何だと思いますか?ブリキで出来た虫かごです。網も金網です。キレイに描かれたチョウチョと牡丹の花がエキゾチックです。
あの映画の東京タワーが出来る前の東京の駄菓子屋さんの店先は、こんな虫かごやブリキのおもちゃがまだ沢山ありました。
キッチュでレトロな感覚でしょう?
今日は先月工事してくれた職人さん達の社長さんが見えました,アポなしでしたが何より驚いたのは、かっこいい女社長さんだったこと・・・
家の古い造作を感心して見てくれました。値切ってしまった図々しい私だけど、これは現場を仕切ったり見積もりが甘く、工期が遅かったためですが、女社長さんだったのか〜もっともご主人が亡くなった後を受け継いでご苦労されているそうです。
来てくれていた職人さん達が皆良い子なので助かっています・・・と言っていた。
このブリキの虫かごのような一癖もありながら捨てるに捨てられない、味わいの我が家を、大事に思ってリホームしてくれた人々が善意の集団だった事に感謝しました。
後で職人さんに聞いたら,息子さんも始めに来て手摺などつけてくれた背のたか〜い青年との事。
早く一人前になるには一番の働きものにならないとネ・・2代目が居てよかった。
鍵を取り替えてもらったのですが、今までの位置より上に設置した所の穴を私流にワザと三角の板でつぎはぎにしてもらいました(笑)
人はナンじゃこれ!と思うでしょうが3丁目時代の、修繕しつつ暮らす精神、レトロなドアにしておきたいからです・・ボロな味わいを楽しみたい私に根気良くつきあってくれた職人さん、女社長さんありがとう。
でも、もっと厚い板でこそ味があるのにな〜