2009/7/28 火曜日

タンドリ−チキン

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 20:16:18

ヨーグルトで漬け込んだのに

ヨーグルトで漬け込んだのに

丸2日ほどヨーグルトと香辛料に漬け込んで置いた胸肉をオーブンじゃなく、うっかりフライパンで焼いたら見事にこげました。猿も木から落ちるです。
それでなくともパサパサな胸肉です。母上の渋い顔ったら。この鶏の胸肉はよほど注意して調理しないと水分が抜けて不味いのにフライパンを暖める時の設定5を弱めの3にし直すのを忘れた例。ちょっと目を離した隙にもう黒く焦げちゃった。料理は愛情、このところ出がらし状態なのでオーブンで焼く!!さえ思いだせなかった。気合い気合い・・・。で無理して食べたけどお味は良かったですがこの鶏の胸肉を調理方法をかえて1週間トライすると夏バテしない・・・は結構きつい。鳥が空を飛ぶときに使う筋肉の胸部分にあるイミダペプチド物質 が佳いって先生たら、ニワトリは空を飛ばなくなって何世紀も過ぎてますぜ。なんかコジツケっぽい。嵌る私も相当に・・・。
最近,技術力がかなり低下してます。フライパンも重い。


この夏初めての心太

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 13:52:00

ところてん

ところてん

しあわせごはん梅雨が開けたと思ったら、各地で豪雨の被害が頻繁だったり、此の頃の気象は竜巻まであって怖い。夜中は東京も土砂降りだった。家の中は丁度良い加減に白熊くんが活躍中で昔とは違う我家、よくもまあ冷房無しで過ごせたものだ。思い出すだけで気絶しそう・・・そこで有り合わせ。冷蔵庫に心太(トコロテン)が入ってました。さっそく、亡き父さんのマネして、肴として頂きましょう。加嶋屋の鮭じゃないのが残念だけど近所のスーパーの鮭フレーク、お茶づけが一番うれしい夏の昼さがり。胃にはいかがなんでしょうかね?もう思考能力が欠けて冷たいお煎茶漬けです。


しつれいします

Filed under: ネコ — patra @ 1:48:30

       

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僕がのんびりできる日はpatraがパソコンに向かっている時・・・

せっせと毛ずくろいなんかもしてくつろぐわけですよ。

         

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    こんな格好でしつれいしてます。


2009/7/27 月曜日

クオリティ・オブ・ライフ

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 0:02:55

cimg2424cimg2419cimg2426胃癌である、とこの初夏、とつぜん宣告された母は「何故だろう、今まで何とも無かったのに、がんと言われてから急に好みが少し変わったかんじ、嫌いな物は食べたく無い」と不思議がります。
あっさりした味を好まない人でしたが、胃のために鶏を胸肉に変え、極力あっさり味にしたら「う〜ん、前のモモ肉の方が好きだけど・・・な〜」諦めの表情で蒸した胸肉を突つきます。素麺の汁を茄子,茗荷、干し椎茸で野菜たっぷりに作り勧めたところ、「コレは,良い・・・」と合格。

人間知らぬは仏、知らないことが幸せだって事もあるから病人に告知は、最期まで難しい問題だとおもうが食べられる事を第一に考えると、好き勝手にさせるほうがいいのかな。「嫌だったら残していいから」が口癖になりました。


2009/7/26 日曜日

死ぬという大仕事

Filed under: 人物,日々雑感 タグ: — patra @ 15:45:13

死ぬという大仕事上坂冬子さんの最後のご本、闘病日記かと思ったらそうではなく担当医の先生方に質問なさりながら、ご自分の闘病生活をより快適で安心な最期へと向かうための覚悟のインタビュー集でした。
ぜんぜん暗くないしユーモアも皮肉も交えた見事な知力で質問なさる気力に脱帽です。この対談からほぼ1〜2ヶ月後にはお亡くなりになっています。私の常日頃考えている「癌」に対しての闘病のしかたと一致する内容です。いかにクオリティ・オブ・ライフを高めるかが、末期癌患者にどれだけ大切かを上坂さんが体験し我々に残してくださったメッセージです。

私の母も姉も癌を煩っているのですが、齢91の老母には所謂、治療を一切しない、という選択をしたばかりなのですが、この本を読むと正しい決断だったと理解できます。穏やかな死への共通概念が非常に良く分り心強くもありました。一人で生まれ一人で死んでゆく人がきっと増えていくであろうこれからの社会、病院、地域のあり方にも少し踏み込んでいてくださいますが、残念ながら足りません。『暖和ケア』が医療の中で普通な選択肢として受け入れられる為のキーワードが「病気を診ずして病人を診よ」という慈恵医大のロビーに掲げられた理念から広がっていけたら素晴らしい。

亡くなる直前までお好きだったフレンチを楽しめたのですから上坂さんは、巡り合えたお医者様たちに感謝されたことでしょう。お見事な幕引きでした。合掌。


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