2006/2/9 木曜日

知的?会話の弾む一皿

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 0:08:49

鶏の一皿
ここの所、体調の良い母が冷蔵庫を覗いて「鶏が余っているわよ、早く料理して!」とせっつく。
やはり肉料理をどうしても食べたがるので鶏のグリルをお昼に・・
徹底的に皮の脂を焼いて落としパリっと香ばしく、舞茸とエリンギのつけ合わせ、ミニアスパラは何時ものように生で、定番のパプリカのマリネと一緒の一皿。

最近の母の心痛の一つだった皇室典範問題が紀子様の御懐妊で少しトーンダウンするかもしれない、と非常に喜んでいる。

小泉内閣の早急な展開にどうなる事か、ハラハラしていただけに「まだ充分に時間の有る問題なのに失礼だわよ!浩宮様の後でも40年以上時間があるのに、寛仁さまの御意見など聞かない吉川弘之座長・・一体どうゆう人選でああゆう赤がかった人が選ばれるの?」と質問攻めだったが私にも有識者会議の政治的人選はサッパリと分からない。

座長の吉川弘之氏は、寛仁親王殿下の述べられた様々な危惧に対し「どうと言う事もない」と答えたと聞く。言葉の礼節を知らなさすぎる。


>ロボット工学の専門家だから人間の言葉が分から無いのかなと(笑)。敬語や丁寧語が。「ありがたく拝聴しておきます」というように言っておけば何の問題も起きないと思うが・・

そう産経新聞に語った寛仁殿下の心中、お察しするとお気の毒で!と連日私に意見を求めていた母であるが、じっくり新聞を読でも答えられない私に

「日本人が日本人である誇りは天皇制が正しく持続しているからこそよ!」と鼻息が荒い・・・
男系の意味も良く理解しているようで、だからこそじっくりと時間をかけるべきだと何度も言っていた。
お昼を一緒にすると母の知的好奇心の質問攻めにあう。彼女の知識は週刊誌と「諸君」と「正論」の受け売りなのだが目の敵が朝日新聞(笑)。
とにかく食欲があって元気な内はがんばれ保守派・・・89才♪

何でも分かると思われるのはチョイト参るけど・・何事にも裏と表が有るから一方的なモノの見方だけは気をつけたいね、と言っておく。
皇室に天命がある事を祈りつつ風向きが変わるかも知れない御懐妊を喜んだ日。


  1. いやいや、立派な母上でいらつしやる。是非とも私のブログにご招待したいくらゐです。受け売り、いいではないですか、受け売れるだけの知識はおありなのだから。それにこの問題は、理屈ではありません。2千年の事実の重みがまづあるのです。50や60の餓鬼の如き私どもから比べたら、90にならうといふお母様の思ひの方が、正しく大事だと信じてゐます。
    最近は忙しさにブログ更新が中々出来ませんが、皇室問題(典範問題)だけは抛つておくことが出来ず、時間のないなか、寝る時間をけずつても書き続けてゐます。入試業務で忙しい時期ですが、8・9日付けで続けて書きました。お母様にも読んで頂ければ幸ひです。お二人ともお会ひしたこともないわけですが、他人とも思へません。いつかお目に掛かる事を楽しみにしつつ、お母様にもよろしくお伝へ下さい。

    コメント by dokudankoji福田 — 2006/2/12 日曜日 @ 0:06:40

  2. >福田先生、おはようございます。
    トリノ時間で早起きしております。先生の8、9日付けの記事も早速母にコピーして読ませる事にいたしましょう。

    男系・・が不可能な時はどうしたら?と質問すると、きっぱりと寛仁殿下の御意見(旧宮家から血筋)が正しいとと申す母です。

    >この問題は理屈では無い・・
    正にその通りで是非にも若い人達にその重い民族性の培って来た大事な男系、民族の哲学なくして日本人の存続は有り得ない!事をお教えください。
    孫さえ詳しくなくなってしまった戦後の天皇制につぃての教育、日教組を激しく嫌悪する母は自分の目の黒い内は、その辺の事情を絶対に孫にも納得させる!と息巻いております。

    昨日は病院の帰りがあまりに遅いので心配したら夕方「美容院へ行ってきました」とケロっとしたお顔で・・・両手に杖状態なのに自立度が高いお人です。ハラハラ・・・(笑)根本は私達ミーハー親子なので呆れられそうな予感大ですが(笑)

    コメント by patra — 2006/2/12 日曜日 @ 5:23:36

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