恐怖の隠し味とは・・・
眠くてたまらない月曜日でした。
朝、早く起きてシャワーを浴びてガウンのまま朝食を取れるのは久しぶりのこと、こうした一時が一番休まるが、父が一緒だと出来ないことでした。
家長の今は新聞まで私の所に置いてあります、いい気持ち。
昨夜は吾が母が仕事で忙しい私に代わって夕飯を作ってくれているようなのでいそいそと食卓に向かう。と、すき焼き風、たっぷり白滝と葱、牛肉の良い香り、と思ったのは一瞬で、何だかオレンジの皮がソチコチに?しかもやけに甘すぎるお肉に白滝、どっぷりと香るママレードの匂い!?
一体君は何をすき焼きに入れたの?と聞くと、得意そうな顔で
「みのもんたさんが、調味料にジャム!と言ってたので早速、砂糖がわりに使ったのよ、身体に良いんですってさ!」
「やめてくれ!」亡き父が何時も絶叫していた言葉を私も発した。
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