2004/8/21 土曜日

Taro is meeting Coco in heaven.

Filed under: 友人 タグ: — patra @ 16:49:01

昨日の夜中、セントルイスの順子さんから2通、たてつづけにメールが入っていたので
スワ!とばかり開くと、アァ、順子さんの十数年連れそった相棒、犬のタローの訃報だった。眠るように逝きました!と。Windy Ladyさんのインコのチーちゃんや家のココにゃんと、Kazzさんとこのクロちゃんがきっと
天国の入り口で小さい白い手を広げて歓迎したと思うよ、と励ましのメールを出す。
何にしても大切なパートナーの犬君や猫君の死はどうしても胸に深く突き刺さるから慰めの言葉、とても辛い。時間の時薬が早く効きますように・・・と一心に祈っています。


シベリアを活ける

Filed under: 日々雑感 — patra @ 0:12:41

花の水を取り替えるとき、毎回茎を丁寧に洗っても夏のお花は保って12日くらいが限度です。いつもなら月曜日に頼む花、明日の息子達のお客様用にシベリアを4本頼んで届けていただく。カサブランカより小振りな花ですが、匂いが強いから夏向き、しかも今はお安いのでもたない夏はこれで我慢。
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2004/8/20 金曜日

自分への覚悟としても

Filed under: 仕事 — patra @ 1:23:21

ぶりかえす暑さというのは実に堪えるもので昨日は朝1、2時間しか眠れずにダルサで起きてしまう。

新聞を開き何となく訃報欄に目をやる癖は最近の習性になってしまったのが哀しい。ぼんやりとだが毎朝チェックする年代に来てしまったのだ。すると、遂に親しくお仕事を御一緒したCMディレクターの先輩の名前を発見してしまったからショック!同年代の64歳、働き盛りの死因は脳硬塞・・・。目眩ばかり多い私の最も畏れている死因だった。
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2004/8/19 木曜日

お待たせ15分。

Filed under: 料理 — patra @ 0:00:33

ラストスケジュールが決まったので時間がもうないのかフミちゃんが急遽、実家へ帰ったので息子が予期せず夕食に寄った。さて、あり合わせは?と冷蔵庫を覗く。ご飯が少なめだったので
細〜〜く切ったピーマンを一袋分、入れたチャーハン(塩、胡椒を効かせ)、緑色が綺麗で食欲をそそる出来上がり。鰻入り玉子焼きをお婆ちゃんが作ってくれていたので半分こして、海老フライを冷凍庫から出しレンジへ、キャベツの千切り、茄子の油味噌炒め、茹でブロッコリーなどを迅速特急で出すと
「しかし、早いね〜patraは、食事のしたくが・・・」と笑われた。これは、怪我の功名かも・・・とにかく吾が母は家事が苦手だったので、子供の頃はいつもお腹が空いていた記憶があるのだ。脅迫観念のようにスピード命のごはん作りと相成りました。
「ピーマンピラフ、歯ごたえがあっていけるよ」もう気合いだけのインチキメニュウから
雲丹とニンニク芽のスパゲッティーとかワカメとトマトのミスマッチ.スープとかチキンのアーモンド焼きとかが生まれたのだった。必要は発明の母、なのね。

尤もスピード料理力が付いたのは、息子の中学時代、東大の学生さんにごはんをお出しして家庭教師代をお安くしてもらって居た頃かな。


2004/8/18 水曜日

愛の連携作業

Filed under: 家族 — patra @ 2:52:24

仕事の原稿が届かずヒョイと空いた時間に、息子とフミちゃんが東急ハンズで材料を購入し、私の為にある工作をしてくれました。いつも思うのだが、二人のやり取りを側でみていると心が洗われるから凄い。
まずお互いの会話の声音が非常に優しい。無駄口が全くない。動作も優しい。夫唱婦随で、やり直しが起きても何度でも根気よく「こうかね?大丈夫、真直ぐになってる?ありがとう、じゃ押さえていてね」「あ、曲がってます」「これでどう?」「はい、大丈夫です」と
穏やかに楽しそうにトイレ用便座の座高を高くするカポックを熱線ドリルで切り取って行く。フミちゃんは完璧に助手としてKyoの手足になって微調整を繰り返しながら作業をしてゆくさまが流れるようで・・・実に見事なのだ。
「すまないなぁ〜、悪いなぁ」と言いつつ見愡れてしまう私なのだ。

実はウオシュレットがあると、便座の高さを加える既製品の補強用具が使用できない為に工夫してくれているのだ。TOTOの電気仕掛けの上がり下がりする便器にすれば何の問題もないのだが、1階のトイレは猫ちゃんトイレと共用なのでこれ以上狭くはできない。老人も使うので手すりはあるが、それでも冬になると身体が強ばって立ち上がりが苦労なのでちょいと煉瓦大のカポックを買って来て!、と間に合わせに頼んだつもりが、本格的な工作にしてくれたのです。

「動いて、転んだら危ないからね」と言いながら・・・もちろん出来上がった立ち上がりに便利で見事な便座も嬉しいけれど、二人の穏やかで優しい共同作業を眺める事が出来た事の方が一層、嬉しいのです。フミちゃんのパリでの内助、さぞ素晴らしいにちがいない、と確信し胸が熱くなったからです。
尊いものを見せてもらったような夜。


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