2009/8/27 木曜日

八ヶ岳のトウモロコシ

Filed under: 家族,料理 — patra @ 21:37:08

CIMG3190CIMG3193CIMG3195CIMG3201八ヶ岳で静養してる姉夫婦からトウモロコシとネクタリンや甘いトマトが届いた。キャベツを食べる日なのでヒレの一口カツにご飯のかわりにトウモロコシをパピヨットで蒸す。3等分するのに苦労、かたくて包丁で切るのに往生します(手の力も大分弱くなってます)・・・切れ目を入れてからヤットコサ!と折る。パピヨットに入れて水分を少々振り入れてレンジで6分。甘くてうれしくなっちゃう。苦手のキャベツの千切りも,整形の先生の往診後,早めに丁寧に切る。生キャベツは大好きだけど時間が無い時は,切るのが面倒…夕方まで水に晒し、パセリの微塵切りと混ぜる。これ私は好きなんだけど・・・驚いた事に母はトウモロコシもアボカドもキャベツも大喜びで全部食べました。胃は今の所何とも無く,調子も良いみたいで「キャベツの味が良い・・トウモロコシが甘い」と一粒一粒指で外しては口に入れてます。新鮮な野菜はたぶん身体が欲するのかな。食べられる幸せと共にシャキシャキとふたりでウサギさんのようにキャベツを噛みしめます。

今夜もNHK教育TV、陽水さんの最終回。


焼そばが好かれるのは

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 9:56:24

CIMG3132CIMG3131CIMG3135たぶん何をいれてもそれなりに美味しくできるからだろうな〜。茄子とキャベツとニラとニンニク芽。竹輪。これだけなのに「何、このうまさ」ザっと野菜を炒めてから日本酒で蒸しました。中華だしの素とソース味で仕上げ。日本のソースは偉い!


ぬらりひょん

Filed under: 人物,時代 — patra @ 1:55:15

CIMG3143CIMG3164CIMG3183つかみどころが無い人、でもやっぱり底に流れているのは「はにかみ」かな〜CIMG3184驚いたのは伊丹十三さんの「お葬式」にチョイ役で良いから!と出させてもらったそうです。郵便配達員。時代,時代に伊丹さんがあらゆる所に影響を与えているのはジョン・レノンと一緒で面白い。私の友人も伊丹映画のチョイ役レギュラーだった。役者じゃ全く無い人だったけど叫ぶだけ・・・実にシーンには嵌っていたのでキャスティングの妙に感心したものだけど、郵便配達員にしか見えない陽水さんも選んだ伊丹さんも遊び心がとぼけてます。すごいや。


2009/8/26 水曜日

ジャスト・フィットな時代

Filed under: 人物,時代 — patra @ 2:11:40

CIMG3125CIMG3112CIMG3120CIMG3114ジョン・レノンが亡くなったのが80年の12月だったと昨日の陽水さんのTVでもう一度,あらためて知り感慨ふかい。なんと時間が過ぎたことか?例外無く彼に最も影響を与えたレノン。その声を分析する陽水さんの想像力逞しい感性が、優れた作詞につながるのだろう。陽水さんの転機となる41才の作品「最後のニュース」は筑紫哲也氏のオファーだった事等、陽水さんの周りには並み外れた大人との出会いが沢山ある。その筑紫さんが・・・豪毅な印象だったとは嬉しい。豪毅と優しいは私にはイコールしてるので。「最後のニュース」を感慨深く聴きました。青年から大人、自分自身を育てるために敢えて自分から大人の懐に飛び込んでいく,青年陽水さんの斜め感・・・この感覚は男子特有かもしれないが男子には良き手本も悪しき手本も大人の男が必要なのだ。なにもかもど真ん中の時代、友人が陽水さんと近かったのにその同じ時代に居たのにも拘らず70年80年代はあまり陽水さんを聴いたことがなかった。勿体ないことだった。,教育TVで今夜も明日も続きます。


2009/8/25 火曜日

運命のライバル,玲瓏と無心

Filed under: 人物,時代 — patra @ 22:12:34

CIMG3103CIMG3104CIMG3099CIMG3100子供の頃,小学6年生の私はクラスから浮いていた。友達も少ない少女だった。それは4年生で転校生し5年生の時,足の手術で半年,学校を休めば無理も無い。しかも相当にませていたので,その頃の理想の人が棋士だった。そんな小学生はどこにもいない。忘れていたそんな事を昨日のプロフェッショナルで棋士同士,幼い頃よりライバルだった羽生と森谷の名人戦を見ていて思い出す。そう、孤独な闘いをつづけながら成長してゆく男が理想だったのだ。ジっと陰で息ひそめて支え美味しい物を作って待つ古風な女性。思い切り見た目とちがう私(笑)
天才の名を欲しいままにしていた羽生を破った同期の森谷が無心の精進ならば、無冠になっても諦めずに精進した羽生を支えた言葉は玲瓏。どちらも凄い。このおそろしいほどの孤独な闘いをする男達が魅せられる将棋の世界とは尋常ならぬ精神性の世界なのだ。森谷に破れ1度は挫折した羽生の言葉「メンタルな部分は年令をかさねる程つよく育つ」に頷く。うらはらに勝機を察知した瞬間に手がふるえる羽生をみるにつけ、総て飲み込んで耐え、研鑽しつくして来た時間を,長き執念を思うと感動する。破れた森谷の無心もさらに続くだろう。良きライバルが居る時代に生きる大切さを見ました。
一方,幼いながらの理想像を把握していたマセ子な私は、つまり.精神性をどんな逆境においても1番に位置づけて鍛錬しつづける人物が好きだったのだ。


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