2005/7/11 月曜日

天馬,駆ける姿を見た、義経さん。

Filed under: 大河義経 — patra @ 1:57:38

この白い馬の姿を雲間から睨むシーンはとても好きでした。思いがけない運命に動かされる人物は人智では計り知れない「剛胆」さ「決断」が「天啓」のごとく光臨する瞬間があると聞きます。突き進む白い天馬が義経さんの気迫にも重なり、わくわくました。

欲を言えば、カメラの位置にまだまだ工夫があったとおもうのですが、元気に刀を振り回す義経さん。少なくとも表情に若さ負けん気が一杯で重い鎧が軽々と見えてました。

「武蔵」で神経質になり過ぎているせいか、飛ぶ弓矢などが、あまりにも少ない。
「ヒーロー」とまではいかなくとも2、3百の弓が空を焦がす程、飛びかい、馬のひずめだけで、泥や瓦礫を蹴立てて駆け抜ける超猛烈ショット、嘘でも、天地を逆さにしてでも挿入すれば良いのにぃ・・・後20騎は重なり合って駆け抜けてほしい・・・とか思いました。が、ひなすけさんも義経さんの刀捌きを誉めてくれてます。
配役が決った後に番組で行かれた少林寺での修行も役にたっているかもしれません。
少林寺で「死んでもいい・・」と言ってましたから相当な覚悟で臨むのだろうと勝手に妄想は膨らむばかり。いや物騒な事はいけませんがシリーズの巻頭に撮ったのにもそれなりの理由はあるようです。
この合戦の場面は去年9月に写されているので主役が怪我をしたら大変です。
最近の保守に徹したNHKの現状から見れば良く撮っていたと言うべきでしょう(身贔屓)。

平家贔屓の方たちには許せないアッサリとした負けっぷりに非難もありますが、これは原作を選んだ時点から隠居、すっかり諦めモードになっておりますが(泣く)たった4日で写す日程もどうかと思う。・・・と思ったら上には上、蜷川さんは歌舞伎をたった8日で演出する気迫ぶり。

運動会みたいな一の谷でした。鵯越の近くにお住まいのみはいるBのBさんの写真を再度。

歴史的な記述はこちらから・・・
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2005/7/10 日曜日

野菜のバイキング?

Filed under: 料理 — patra @ 5:24:24

さつま芋を放置していたら頭から芽が出てきて、小さい葉っぱが妙に可愛い。
お盆なので割り箸で脚を作ってお馬さんにしてみました。茄子やプラムにも楊子で脚を付けてあげる・・・

こうして野菜を乗り物に見立てて用意して角口に飾っておけば・・脚が悪いご先祖さまも安心ですね。
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2005/7/9 土曜日

時、同じ頃に咲いたロータスブロッサム。

Filed under: — patra @ 4:47:08

ネット仲間絵師の丹精こめたミニ池に蓮の花が咲いているのを発見。

絵師は還暦祝いに絵を描いてくれた若者だ。

ここ2、3年の間、花の咲く気配がさっぱり無い、絵師のミニ池は苔むしていった。寂寞感が漂う写真をこっそりと見ては黙ってもどる隠居だった。
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そして・・・

Filed under: 日々雑感 — patra @ 1:13:47

そしてロンドンからテロ後の報告が・・・

『ご心配おかけしました。あれからロンドンは地下鉄もバスも全部止まり、携帯も 電話もほとんどつながらなくなリ,機能不全状態におちいりました。ロンドン市民は 歩いて家に帰りました。それでも英国人は冷静迅速に対応し今日はほとんど元通りに なっています。それにしてもいつもテロの犠牲になるのが罪のない一般人ですね。本 当にひどいです。

ロンドンのテロはいつおこっても不思議ではないくらい可能性としては一番高い 場所でした。だから「ついに、とうとう、やっぱり」という感があります。今まで何 もなかったのが不思議なくらいです。モスリムの仕業という話なのですが、警察は英 国在住のモスリム民族を攻撃しないよう呼びかけていました。』
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2005/7/8 金曜日

LONDON BOMBS

Filed under: 時事 タグ: — patra @ 1:12:05

暗澹たる思いだった。
昨日7日のロンドン時間御前8時過ぎに起きた多発テロのニュース を知ったのは夜遅い時間だったのでTV画面で見て驚いてしまった。

7日は、午前中から若い韓国の御夫婦が揃って見えていたのだが、「子供の将来に戦争の時代が来るとしたら、それが一番恐ろしい!」と3人の子供さんをお持ちの若く綺麗な友人が真剣に問いかけて来ました。
「その心配は常に在りますよ、ただ日本人の私世代は断固として戦争は回避すべく声を挙げます。その恐ろしさ虚しさを熟知してます世代ですから」と話し合ったばかりだけに・・・言葉を失いました。

7月6日にオリンピックが決って良かった!と、ただ単純に喜んだのだが、その数時間後にはこんな非道な、防ぎようの無いテロ・・・御主人が英国人というだけで森瑶子さんやロンドンの友人の名前を出してしまった事にさえ、申し訳なく反省しました。

日本人の被災が無かった事を確認してから、さっきお見舞いを書こう・・・とメールを開いたら既に邦子さんから、テロの直後の報告が入ってました。

パトラ様

ご無沙汰しております。今日のブログに私の名前が!!ロンドンのオリンピック 興奮状況をパトラさんにお伝えしなければと思っていたのですが、kyoさんご夫妻 がもちろんがっかりしているだろうなあとも気を遣ってしまいました。

と、昨日の状況をお伝えしようとしたとたん 、そのハッピーなイギリスに冷水 を浴びせるようにさっきほんの1時間前ロンドンの地下鉄で爆発のようなものがあ り,パニック状態になっています。数箇所で発生しているようなのでテロの疑いがあ るということです。地下鉄はすべて止まっています。現時点では何も詳しいことはわ かりませんが、かなり事件になっているようです。

書いてくださったのは事件直後の朝、10時ころでしょうか、2012年オリンピックがロンドンに決っても、落ちたフランスに住む息子たちの事を思い遣ってくださる文面だけに・・・自分の呑気さが悔やまれました。

この時代の一寸先は闇状態は、海外に暮らす家族や友人、外国人の知人が多い私は不安が募りますが、言論で堂々と闘うのでは無い卑怯なテロに、市民レベルはどう対処すべきなのでしょうか。日本もターゲットである事を、常に忘れてはいけないと思うのですが方法が解らない。

言葉で人々の心に訴えかける事も出来、言葉で憎しみも買う、言葉の持つ力をもう一度
何度も「言霊」に込めて、繰り返し呼び掛けてみたい。STOP BOMBS!! NO MORE LONDON !





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