筍づくし・・
家で茹でる筍、ほんとに美味しいけれど1本消費するのは確かにたいへん。しかも昨日は3人だったので筍ばかりの献立でした(笑)
穂先きの柔らかいとこは酢味噌、筍のバター焼きは息子だけ・・
残った端ッコは千切りにしたパプリカと一緒に炒めてみました。
筍ご飯にお豆腐と筍のお吸い物、カレイの煮付けは一晩置いたら煮汁が染みて色が濃くなってしまいましたが味は濃くない。
「パリでは食べられないから・・」と機嫌良く箸を進めてくれる息子は、でもご飯は1膳だけ。この発芽玄米の筍ご飯はお婆ちゃん作。どうもお酒とお醤油の塩梅が今ひとつ、水っぽい味。
「もう何か手伝おうとしなくいいから」とハッキリ言うと「うん、スッカリ忘れちゃった」
こうして何もかもドンドン忘れていくのも可哀相だけど、きっと私も辿る道だろうな〜。
水かげんが大事な混ぜご飯は具の切り方やお酒、お醤油の微妙な分量がいちばん難しいのです。
孫に寄せる想いは熱烈で、朝、起きたらすでにお釜に仕込んでありましたもの。しかし筍の切り方が何とも??・・・他の料理ができないくらい中途半端で乱雑な残し方で、料理人泣かせな老母です。
「言われた事だけしてね!お茶!」「ハイ、ハイ」
苦笑する息子でした。