2009/8/17 月曜日

人生はふしぎ色

Filed under: 家族 — patra @ 14:27:31

ルドン色の空なんですって!澄み切った蒼です。モンパルナスといえばモジリアニが住んでいた所。ル・ドームには、ピカソやサルトル、往年のカメラマン、キャパが通ったと聞いて早速ミーハーぶりを発揮、出向いてドキドキししながら初めて生フォアグラを注文したものです。息子はまだ結婚もしていない23才。あれから22年も歳月が過ぎてこの青空の下を郵便局へお使いに行くお嫁のフミちゃんと息子たちが暮らすことになるなんて人生は不思議色そのもの。

DVDが届きましたよ〜と私信。CIMG2896育てることが好きな私、今年もサツマ芋の葉っぱを芽ぶかせました。お盆に飾ったお芋さんの馬から小さい可愛い芽が・・・半分はこの間、美味しく煮てたべちゃった。果たしてちゃんと芽が出てくれました。


しがみつかない生き方

Filed under: 人物,料理,時代 — patra @ 1:52:15

CIMG2884CIMG2889CIMG2890ま、ランプステーキだけど久しぶりに付け合わせを凝って夏の送り火としました。一番好きな部位の肩ロースは手に入らなかったので味薄いステーキ。そうだろうと思ったので九条ネギと舞茸のバタ−ソースで味付け補強・・・いけました。
ビジネスブックマラソンの土井英司さんのメルマガのタイトルがちょっと興味があったのですが香山リカさんvs勝間和代?「しがみつかない生き方」何か凄いタイトル!と思って食後メルマガを読んでみた。著者の精神科医の香山さんはTVで良く見るので知っていたが,サブタイトルの勝間和代を目指さない、という勝間和代が解らない?はっきり名指しされているのにサッパリ…誰?早速検索してみて納得。あぁ最近の産経新聞にもコラムを書いていた凄い人。戦略という言葉をさかんに使う若いしかも美人の経済評論家だった。名前を覚えないのも程があるわたし。

香山さんの今回、出された本は一人勝ちだけが価値じゃない・・てな事を精神分析の立場から書いているらしい。で、その名指しの勝間和代さんのサイトで瞬間力テストなんかしちゃいました。高得点なので思わず笑ちゃいました。どちらの著者も人生のほんの途上の若さ。体力,気力充実なんだろうな。いわゆるHow to本では修まり切らない複雑な綾錦のような緞帳をしあげるには個々のやり方で指先に血を滲ませる努力と時間がかかるわけだが、あと20年後の対決も楽しみ。でももう見ることはないからどちらも読む必要はないけどね・・・


2009/8/16 日曜日

レス・ポールとメリ−・フォード

Filed under: 人物,時代 — patra @ 3:05:55

このサウンドを聞くと、進駐軍放送をワクワクしながら聴いていた小・中学生頃を思い出します。私の父はギターを上手に弾く人だったけれどラテンやフラメンコが得意だったのでこのレスとメリーのエコーのかかった甘い声とギターのハーモ二ーが素晴らしい魔法なサウンドがラジオから流れると「これ、これを弾いて!この音が良い!」と良くねだったものです。レス・ポールの早弾きが難しいといってましたが、いま思うとテープを使って多重録音したような演奏のエレキギターと歌だったのですね。リステリン提供の二人の番組だったのでしょうか.良き時代の良い音楽シーン。2、3日前,新聞で彼が94才で亡くなったと知りました。お爺さんになるまで演奏してたそうですが「レスポール」というギターの開発者としての方が有名ですね。.私の音の原典はこの二人かもしれません。つい口ずさんでしまいます。深夜、ヴァイア・コンディオスも良くラジオから流れていました。メリーの歌はハミングするパートも何度も重ねて録音し唄っているのでしょうが子供の頃は魔法の声のように思ったものです。


2009/8/15 土曜日

カレーとホタテサラダと

Filed under: 家族,料理 — patra @ 21:11:35

CIMG2850CIMG2838CIMG2840もう我々世代は充分に戦争の苦しさは味わい尽くしたので、終戦記念日は粗末なすいとんで堪え難きを耐え、忍びがたきを忍ぶのは、もう卒業にしました。もう後何年,母と2人きりで食卓に向き合えるかも分らないのです。ヒヨコ豆入りスープにホウレン草の茹でてみじん切りにしたのと、ホタテとタコと胡瓜揉みサラダに使った香草の茎を細かく切って入れエスニックなカレーにしてみる。辛いチェリソーも焼いて添えほんの少しだけご飯を盛って。母のブームな心太も。「おいしい、」を連発する母は、何度も書くが戦時中は食べ物を手にいれるのに苦労したのです。買い出しから浜の地引網のお手伝いまでして、弱い夫や私達姉妹に鰯やお芋を運んでくれたのですから今は恩返しのつもり・・・で沢山食べて欲しいと思いながら、今の所、胃の調子がよいのがありがたい。目を輝かせながら食卓に向い迷い箸をする姿をみながら「こら、行儀が悪いよ」と叱ったりもする。ごめんね・・・と誰にともなく詫びながら。この飽食の日本の姿は我々や母世代の食糧難時代の後遺症、餓えの記憶の反動なんだろうな〜。少し気恥ずかしいけど脅迫観念のように食材を冷蔵庫に詰め込んでしまう私です。


天窓から微かに陽射し

Filed under: 日々雑感, — patra @ 13:08:43

8月15日

8月15日

CIMG2872天井のランプをつけないと暗い1階の部屋に朝だけ少し光りが天窓から差し込みます。
午前中に来てくださったヘルパーさん「松坂屋でお天婦羅を買ってきますよ♪そのつもりで来ましたから」この所、ずうと母が天丼のことばかり言っているのを報告されていたのでしょう.チーフヘルパーさんがニコニコと母に声かけてくれました。では、と私お蕎麦を茹で天つゆのダシをかつ節で取ったり,九条ネギを切ったりして待機・・・。ドラマ「任侠ヘルパー」じゃない我家に来てくださるのは「気配り人情ヘルパー」さんです。「おくりびと」を再びWOWOWで・・・


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