また杏色の靴をはこう
検索から城夏子さんで私のエッセイにご訪問くださった方、早川茉莉さんの編集された夏子さんの本が届いたので早速読み返す。題名は早川さんのセンスで選び、今回は変わっていますが80年代に読んだ時は確か「薔薇の小匣」という題だったが「箱」の文字が変換できませんがあのパンドラの箱と同じ竹冠に匡と書く文字だった。
1999年から読んでくださっている方はご存知の私のエッセイ「アザミとひまわりの間」実は・・・木瓜の花!と鋭く切り返してくれた 車掌さんの今は削除された日記がより面白楽しく年齢差を強調してくれたお話が出てくるエッセイです。
人生で初体験した作家との出会いの主人公が城さんでした。城夏子さんは愛すべき、老女とはまだ、とても言えない永遠の17才でしたが昭和36年当時の社会では50、60過ぎの女性は立派に老女だったのです。とんでもない事でした。
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