2012/2/9 木曜日

モンステラの植え替え

Filed under: — patra @ 0:09:41

DSCN3973DSCN3978DSCN3983DSCN3986これは一種の病気かな。
部屋に花が無いと不安になる・・・まるで飢餓感のような息苦しさに襲われてしまうのだ。
むかし、晩年のマレーネ・デートリッヒの部屋に花は無かった・・・と何かの記事で読んだ時、心が沈んだのを覚えている。
仕事がなくなりかけた頃、一番に倹約したのは事務所に飾る花だったが、それで良い事等何一つなく、益々寒々とした空気が部屋に漂い落ち込んだものだ。
そんなわけで花と食べ物は常にまわりに豊富でありたい。洋服や装身具などは何も要らない。心を豊かにするものは私の場合…溢れる緑と花の暮らし・・・

いよいよ身体が動かなくなったなら寝室を花の壁紙で埋めるつもりでいます。花のベッド…今は真っ白が楽しいけれどそこら中花で埋めるつもりなのです。うふふ・・・

しかし女性の晩年は厳しいものです。私の今の幸せは家作があるからですが、いつまで続くかは日本の地震予測は70%という確率の問題なのですね。常に安心は無い。
せめて花や緑を愛でていたい。筆舌に尽くし難い苦労をしてきたのだから、それぐらい赦されていいのでは?
窓辺に果物の種をせっせと植えていたむかしを懐かしく思い出す。

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2012/2/8 水曜日

また寒くなった

Filed under: 料理 — patra @ 16:51:50

DSCN3965今週末、息子達がパリから戻る。ドゴール空港までは雪に埋もれないように、祈る。DSCN3955室内はポカポカなのでDSCN3963めずらしく天婦羅蕎麦でさらに暖まる。息子達が来ればお蕎麦屋さんの出前が取れますが家でつくるのもお葱がどっさりでかなりおいしい。
ヒジキと鳥牛蒡を一先ず作りました。春を待つような気分。

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2012/2/6 月曜日

コケの壁紙

Filed under: 人物 — patra @ 0:51:57

驚きのインテリアコケの家です。090820_2300_03

建築家の佐藤オオキさんとアーテイストの清川あさみさんのお家、発想が自由でお洒落、素晴らしい感性です。佐藤さんは世界の百人に選ばれた建築家、こちらが佐藤さんのサイト

なんといっても奥様の清川あさみさんのスゴイ感性には驚いた。
情熱大陸を見て滅多に驚かない隠居、彼女の美意識に魅せられっぱなしでした。次世代の才能は本当に素晴らしい。
情熱大陸ではご主人について一言も触れていなかった。あまりに忙しそうなのでその後の婚姻関係が無事なのかが少し気になった隠居です(笑)
それにしても時代のスピードが速過ぎるクリエーターの世界。
20年30年後の変化はどうなるのだろう。

ふと70年代出始めの頃の合田佐和子を重ねてしまった。


2012/2/5 日曜日

昔の友達

Filed under: 友人 タグ: — patra @ 0:03:46

8時過ぎに電話が鳴ったので出ると去年の十月から連絡が取れなくなっていた友人からだった。元気そうな声だったが、やっぱり入退院を繰り返していたそうだ。
石岡瑛子さんとも友人だったので訃報を知っていた。
其の時「珍しい人と居るから電話、代わるね」
「もしもし、分りますか?」全然分らない。
すると向こう側から嬉しそうに「昔の恋人!!」と宣う。
え、待てよ!誰?
脳内が走馬灯になる。さっぱり分らない。友人と接点がある恋人って?

でもそれは冗談で単に大昔からの友達で高井戸のレストラン、EATのオーナーシェフの根岸さんだった。奥様ともお話をする・・・懐かしい人達。
昔、私の名前のついたメニューがあったのだけど今も有るか聞き忘れた。ミートパトラという辛い肉団子!激辛いところが私らしい(笑)

友人は入退院を繰り返しながら仕事もしているとの事だった。偉いな〜運もいいね。
息子達が戻る頃、是非とも逢っておきたい。
お見舞いも出来ない今の身がこんな時は情けないが,去年、やはり睡眠障害で入院していた画家、合田佐和子さんも無事退院できていた。
皆ソレゾレがしっかり自分の今を生きていることに感動する。

夕飯はクララが一切れだけマグロを食べたのが嬉しかった。タジン鍋で簡単に鮟鱇鍋をつくりました。どんな時でも食べる私。DSCN3920


2012/2/4 土曜日

せつない啼き声

Filed under: ネコ タグ: , — patra @ 15:04:26

DSCN3914DSCN3913DSCN3916無闇には決して啼かなかったクララが哀しそうに啼く声をきいていると辛い・・・
クララの行動を観察していると、どうもやっぱりチップを探している。ベッドの下のチップの昼寝ばしょ、チップの日向ぼっこの用の椅子の下、ひとしきりウロウロし哀しそうな声でベッドに戻る姿もめっきり痩せてしまった。

私の新しいマックブックプロは寝室と離れているので、クララが私を確かめるように呼ぶのです。其の都度側に行くので仕事にならない・・・
昔の猫は飼い主の前から消えることで終焉を迎えたが、今のクララをみていると明らかに覚悟でもしているのか、自分で自分の命を縮めようとしているみたいだ。


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