蕎麦について
何が食べたい?と聞かれても此の辺では期待できないから
自分で造るにかぎるけど
蕎麦だけは食べたい。
これ須田町の松屋の生蕎麦
茹でかた一人前4リットルのお湯で1分半・・・
大正海老なんぞ、もうこれが本物の味・・という見事さ。
天蒸籠にしておんや?と思う。
つゆ入れのポリが何時もと違う一回り大きいのが2個、甘口辛口と分けてない。
最近食べてないから仕様が変わったのかな・・・一口食べて気がついた。
これは天麩羅蕎麦ようのおつゆの量と濃さだった。つまり暖かくして召し上がれ!
自宅で松屋の天麩羅蕎麦を味わえるとは夢にもおもわなかったが、旨い。
自転車で取りに行ったお使いの人の顔をみてから揚げてくれた海老、近頃では出色な味わいにごきげんな私たち・・
亡くなった中島議員の病室にお届けして、一番喜ばれた差し入れだった。
エッセイ「一番の上」に反応して下さったメロンさんのお陰で思い出したわけだが、結構、自分を親孝行だったと錯覚していた私がこの松屋の蕎麦を父には1度たりとも取り寄せてはいなかった。
他人には気をつかっても
なんだ、全然ダメじゃないか人として、つくづく反省したら母
「あの人、何でも柔らかいのが好きだったから、伸びた近所の出前で良かったのよ」とアッサリ。
ま、それはそうだがすまない気分。
蕎麦だけ2人前が適量だ。プロの味を自宅でという贅沢さにしばらく嵌まりそう。