2005/8/19 金曜日

ひらく・・・

Filed under: — patra @ 1:08:56

カサブランカ
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2005/8/18 木曜日

極東ホテルとスパニッシュ・アパートメント

Filed under: 感想 — patra @ 1:22:25

今日見た映画「スパニッシュ・アパートメント」が面白かった。
主人公グザビエの生き方に我が息子が重なる・・・あれから20年近い年月が経ったのだ。就職運動で忙しい日本の大学を捨てパリに遊学したのも当時障害者に門戸を開く企業はほとんど無く閉塞するしかない未来だったからかもしれないが、どの国も就職に関して若者の悩みは同じなのだ!と興味深かった。
息子もアメリカ人、スウェーデン人の学生と家賃をシェアして暮らして居た。大家さんはベトナム人、引っ越し最初の日、兎を冷蔵庫に入れておいてくれた大家さんの老婆心の親切を此の若者達は理解せず各国語で口々に罵ったとか(笑)「やめてくれーウサギが冷蔵庫で睨んでる!!」

地方の若者は東京を目指す。東京の若者は海外へ・・海外の若者も他所の国へ冒険に出る・・地球上を循環する仕組みなんだなぁ(笑)

ところで東京にも海外の若者が沢山来ています。東京山谷にある極東ホテル
この写真展が鷲尾和彦さん
によってもうじき開かれます。日記もチェックしておきましょう。

世界共通の若い距離感が何故、大人になるとまったく通じなくなるのか考える良いチャンス。

それにしてもグザビエのお母さん、ステーキだけで野菜は無いのか?
世界一不味そうなお皿(笑)。
母親は煩い・・・も世界共通。怒鳴られたくなければ口を閉じよ、が今日の教訓。


2005/8/17 水曜日

カサブランカが岩手から・・・

Filed under: 友人, — patra @ 1:19:01

カサブランカ
いつも夏に友人から届けられるカサブランカを楽しみにしていました。

御主人の病気も全快して「喜び」のお裾分けに頂いたものですが
大丈夫!良く成ると信じてました。

最近テーブルに花が無かったでしょ・・・?
暑さで保たないから・・・実は、コッソリ待ってました(笑)だから最高に嬉しい。

カサブランカ

まだ蕾みですから10本一緒に・・

開いたら花瓶に移します。


2005/8/16 火曜日

し あ わ せ

Filed under: ネコ タグ: — patra @ 4:55:32

甘えるチップ

桃好き?

chip

桃  すきっ!

桃

八ヶ岳の桃、

桃とヨーグルト

暑い夏は果物がすごくあま〜いっ
良い匂いが部屋中に・・・
香水のかわりにチップの頭に桃の汁をつけてあげた、うれしそう。
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2005/8/15 月曜日

象さんと白いパン

Filed under: 家族,時代 — patra @ 5:10:01

今日は終戦記念日です。
すいとんを作る日・・・全く具のない出汁もないすいとん。今ならまずくて、とても食べられない代物を命の糧にしていました。配給の饂飩粉を溶いて団子にした汁を、私が2〜5才くらいまで食べていました。お芋のツルや道ばたのヨモギ、口に入りそうな野草はなんでも刻んで入れてました。
カボチャやさつま芋が在る時は上等な方で土手のスカンポまで食べました。食べるものが無い恐怖は味わったことの無い人には決して理解できない感覚でしょう。

昭和21年当時、千葉の疎開先から母の実家深川まで行く途中、乗り換えの市電を待つ私と姉を連れた母を見て隣に居た女性が急にしゃがみ込み膝の上で風呂敷を開けると2枚の眩しい白いパンを取り出し、驚く母に押し付けて言ったそうです。
「お子さんたちにあげてください。進駐軍の払い下げで少しですけど・・」

恐縮する母にパンを渡す女性は涙ぐんでいたそうです。それほど私達姉妹は痩せて骨と皮だけ今でいうアイシュビッツの子供達のように目だけギョロつかせていたのでしょう。
合わさった2枚のパンをはがすと、たっぷりとバターが塗ってあったそうです。

何度もお礼を言い一電車遅らせてから母は其のパンを私達姉妹を袂で隠すようにして食べさせてくれました。
母はひとかけらも食べずにです。電車に乗れば沢山の飢えた目がその白いパンに注がれるに決っているからです。
トウモロコシの粉のパンやフスマ入りのパンしか無い時代・・・その良い匂いのするバターたっぷりなフカフカしたパンは一口噛むと頬がキュンと痛くなりました。
「痛い痛い、おいしい」と訳分からないまま飢えた私達は母の千切ってくれる指まで噛み付く勢いで飲み込でいたそうです。うっすらと記憶しています。
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