2006/9/10 日曜日

今期限り・・・M・シューマッハ

Filed under: 人物,時代 — patra @ 1:30:04


イタリア・モンツァでのF1はやはりフェラーリのシュ−マッハがアロンソとの差を2ポイントまで縮め5度目のモンツアを制し優勝をした。

アロンソは闘志満々で追い上げるも残す10周でエンジンから惜しくも白煙、悔しそうにマシンを降りてピットへ・・破竹の勢いの前半にくらべ後半期はまるでツキに見放されたように唇を噛んだレースだった、ほんとに勝負の世界は厳しい。

レース後、記者会見でシューマッハは今期かぎりで引退をすると表明した。きっとまだ充分にやれる力は残っているのだろうが後進に道を譲るには今年一杯が丁度良いタイミングと考えたのだろう、通算90勝、この偉業は簡単ではない数字だ。惜しいなぁと思わぬでもないが若手,アロンソに負け続けた今期前半からポイント02まで追い上げる精神力と根性を見ることができただけでも感謝したいきもち。残りのレースも全力を尽くして闘うという帝王にふさわしいことばに拍手しました。

おまけ
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湯気ワンタン

Filed under: 家族,料理 — patra @ 0:00:01


昨日の朝、今月2度目のショートステイに出かけた母、センターなら車椅子を使える広さの個室、しかもトイレが側なので股関節も大分らくかもしれません・・

ハンバーグは不評だったけれどワンタンは大喜びでした。
湯気で眼鏡がくもっても「最高〜」とにんまり。
お迎えの車に機嫌良く・・車椅子ごとリフトで乗り込めて便利です。

ラ−メンはもう食べなくなったわが家ですが自家製ワンタンは大好きです。
スープは鶏とカツオ節、ひき肉は合い挽きだと美味しくないので鶏ひき肉も混ぜてあります。3種類・・。スープが煮立ってからワンタンを入れます。ニラと椎茸とモヤシを入れれば完成。

私はダイエット用キャベツの生を齧ってから・・ゆっくりと。
母の居ない間に大掃除です。





2006/9/9 土曜日

母だけに・・・和風ハンバ−グ

Filed under: 家族,料理 — patra @ 0:08:07

痛み止めボルタミンの後遺症で、腎臓が悪くなってきた!と数値を見て整形の先生に言われた母は怖がってボルタミン座薬を止めてしまい内科の先生に漢方の飲み薬を処方していただいたのですが・・どうも効かないらしい。
今度は胃を荒らさないようにとにかく薬を飲む前に食事。胃壁を守るブロッコリーと人参をかならず食べて、と厳命。彼女はブロッコリ−嫌いなので。

ハンバーグは好きじゃない私は具をネギと椎茸にして、ワンタンと使いまわしの和風にしようと画策したら、どうもお好みじゃなかったよう。王道のタマネギが入らないとダメみたいで、いつもの笑顔なしでした。
痛くてそれどころじゃなかったのかな?くしゃみしても痛いと言いますが通風ではなく人工股関節の骨の崩れからです。
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2006/9/8 金曜日

手のなかの勢至菩薩さま

Filed under: 人物,日々雑感 — patra @ 1:48:05


私が一目みて憧れてしまった,吉祥天や観音菩薩さまをお造りになった仏師安田明玄氏にお願いして作って頂いた香合仏が遂に私の手元に届きました。


こんなに美しい袱紗袋に入れてあります。


これは花弁形といって花びらのような形をしています。普通は丸いのですが、私はこの花弁形にして頂きました。
安田先生が二枚の木を手でくり抜いて作ってくださった素晴らしい意匠です。

無理をお願いして蓋の裏には蓮の花も浮き彫りにしていただく・・という贅沢なお願いも聞き届けていただき、ピッチっと合わさった蓋、開けるまえに胸がわくわくするほど緊張しました。

お見せしてよいとお許しをいただいたので

素敵な勢至菩薩像です。ご覧下さい。


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2006/9/7 木曜日

イギリス風胡瓜サンドイッチ

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 6:18:45

おめでたい男子誕生のニュースに見とれながら伝統について何度も考える・・

たとえば食べ物にしても私はハンバーガーを食べるよりイギリス風サンドイッチが好き。バタと辛子を塗ったパンに薄くスライスした胡瓜やハムやレタスを挟むだけのシンプルな味わいを上等とかんじる。

更に言えば・・・
炊きたてに味噌を塗っただけのお結びとほうじ茶にも味覚の究極をかんじてしまう。

ゆでた馬鈴薯に塩だけ・・の美味しさを知っている自分が愛しい。

何もかも削ぎ落として、もっと簡素に暮らしても今よりずっと美味しい日常が待っていると信じている。

市販弁当の味に慣れたくはない・・・。

両手が動くかぎり野菜を刻みお湯を沸かし包丁を使う、奇を衒わない日常生活をして満足していたい。
庶民のそれこそが伝統ある暮らし方だもの。

私や母世代が居なくなった日本に質素で簡素,謙虚でありつづける天皇家が存続してくれる日本社会であれば何も恐くない。





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