今日見た映画「スパニッシュ・アパートメント」が面白かった。
主人公グザビエの生き方に我が息子が重なる・・・あれから20年近い年月が経ったのだ。就職運動で忙しい日本の大学を捨てパリに遊学したのも当時障害者に門戸を開く企業はほとんど無く閉塞するしかない未来だったからかもしれないが、どの国も就職に関して若者の悩みは同じなのだ!と興味深かった。
息子もアメリカ人、スウェーデン人の学生と家賃をシェアして暮らして居た。大家さんはベトナム人、引っ越し最初の日、兎を冷蔵庫に入れておいてくれた大家さんの老婆心の親切を此の若者達は理解せず各国語で口々に罵ったとか(笑)「やめてくれーウサギが冷蔵庫で睨んでる!!」
地方の若者は東京を目指す。東京の若者は海外へ・・海外の若者も他所の国へ冒険に出る・・地球上を循環する仕組みなんだなぁ(笑)
ところで東京にも海外の若者が沢山来ています。東京山谷にある極東ホテル
この写真展が鷲尾和彦さんによってもうじき開かれます。日記もチェックしておきましょう。
世界共通の若い距離感が何故、大人になるとまったく通じなくなるのか考える良いチャンス。
それにしてもグザビエのお母さん、ステーキだけで野菜は無いのか?
世界一不味そうなお皿(笑)。
母親は煩い・・・も世界共通。怒鳴られたくなければ口を閉じよ、が今日の教訓。