2009/7/28 火曜日

しつれいします

Filed under: ネコ — patra @ 1:48:30

       

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僕がのんびりできる日はpatraがパソコンに向かっている時・・・

せっせと毛ずくろいなんかもしてくつろぐわけですよ。

         

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    こんな格好でしつれいしてます。


2009/7/27 月曜日

クオリティ・オブ・ライフ

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 0:02:55

cimg2424cimg2419cimg2426胃癌である、とこの初夏、とつぜん宣告された母は「何故だろう、今まで何とも無かったのに、がんと言われてから急に好みが少し変わったかんじ、嫌いな物は食べたく無い」と不思議がります。
あっさりした味を好まない人でしたが、胃のために鶏を胸肉に変え、極力あっさり味にしたら「う〜ん、前のモモ肉の方が好きだけど・・・な〜」諦めの表情で蒸した胸肉を突つきます。素麺の汁を茄子,茗荷、干し椎茸で野菜たっぷりに作り勧めたところ、「コレは,良い・・・」と合格。

人間知らぬは仏、知らないことが幸せだって事もあるから病人に告知は、最期まで難しい問題だとおもうが食べられる事を第一に考えると、好き勝手にさせるほうがいいのかな。「嫌だったら残していいから」が口癖になりました。


2009/7/26 日曜日

死ぬという大仕事

Filed under: 人物,日々雑感 タグ: — patra @ 15:45:13

死ぬという大仕事上坂冬子さんの最後のご本、闘病日記かと思ったらそうではなく担当医の先生方に質問なさりながら、ご自分の闘病生活をより快適で安心な最期へと向かうための覚悟のインタビュー集でした。
ぜんぜん暗くないしユーモアも皮肉も交えた見事な知力で質問なさる気力に脱帽です。この対談からほぼ1〜2ヶ月後にはお亡くなりになっています。私の常日頃考えている「癌」に対しての闘病のしかたと一致する内容です。いかにクオリティ・オブ・ライフを高めるかが、末期癌患者にどれだけ大切かを上坂さんが体験し我々に残してくださったメッセージです。

私の母も姉も癌を煩っているのですが、齢91の老母には所謂、治療を一切しない、という選択をしたばかりなのですが、この本を読むと正しい決断だったと理解できます。穏やかな死への共通概念が非常に良く分り心強くもありました。一人で生まれ一人で死んでゆく人がきっと増えていくであろうこれからの社会、病院、地域のあり方にも少し踏み込んでいてくださいますが、残念ながら足りません。『暖和ケア』が医療の中で普通な選択肢として受け入れられる為のキーワードが「病気を診ずして病人を診よ」という慈恵医大のロビーに掲げられた理念から広がっていけたら素晴らしい。

亡くなる直前までお好きだったフレンチを楽しめたのですから上坂さんは、巡り合えたお医者様たちに感謝されたことでしょう。お見事な幕引きでした。合掌。


隅田川に居るつもり

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 0:25:54

お茶漬け

お茶漬け

cimg2399cimg2361cimg2369cimg2379cimg2397二人ともお昼寝をしてそれぞれ身体を休めました。隅田川の花火なので母は鰻が食べたい様でしたが、私がまるっきり食欲が無いので月曜日までお預け。銀ダラと海苔と糠漬け,牛蒡の炊いたのに激辛ワサビでお茶漬けにします。花火はTV中継で充分でした。解説っていらない、ただひたすら音声と映像を写すサービスって無いのかな?CMは許すから・・・なんて思いながら。
本を読みながら、時々目をあげて花火を愉しみました。
得意のながら見です。


2009/7/25 土曜日

ブランチ

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 14:21:47

cimg2307cimg2317二人で朝食をとるのは稀です。夜のうちに作っておいたゴーヤチャンプル。patra流は昨夜の豚を炒めた残のフライパンの煮汁を利用してゴーヤを炒め鶏の挽肉を炒め玉子でとじます。味つけはオイスターソースと塩。トマトと若布のスープにも玉子。日に1度は玉子料理にしないといけません。こうして用意しておけば朝,昼兼用で暖め直してすぐに食事ができますから・・・
「朝からご馳走ですね」とヘルパーさん。いえ、冷蔵庫の整理メニュウです。「けれど転んで何も無く済んで良かったですね。しかも食欲があるし惚けてないし、ヘルパ−仲間でも評判なんですよ」とお婆ちゃんを誉めてくれました。パリの息子からも
「それにしてもほんと、骨が丈夫なのは凄いね。
昔の人は粗食でいっぱい歩いてるから丈夫なのかもね。」と言ってきました。いいぇ、我家のお婆ちゃんは子供の時から洋食好きでしっかり食べてましたよ。食べなかったのは戦争中だけ・・・芯が丈夫だったのでしょう。母が読んで貸してくれた本「死ぬという大仕事」 著者上坂冬子さんが78才でしたから、母は本当に長寿です。60代からあれだけ大病と手術を繰り返した人生なのに、しっかり食べたことと癌とは闘わずお付合いの気持ちが良いのでしょうか。


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