2004/9/15 水曜日

家訓、ヒゲ、取るべし

Filed under: 家族 — patra @ 4:51:00

table_2朝、起きてきた母と遠藤周作先生のお話を楽しくする。母も実際の先生にお目にかかっているのです。実物が写真より遥かにダンディだった殿方、やっぱり心掛けが違うわね、と目出たく意見が一致。
とにかく、ありがたい事に我が家では得手不得手を一致協力する風潮があるのでこの先も最後のさいごまで、きっと上手くいくにちがいない!とお互いに結論をだす。

母は外へ落ち葉を掃きに、その間私が台所兼茶の間兼居間を、轟々と煩い大きな掃除機でお掃除。今日はへルパーさんの見える日です。

老人2人の部屋のお掃除と、時間が余ったら買い物をして下さるので、急いでメモを書いておき、私は邪魔しないように留守番を預る3階へ掃除とお水やりに・・・

昼過ぎに降りてくると、お惣菜の事で殿老人が文句タラタラ・・・何だろう?と聞き耳たてたら「モヤシ」についてだった。つまり、モヤシのヒゲを取っていない!と文句なのです。
とっくの昔に私は父に「もやし」を出すのを止めています。だって、いちいち取るのですよ!ヒゲ!根っこをば、いちいち(気絶)。もちろん母は全くヒゲをとりません。「料理屋じゃないんだから、ねぇ」とこんな時だけは気があいます。すると殿老人は「家庭婦人だからこそ時間があるだろう、バカTVを見てる間にヒゲ、ヒゲを取るなんぞ、雑作もない・・・不精なやつだ。」と仰る。プイ、と2階へお帰りだ。
たしかにヒゲを取った「もやし」は絶対に旨いしね。溜め息をつく新旧老女ふたり。いささか家事労働に飽きがきています。
「よし、悔しいから今度こそヒゲ取ってみる!」と腕をまくりながら「見てなさい、明日の味噌汁!」と母が息巻いた。え、今日のモヤシ炒めに明日の味噌汁?なんか、それは絶対に喜ばれっこないよ、と思う私。「いいの、いいの、私が素直だ!てとこ見せるんだもん!」・・・「!?」老人ふたりの元気の素は此の辺の意地の張り合いにあるぞ。

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