着物地をほどく・・・
「一昨日のジャガイモも美味しかったけど、こんな大きい銀杏見た事無いわよ、すごい」起きてきた母、早速つまんで吃驚した顔、「でも銀杏ご飯なんて香りがないからつまんないわよ、え、ポタージュ?ダメダメ勿体無いから、何時もみたいにこのままたべましょう」
と書くといかにも元気そうな母だが、古い手術痕に巣食った感染症のために足の長さが大分違ってきて身体が安定しないのでテーブルまで歩くにも荒い息をしてます。美容院の階段があがれなくなったので目下髪も伸び放題、帽子がないとちょっと大変な寝起き姿。いっそ短くしてあげたいけど当人は後ろの髪を伸ばし1930年代のアップにしたい!と
言い張るので長いパチン留めで後れ毛を一応抑えています。
当人の希望をひとまず受け入れてあげないと(笑)切るのは一瞬でできることですからね。
洗面台にシャンプ−ノズルを設置したおかげで自分で洗髪してくれますからまだ助かります。
そうなると着る物です。
折り鶴を一とうりマスターしたので、今まで着ていた着物を1日2時間だけ解かせています。大島などもう古臭い柄で着ない着物、これを洋服に作り直してみようと考えたのですが「功名が辻」の千代さんじゃないけどパッチワークや縁取りを加えれば何か面白いものができるかもしれません。
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