2004/10/18 月曜日

みそ豆

Filed under: 料理 — patra @ 2:57:58

浅草の麻鳥の釜飯がお土産に届いたので喜んで蓋を開けたら、ガクッ!
普段と変わりばえしない鮭だった。年柄年中、鮭は普段に食べているものだから、いくら好きでもね〜と内心思わぬでもないが、ご飯の味付けは丁度良く、おこげが程よく、香りも美味でした。ここは炭火で焼く地鶏の焼き鳥がおいしいところ。今なら松茸かな?とひそかに期待したのに考えが甘かったか、くいしんぼうな私です。

麦とろ」のお土産、醤油につけて焼いた柔らかいトロロ入りのぬれカキ餅「三代目」もあったので、一緒に頂く。これはここ十年で浅草名物となった優れもの・・・ビールにも合います。

「浅草」・・と書かれた小誌が釜飯の風呂敷に入っていたので見てみるとホームページを持っている店が沢山有るのに驚いた。反対に老舗でもサイトを持たぬ店は埋没してしまうのかな?もうこんなにネットが社会に浸透して来ているのだな〜と興味を持って、大昔好きだった店を探してみたらあったので嬉しかった。「初小川」は小さいお店でも浅草っ子には超有名店だ。辛口のタレの鰻。お神輿好きの女将。今は亡き先代の絵も有名、ここのお汁は絶品だった。
ここの酒のおつまみにみそ豆・・・が有名だった。まだあるかしら?これは何もお味噌で豆を煮るのではない、大豆を1晩水に漬けておき、翌朝コトコト柔らかく煮ただけの豆の事です。味つけは何もなし!。これに溶き和芥子と刻み葱、醤油をお好みでかけて酒のつまみにするんですよ、質素だけど旨いのよね、これが。
鰻屋では腹が膨れるほどつまみを頼むのは野暮、あとで美味しく鰻を食べるには煮豆くらいで酒を飲むのが粋。ちなみに池波正太郎さんは、焼き上がりを待つ間、漬け物だけでお酒を召し上がるそうですね。

江戸庶民の昔からの食べ物。家の殿老人等、味噌豆が食卓にあると暫くご機嫌です。
今なら電子レンジか圧力鍋で短時間で煮上がるけど、昔、石炭ストーブや石油ストーブが出始めると「おい、みそ豆を煮ろよ!」と言い付かり大鍋に時々水を注すのが私の役目でした。
飽きる寸前に食卓から下げ、昆布の細切りを煮ておいてた物と一緒に昆布豆にしたり、冷凍しておいて人参、牛蒡、コンニャク、蓮などと一緒に五目煮にします。ご先祖からのレシピです。ここに江戸前守っていなさる初小川の女将さんとみそ豆のレポ発見

願わくば、盛り付ける方法を吟味してほしいな〜〜あまりにも食欲をなくす盛りつけでした。
みそ豆がかわいそう。気取らなくてもいいけど器との相性も命だと思う。

みそ豆の味は今大流行の「テンペ」に似た素朴な豆の香りが引き立つ健康食、納豆より、テンペより、このみそ豆の方が、遥かに私は好きなんですが・・・復活してほしい食べ方です。湯気のたつ煮えばなを箸先きでつまむ乙なこと。

  1. みそ豆は煮ているうちに甘味が増しグルテンで煮汁がトロっとなったものを
    一緒に小鉢に入れます。汁を多めがコツ。自然の豆の味が最高に美味しい。

    三角に切った薄きりコンニャクを胡麻油で炒め醤油と七味唐辛子で仕上げた突き出しも鰻を待つあいだに初小川では出ていましたね。

    家では白滝を湯がいて臭みを取ったあと、適当に切ってフライパンで上記のように
    炒めます。お醤油と葱を微塵にして入れ七味、あるいは、鷹の爪を輪切にタネ抜いて、これ最高に美味しい。ほんの少し
    味も素入れます。太らない。

    昆布茶は隠し味に良い風味をそえてくれます。洋風でも和風でも、塩味の分、醤油を減らすので色が関西風に・・

    白醤油よりまろやかな風味がでます。

    Comment by 料理指南。 — 2004/10/19 火曜日 @ 3:34:22

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