さんが散乱するのも困るので、この恵方巻きが流行るようになったのかな? 吉方位に向かって黙って丸かじり?

我が家は老人なので、ただお供えしたあと切って お八つに・・・・切ったらご利益は無いけれど、鰯の頭も信心の気は心。

おまけのお茶がついてきましたが色不気味、味も最悪、何だかな〜(笑)


村松謙一さん

Filed under: 人物 — patra @ 2:58:36

プロフェッショナルの再放送の再放送を運よくみることができた。2007年の放送らしいが、こんな素晴らしい人が日本の倒産した会社の企業再生弁護士として活躍していたのか!を知り感動した。その人は深い哀しみ(愛娘をたった15才で病気で失う、依頼者の社長さんの自殺等)という過去を持つ方で司会の茂木さんの 日記でも触れているが暖かさが滲み出るお顔だ。ただ街を歩いていらっしゃる時のお顔には穏やかさと共に深い哀しみも見えてしまう。困難な仕事の最中、取り出して静に見入るロケットにはお嬢さんの写真が入れてあり「必ず娘が護ってくれる気がする」と小さく笑った。「困り弱り切って頼りきって来た人を守り切る!という強い使命感」とご自分のプロフェッショナルの信念を語ってらしたがまるでやさしい小児科医のような笑顔でした。強く優しく無我でなければ人を助けられるものでは無い。哀しみの深さから辿り着いた村松さんの心境が尊すぎて泣けました。


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