2007/7/28 土曜日

友情のユリ

Filed under: 友人, — patra @ 23:26:46

saganさんのユリ
ご近所のサガンさんから純和風のユリが届く・・・。ぷっつりと音信の途絶えた私のブログに「何が起きたのか?知ることも恐くて、でも毎日のようにblogは覗いていました。でもよかったです。元気に復活されて・・・」そうカードが添えられていました。

皆さん心配してくださっていたのですね。

まだ蕾だけのユリ
皆、どこかしら不具合が出てくる年齢ですもの労りながら暮らしましょう。とも書かれてました。
退院前にsaganさんも受けたと書いてらしたMRIで脳も調べていただきましたが何ともないそうです。歳相応の老化はあるにはあるらしいけど・・写真を見た瞬間、何だかギッシリ詰まったおいしそうな脳だな?なんて私は不謹慎な印象をもちましたっけ。
脳は鍛えれば鍛えるほど進歩する、筋肉と一緒なんだそうです。

トルコ桔梗白重い花瓶を運ぶのがキツくなってきた筋肉なのできっとこの先、テーブルの花の様子も激変してくるのだろうか?。他から届いたトルコ桔梗と一緒にして花が咲くのをたのしみに待ちましょう。

・・・留守電にお礼のメッセージを残してから
静かに想いを馳せました。
トルコ桔梗


2007/7/27 金曜日

プロフェッショナル

Filed under: 人物,日々雑感 — patra @ 17:58:01

理解力をみなさんはどこの部分に重きを置かれ人とのコミユニケーションを計るのでしょうか?私は選ぶ言葉から相手の深さ知力を計ります。短い会話の中でこちらの言わんとする所を正確にキャッチし反応してくださると、だから非常にうれしくなります。

ここ最近頻繁にお会いするケアマネージャさんは実に見事に私の琴線に触れるタイプの言葉を発信してくださる方、最近紹介されたばかりの方なのに退院から自宅での生活プランの尽くがスムーズに決まりました。

入院中から退院後の自宅での生活を人の手を借りづに済むならばそれに越した事はない。シャワーキャリー一つ選ぶにしても自分の仕様に果たして合うか納得するまで様々なパンフレットを取り寄せ比較検討しながら孤軍奮闘していたのだが、それらのデモ商品を目で確認してみたい!と希望すると速攻で病院へ運んでくださったり役所と交渉したりの労をテキパキとこなしてくださる中、いつも私にかけてくださる言葉が尋常ならず心に響くのだ。

今日も部屋に入るなり「イチダさんのなさって来た努力が報われましたよ♪!」と言いながら区の申請許可が降りた事が、ホントはご当人の行動力と熱意ある言葉選びの賜物なのにも拘らず大げさに言うと私への敬意をちょっぴり滲ませながら報告くださるのだ。
ありがたいことだと思う。私の自立心を上手にくすぐりながら区の範囲の中で最上のケアプランを作っていただいた。これらが退院が決まった僅か1、2週間で仕上がったのだから驚く。それもこれも常に正しい言葉を選ぶ彼女の言語への理解力、また人への深い洞察力からきている結果だろう。
何の心配もなく退院でき、その結果は120点の満足度で入院中には味わえなかった人と言葉の織りなす知力のうつくしさに久々に参ったのでした。


2007/7/26 木曜日

WISE WOMEN

Filed under: 人物,友人 — patra @ 14:56:21

WISE WOMEN
入院中にセントルイスの順子さんから誕生日プレゼントが届いていたのを退院して知りました。
重い本のパッケージを開けられない母がそのまま他の郵便物と積み重ねてしまっていたのです。
素晴らしい写真集・・・[WISE WOMEN]良い顔立ちで,しかも確実に老齢の御婦人がたの生き方をも表現している表情豊かな写真集でした。嬉しくて抱きしめました。
他にも古い懐かしいライフ誌や私の大好きなカントリースタイルのインテリア雑誌でした。
何もしらずベッドで唸っていた私が元気にメゲズにリハビリに励めたのも、見えないこんなオーラの応援を頂いたおかげかな?ありがとう♪

そうそう美味しい滋賀のお米を送ってくださったご夫妻!昨日やっと味わうことができました。高菜の漬け物やおぼろ豆腐でしみじみと噛み締めました。

送信してくださったらしいメールは沢山のスパムに混じって管理人が捨ててしまったようです。
6ヶ月近く不在だったここへ、でも時々覗いてくださった方もおありで退院祝いのメールが数通でもとても嬉しかったです。

あちこち不具合がまだありますが自分でクリーニング屋さんに洗濯物も渡すことが出来た今日・・・昨日は一人シャワーも成功、段々に慣れてきたのを実感しています。

転んだ原因はうかつにも掃除機のコードに脚を取られたせいです。
病院へ来る骨折患者は、結構家で転ぶ人が多いようでした。それと若い方はスポーツでの骨折やじん帯損傷、もっとも多いのが脳梗塞などの病気で半身麻痺になった意外にも働き盛りの男女や老人たちでした。
太り過ぎから膝関節を痛めた方も多かった。

賢く老いることの難しさを痛感していたので順子さんの送ってくださった本、私には宝物のように光ってみえます。ここの御婦人たちの年齢までに果たして保つことが出来るか?チタン入りの脚?大事に用心深く一歩をソロソロと踏み出す私です。

Wise Women: A Celebration of Their Insights, Courage, and Beauty


2007/7/25 水曜日

Filed under: 家族, — patra @ 7:30:01

花 お見舞いの花やっぱりお家はいいなあ〜
帰る早々、大掃除リハビリです。半年も積もった埃を兎に角拭きます。

留守を守った天晴お婆ちゃんでしたが気絶しそうなくらい乱雑な部屋になっており歩く隙間がないほど荷物が床に椅子にテーブルに散乱してました。
「え、そう?前とかわらないわよ〜」
のんびり答える老母、もうこんなに長いお留守番は土台むりだったのです。吠えてしまってごめんね。

 姉からのユリ自身が体調を崩していたのにも拘らず、入院中にお世話になった姉からユリが、来月は彼女が入院、我が家は揃い踏みの怪我、病気続きですがきっと人生の厄落として絶対不可欠な時間だったのでありましょう、とかなんとか相変わらずの強気発言は健在です。だってこんなに仲良くなれたのって生涯ではじめて、そう考えたら嬉しいアクシデントでしたから、、、
ひまわりのミニブーケは 勿論息子夫婦から♪


2007/7/24 火曜日

捜索願いが出そうになるくらい

Filed under: 日々雑感 — patra @ 16:24:03

半年ぶりの復活ですが元気です。

じゃどうしていたのか?と言うと骨折で入院していた!と言う情けない有様、トホホ。

噂には聞いてましたが老女が骨を折るって実に時間が掛かるもんですね〜、2月14日に複雑骨折を手術して頂いた後、ひたすら骨がついてくれるのを待ちながらベッカムや松井選手の骨折治療に力?を発揮して有名になった超音波治療と日々のリハビリに耐え続ける入院生活を送っていたのであります。笑われそうだけど自宅で両足とも折ったオバカは私くらいでした。

旅行にでも行ったのだろう!と思われ全然心配されないのを幸いに5時起きの10時就寝という頗る健康的な療養生活を半年も送ってしまいました。
ネット環境が無い暮らしだったのでメールもみられない状況でした、もし連絡事項に一向に返事が来ない!!とお怒りだった方々がお出ででしたらお許しください。
携帯は使えるようになったのですがコンピュータの使い方が怪しくなってます。

笑いと涙の入院日記は暫くしてから書くつもりでおりますが、まだ日常生活に慣れていませんのでとりあえず『無事、帰還』のご報告だけに止めます。骨が付いたのさえ奇跡と先生方には言われた厄介な患者ですがまだ完璧に自立して歩くところまで来てません。段差だらけの狭い我が家を工夫し根性のリハビリ生活がはじまったところです。


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