石垣島のラー油
辛いものは苦手なんだけど息子たちから中々手に入らず何ヶ月も待つというラ−油を頂いた。
さて、どんな料理に使ったら良いのかしらん。二人が留守の夜、お試しにいつものうっとり印の鶏のこんがり焼きにかけてみたら、ドバっとかかってしまった。 恐い。ところが香りが良くてバカ辛くない良い風味だった。成る程。
辛いものは苦手なんだけど息子たちから中々手に入らず何ヶ月も待つというラ−油を頂いた。
さて、どんな料理に使ったら良いのかしらん。二人が留守の夜、お試しにいつものうっとり印の鶏のこんがり焼きにかけてみたら、ドバっとかかってしまった。 恐い。ところが香りが良くてバカ辛くない良い風味だった。成る程。
今回の滞在も後数日になり、歳かな〜と思うことは別れがちょっと寂しい。お好み茶漬けにしたら、え、大丈夫?というくらい二人共お代わりしてました。我が家の定番の味。鶏と鰹節の出しのきいたスープで食べますからお茶づけとは言わないかもね。
息子は仕事で帰ったのにも拘らず家の裏の工事の件で何日も煩わされてほんとに苦しそうだった。
申し訳ないと思う・・・昨日は振動でガラス戸棚の中の茶碗が落ちて欠けたし、棚からアンデスの塩の壜も落ちるしで毎日が落ち着かない有様。我が家の敷地に裏のビルの倉庫だったコンクリートが流れこんで固まっていたらしく、ユンボだと家が壊れる危険があるので手動の器械で壊す作業でも一々響いて大変なのです。大事な私のコレクションの古い30年代のグラス類を日通に預けることにしましたが普段使いも古い食器なので不安です。
一昨日、外の玄関に放置されていたトランクの中はこんなに可愛いピクニック用のお宝が入っていたのです。
1920〜30年代のベークライトのコップや取り皿、ナイフやスプーンが皮のベルトに納まるように出来ています。
銀色の蓋つきお弁当入れもしっかりとした出来で中身がこぼれないぴったりとした仕掛けの蓋です。そして水やワインを入れる瓶の蓋もコルクがきっちりと緩みがなく、ガラス瓶は手噴きガラスで転がらないように四角い瓶です。しかも割れないようにタコ糸のような丈夫な糸で編んだ袋に丁寧に入っています。
自動車が出始めた頃の優雅なピクニック用トランクだったのです。ギャツビーやリンドバーグの時代を想像してしまいます。優雅な気分に浸れるものです。
埃だらけだったので奇麗に拭いてから、普段用に使っていたお皿も皮のベルト に収め、今度は大事に仕舞いました。スプーンが1本しかみあたりませんでしたので分散させてはかわいそうなので・・・・。こんな時代の愛情のこもった生活道具に心惹かれてしまうのです。救出できてよかった。
こんなにも人は当てにならないのか?と失望した夜でした。
まさか床をバリア−フリーにした工事の時に外に出した荷物、ブーツやピクニック用アンティークトランク。私のガウンのはいった袋などが3ヶ月も玄関脇に野ざらしで放置してあったなんて・・・気絶するくらい驚いた。
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