2009/8/8 土曜日

3色丼でお祝い

Filed under: 家族,料理 — patra @ 22:18:47

CIMG2678CIMG2684CIMG2693CIMG2674午後から集まって母の訓練・・・若干一名がハプニングで抜けましたが、今まで直接2階へお出でに成るのでお会いする事のなかった、母専任の看護師さんと話あう。私のベッドを利用し、立つ動作を先ず看護師さんにして頂き、次に母。低いベッドにしてから膝をちょっとだけついてベッドへ、そこから腕の力だけで無事立ち上がれたので看護士さん大感激でした。私の思ったとうり母は筋肉の疾患が無いので腕の力で掴まるところさえあれば腰も浮いて大丈夫でした。もっと早い時期からリハビリをしていれば上手に動けたことでしょう。膝がやっぱり痛かったそうですが、これは膝の屈伸運動を全然しなかったので関節が硬くなったせいもありますね。ベッドの側、タンスの側や冷蔵庫の側は説明だけ・・・こうして何回も脳にインプットさせる事が老人には大事ですから・・・
皆に拍手されて嬉しそうな母でした。2階で一休みさせてからご飯へ。

母の好きな鶏ソボロと甘い炒り玉子とインゲンで3色丼にしてあげます。リクエストの心太とお澄ましは焼海苔と針生姜に梅干し、インゲンに焼き海苔を茶碗に入れて美味しい出汁をはった懐かしいおつゆ。鰹出しに梅干しの塩、味見してからちょっぴり塩。これは大昔のインスタントなおつゆです。
量もちょうど良く、箸休めのコンニャクも心太も美味しい。鶏ソボロを美味しく柔らかく造るコツは小鍋に味醂、酒、醤油、和風だしを全部入れて良く混ぜて、冷たい所に挽肉を入れて又混ぜてからゆっくりかき混ぜながら火を入れて行く事・・・鶏ソボロがくっつかずに奇麗に火が入るので柔らかに仕上がります。炒り卵は味醂と塩と和風だしの粉末少々…溶き玉子と良く混ぜて弱火の中火で,菜箸3本で撹拌しながらふんわりと。焦がしちゃ駄目。時々食べたくなるお弁当人気メニュウですね。丼のご飯には海苔が契って敷いてあります。


花に祈る

Filed under: 家族, — patra @ 0:46:27

CIMG2668CIMG2660CIMG2670母のためにケアマネジャーさんが担当者会議を開いてくれることになったので久しぶりにカサブランカを活けて気を入れる・・・
転んだら起きられないのでは困るので方法を考えたのだが、既存の物を利用する、たとえば冷蔵庫の前で倒れたら、まず身体を肘で支え身体を横むきにしてから冷凍庫を開け、そこに肘を載せてステップがわりに立ち上がる・・・とかタンスの前なら一番下から順に引き出して階段がわりに身体を支えて立ち上がる、等が出来るかどうか試してみようという訳です。
母には気の毒だけど練習しておけば慌てないで済むかも知れない。訪問看護士さん、ヘルパーさん皆さんが来てくださるので何とかなるでしよう。出来なかったら他の方法を又考えるつもりですので一先ずテスト。母は私と違い筋肉の疾患はないので掴まる所が分れば多分・・・大丈夫かもしれません。
皆さんが熱心に応援してくださるのでとても有り難いと思います。


天婦羅が海老フライに

Filed under: 家族,料理 — patra @ 0:22:56

CIMG2658CIMG2655金曜の定例のマッサージが終った後、本日は簡単に海老フライ。実は昨日、我家の老母「天丼が食べたい」と急に言だし、近所のお弁当屋さんを当たってもらったのですが、夏ハ月中は天丼はお休みらしく手に入らない。もう家で揚げ物は一切しないので今日はサボテンの海老フライ・・・「油が切れたのならフライも揚げ物よ」と誤摩化した訳。タマネギの微塵切りとブルドックソース2種とカロリ−オフマヨネーズでタルタルソースは作ってあげました。シャキシャキしたタマネギが美味しいソースで、海老フライでもご機嫌でした。「・・けど考えたら・・
失意にあってもグレもせず、こうしてご飯作ってくれる娘を持って、あたしって有り難いくらい幸せ!」とTVを見ながら老母が吠えてます。「ん、ん」と私。

我々純情?老人はまさか昨日、心中でもしやしないかと同情したノリピーが、一晩開けて今は指名手配・・・という想像を絶するドンデン返しに唖然呆然としてしまい、理解不能となって気持ちまで悪くなってた1日でした。
それでも何があってもご飯の支度・・・というありがたい娘を、ドサクサに紛れて上の様に誉めてくれる脳天気な老人は今日も元気。


2009/8/7 金曜日

大原麗子さんのエポック

Filed under: 日々雑感,時代 — patra @ 4:06:09

こんな可愛い女性が居たら、世の殿方はたまらないだろう・・・そんな
サントリーウイスキーのCMの拗ねて山登りに行く旦那さんのリュックを蹴飛ばす可愛い妻女を演じた大原さんの姿が今でも目に浮かぶ・・・訃報を知って呆然としてしまって。
この頃おみかけしないな〜と思っていたがギラン・バレー症候群という難病を患っていらしたそうです。独特の声の持ち主で良い女優さんだと思ってました。
華奢な方で前にロケ先の休憩で入った下町のホテルで偶然お会いしました。私はちょうど賠償美津子さんのスチール撮影をしていた時でした。わざわざ賠償さんのテーブルまできちんとご挨拶に来てくださって・・・人なつこい印象の方でした。その時が、私は初対面でしたが可愛らしさはTV画面と少しも変わっていませんでしたので隠れファンの私の顔が緩むのを賠償さんにからかわれた記憶が・・・。私のスタイリングとは違うところで存在している女優さんでしたが非常に好きでしたから・・・。

こうしてどんどん昭和が又遠くなる・・・。寂しい事です。良き時代の良いものの全てが息絶え絶えな現実日本にどう対処して行こうか、真剣にならざるをえない問題です。
言葉を使って対話し相互理解を深めるという能力は人間の唯一の誇れる権利なのに、その会話力をさえ現代日本は失いかけています。だから様々な事件が起きるのでしょう。

大原麗子さんが一人で孤独死する東京なんて、人が溢れていても砂漠と同じ。彼女の年令からは、未だヘルパーさんも頼めなかったと推測するが、ギラン・バレー症候群という難病があるなら地域、行政がもっと介入して指導してゆくべきだと思う。と書いてからこれでは解決しないと気がついた・・・

入院中、老人を抱えている家族のほとんどが介護保険の手続きのやり方さえ、受ける資格が当然あるのさえ知らない人がほとんどだった。積極的に調べようとしない限り病院の相談窓口は、お飾り同然で役には立たない。
どの地域も区役所から新聞や小誌は区民へくばっているだろうから、我々国民の義務はせめて届けられる情報誌くらいは隅々まで目を通し、人権の最低「権利」くらいは各々が把握しておかないと・・・困った時代はどんなに政党が変わっても頼りにならないだろう。本当の意味であらゆる事に自己責任の時代が来ているのだろうと思う。

ps
言葉を使い2人の記者の拉致問題を解決したクリントン前大統領、広島の原爆に言及したオバマ大統領、みな使うべき言葉を持っていますね。

言葉の復活かな・・・必要な事は。


2009/8/6 木曜日

ふつうが一番

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 1:29:07

        cimg2641

       cimg2638

せっせとご飯を作る・・・すると辛いことも怒っていることも忘れてしまう。家事に没頭するとそんな力が湧いて来るから女性にとって普通に暮らすが一番大事ということを言いたかったけど・・・


© 1999 - 2025 Patra Ichida, All Rights Reserved.