2006/1/1 日曜日

ごあいさつ

Filed under: 日々雑感 — patra @ 0:07:47

朱樽

あけましておめでとうございます。

いちだぱとら・・です。

今年は数えで65才になります。
60代の女性の感性を静かに、ちょっぴり鋭く?発信・・・して参りましたが
今までのように自分の事より家族の為に過ごした時間を、今年からは自分だけの為に、もっと贅沢に使ってみよう!・・・・そう企んでいます。

毎日更新が出来ないかもしれませんが元気に日々を暮らすことにはもっと積極的になろうと考えております。

熱心にお読みくださった読者の方達には心から感謝しております、ここにあらためてお礼を申し上げます。

皆様方にもどうぞ良い一年になりますようにお祈りいたします。


2005/12/30 金曜日

人生って・・たのしい

Filed under: 友人,料理 — patra @ 4:32:45

おいしそう

息子は私を相当に危ない親だと思っているきらいがあって滅多に自分の友人を紹介してくれないのだが昨夜は二人のとびきり素敵な女性に会わせてくれた。

言葉では言い表せないが「逢って気持ちが凄く良かった若人」だった。
名前を出して良いかお尋ねしなかったので一応匿名ですが仕事に対する情熱が身体から溢れ出ている親友同志の女性達・・・ひさしぶりに会話が楽しかった女性は珍しい。

海老せんべい
平野レミさんのレシピ・・海老せんべい。もっと薄く叩くらしいが失敗の芯練り堅い出来だったが今回は実験だったので佳しとしよう。


牡蠣のエスカルゴ風グラタン
牡蠣のエスカルゴバター風味・・焼く前。


?事務所のオーブンは何時も使い勝手が判らず「おーい多聞君」とインドに居る料理上手な若き友の名を呼んでしまう・・いつも楽々とどんな器械でも使いこなせる若者って尊敬、結局フミちゃんが奥の古いレンジで焼いてくれて無事だった・・
牡蠣はこれに限る..って言い過ぎかしら?と思うくらい好きな調理法です。

頂いた素晴らしい本「かくれんぼ」については後日じっくりと堪能してからご紹介するつもりです。


2005/12/29 木曜日

真似できない・・・

Filed under: 人物, — patra @ 9:01:33

スイトピー

今日は父の命日なのでお墓の横にある植木の鉢を新しく取り替えるために姉夫婦が代表で行ってくれました。

そこへ去年お世話になった葬儀社の荒金企画さんから可愛いスイトピーの花籠が届いて驚いてしまう。誠実な営業努力・・といっても人の死だけは営業等できるものでは無いが・・・早速お礼の電話をすると、去年の葬儀の後に何気なく父のお財布にあった古い聖徳太子の一万円札を長寿だった記念に!と差し上げたのだがそれが非常に嬉しかった、と電話でお話くださる。
「良い事がきっとありますよ・・」とお伝えする。「より感謝される葬儀社に成る」そう念じながら額に入れて貼って下さっているそうです。

こんな心掛けの方だったからだろうか気持ちの良いお式が出来たのです。
霙の降る寒い去年の暮れ、不眠不休でほんとに良くやってくださった、今思い出しても胸が一杯になてしまう。
初七日にもスイトピーが届いたし1周忌にも!こうした心遣いをなさるなんて、中々できる事ではない。実に・・・まいった!心を商う神髄に触れたおもいだった。


2005/12/28 水曜日

おやすみ

Filed under: 日々雑感 — patra @ 0:24:47

チョコと留守番組み

掃除機の袋が切れていたのを忘れてた。
トーマス社のは大きい袋でちょっと市販では間に合わない。

掃除の途中でチョコをみっけ!もうどうでも良い事にしよう、とサボる。

もしかして私の人生でいちばん手抜きな年の暮れかも、こう言う時間も有りだと思うのよ!と自分を納得させるのも巧くなったわい。


2005/12/27 火曜日

「メイド」姿

Filed under: 人物,時代 — patra @ 1:17:06

筑紫哲也氏の秋葉レポを見ていたらメイド姿のウエイトレスに反応していらっしゃるのでちょっと面白い事を思い出してしまった。

青山から撤退した後の事務所は当時サントリーや日立のCMで活躍していた美術デザイナーに父の設計事務所だった場所を1982年に改造して貰い、今のバーにした代物だが、せっかくなのでとオ−プニングを開いた時の事です。
お世話になったデザイナーやカメラマン、モデルと一緒の飲み会です。丁度、仕事で作らせたイギリス映画に出て来るようなレースの頭飾りやレースのエプロンがふた組事務所にあったので、数人居た助手の女の子の勇者に着てもらいました。

ヨ−ジさん川久保さんの黒い衣装ばかりが流行っている時代ですから、パーティに見える人ほとんどが黒では面白く無い・・・助手の小さい百合ちゃんは凄くメイドの衣装が似合って、本人も大喜び。銀のお盆を持ってお客様の間を注文を聞いて回りクルクルとメイドに成りきって働いてくれてました。
其の時に奥様と一緒に現れた売れっ子ム−ヴィカメラマンの三明さんに「やり過ぎだよ!いくらなんでも」と笑われました。

ま、今おもえば確かにワザワザ、メイドの衣装を作るのはやり過ぎだけど、私の年令のパーティと言えば仮装がとっても流行った時代に育っているのです。
衣装があるならば、絶対にそれで遊びたい、と考える方が自然です。

強制したわけでは無く喜々として役に成り切る事が出来るコスプレの不思議!何も「電車男」からだけでは無く形は変えても時代時代に伝承されている遊び方なんだ・・・そう思ったら凄くおかしかった。
そして三明さんの奥様、当時人気モデルさんは「明日のパーティに私もメイドになりたい・・ぜひ一式貸してね!?」と耳打ちされて喜んで御貸しした記憶を思い出したのです。
「御主人様・・」
遊びならば、一度は女子も言ってみたい台詞なのかもしれない(笑)。

ファッション、流行は繰り返す!こうして遊び心は受け継がれていくのだが、驚く事はしっかりとそれらが商売になる、そう践む人間が居る所に時代の逞しさがあるのかもしれない。

ニヤニヤしてらした筑紫氏も若き頃何らかのコスプレパーティを目撃されていたのかもしれない。
さて来年の流行は何だろう・・・

馬鹿らしいことが経済の活性に結びつくので一概には切り捨てられないものだ。


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