出番なし
家族が二人になった途端に圧力鍋で作るお惣菜は量が多過ぎて往生します。
冬までしまう事になりそう。
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「朝まで生テレビ」を見ていると何時もテーマから逸れてしまうコメンテータ達と田原総一郎さんの司会者としての暴走ぶりが気になって、あぁ見て損した!と思うのだが昨夜は、テーマが、この間の中国での反日デモについてだったので..解らない、知らないでは済まされない問題だろうと頑張って起きていた。
暴走するようなデモに至った発端を見聞すると、日本の国連加盟について、アナン氏がうっかり口を滑らした所の常任理事国入り、アメリカ在住の一千万中国人達から猛然と反対の声があがりインターネットやタブロイド紙への書き込みが始り遂に連鎖反応のような集団熱狂へと広がっていった!という事のようだ。その理由が戦争に負けた日本が常任理事国入りするのはおかしい。同じアジアを侵略した日本人を今一つ信用できない。軍国主義の再来じゃないか、その証拠に戦犯の眠る靖国神社へ国の総理が参るのは反省していないからだ!が主旨らしい。「西瓜を捨てて胡麻を拾おうとしてる日本」という声が中国のジャーナリストから出たが同じ言葉を中国へも言いたい。
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4/27日の『課外授業ようこそ先輩』を見て驚いたのは67才の荒川修作の若さと自信。これは授業を受けた子供達が口々に言う感想だった。
水平な所が全く無い、人を不安定にする公園、養老天命反転地や過激な家天命反転住宅の作者である荒川が子供たちにどんな授業をするのか?と興味をもって画面を見ていたが、まず不安定な岩場に、女子をよじ登らせ、四つん這いを体感させる事から「身体の新しい使い方」を考えさせるという展開だった。
「滑って転ぶってどう言うことか、重心を崩すと言う事は外に僕が出ていっちゃう事!解る?」と何度も斜面をかけ降りてみせる荒川。
普通に考える安全性とは・・・本来持っていた人間の皮膚や筋肉を萎縮させている事だ!と気がつかせる話から始り、狭くて真っ暗で凸凹な通路を歩く体験をさせたり、足の裏のでこぼこを、各自に触らせ自覚させる辺りから、ボンヤリとしていた子供達の表情が俄然、輝き活気づいて来る。
「君の身体が腐らないための家」
「不可能な事を可能だ!と言った人が天才!」
荒川は次週までに子供達にある宿題を出した。次ぎに会う場所志段味循環住宅で再会するまでに、それぞれのグループが作った作品を持ち寄ることにさせたのだ。
「段差だらけの住み難い家、住み難いから気になる」「長い目でみたら遥かにこっちの方が健康ですよ」
という彼の言葉は極端だけど一理ある。
今だにバリアフリーじゃない我が家の階段や段差を踏み締め踏み締め、用心深く歩くことで惚けもなく92才で逝った老人や障害があっても何とか動ける私の日常を考えても、多少の不便は人の進化に最低限必要なのかもしれないと考えるからだ。そこを気づかせる方法論として荒川は過激な家、哲学する家を創ってみせているのではあるまいか。
「ここは大きな意味で運動を借りて人の感覚を変える、あらゆる筋肉、皮膚、全部使うべき、高齢者こそ住むべき家」と豪語する荒川は加えて子供達に「一番困っている人、不自由な人をどう考えるか?を突き詰めれば良い答えが出るよ」ともしっかりと伝えているのだ。
子供達が考える身体のためになる家を、自由な発想で創って持ち寄る事・・・が宿題だった。
価値観を考えさせ、哲学する!を目の当たりにする授業だった。
子供たちの作った自由な空間(居間、便所、風呂など)は畏れ入るほど独創的で楽しさに溢れた実に素晴らしい出来栄えだった。荒川の志段味循環住宅も顔色なしだった。「こう言う時なんだよ、時代が変わるって事は」と荒川。
授業が終わった後に一人の子供が「まだ終わった気がしない。何か凄い宿題になりそう・・・」と答えていた表情と自分が恥ずかしいくらいだ、と呟いた荒川の顔が同じように輝いていたのが印象的だった。
羨ましいぞ、こんな素晴らしい課外授業が受けられる先輩を持つ君たち!は、と心底思った隠居だった。必見なり。
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