2009/9/4 金曜日

八ヶ岳の野菜と本音

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 21:51:00

CIMG3387八ヶ岳から戻った姉が母に髪止め用カチューシャとセーター、私に野菜を運んできてくれました。少し日焼け?と思ったら抗ガン剤の後遺症との事。それでも丁度来ていた訪問看護師さんが「お肌がキレイで、とても病気には見えない」と感心してくださったが、病気になる前の姉はまさしく白子さんだったので切ない。イチジクが熟れ過ぎていたので「コンポートにしたら?!」との事だったので,スペインのコルクじゃない赤ワインの栓を、ワインオープナーでも難しいので手伝ってもらってウンウンと、やっと開ける。老母が心配そうに老年姉妹を見てました。治療の無い来週の金曜までが天国なのだそうで少し話し込んで又姉は車で経堂へ帰っていきました。今日はお魚の日なのでイチジクのコンポートは明日です。「コレ、大根おろし、誰がオロしたの?」と母。姉が2階に居る間にせっせと”有り次の降ろしカネで私がおろしましたよ!ゼハゼハ・・・そう秋刀魚です。CIMG3393「秋刀魚は2度目ね、美味しい。アナタに悪いから言わなかったけど,昨日のタマネギのチヂミ、もう作らなくていいから」と母。大笑い、多分そうだろうと思った。若者のレシピは我が家向きでは無いわね,確かに。


エイジングヘアとの闘い

Filed under: お洒落,骨折日記 — patra @ 12:02:36

CIMG4285CIMG19012007年の退院後と2009年で比べるてみると骨折後のダメージが一番顕著に現れたのは髪の量です。髪が骨にとられて、特に前髪の分量が少なくなってしまいました。いい歳をして前髪をたらしているのはご多分に漏れず,幼児性故ですが。親離れが遅いのは超長寿な母の未だ子供扱いのお陰?で迷惑極まり無いですが、こればかりは仕方ない。基本はおカッパさんが好きなんです。前髪が少ないと、どう誤摩化しても年令以上の老け顔になってしまいます。元スタイリストとしては工夫しなきゃ・・・とヘアバンド風にターバンをしてます。入院中に白髪も増えて、髪を染めないと見苦しい・・・でも黒く染めると地肌が目立つので嫌。あのやたら分け目が目立つ黒髪の老人は頂けないし中途半端な色も困るしでキャラメルブロンズにしました。この色は好きだけどキューティクルが見事に壊れ艶と張りが無くなってしまいました。むかしから髪は女の命って云いますものね。髪の量を増やすべくトマトや昆布をせっせととっていますが、まだ効果なし・・・と思っていたら産毛のような細い毛がオデコの際に生え始めました。
さいきん良いヘアトリートメントをみつけました。パンテーンから売り出されている夜用トリートメント!結果が出るとうれしいのですが、気のせいかちょっと・・・

入院中,発見した事は奇麗なおばあさんは例外なく髪の毛が多くフサフサ、色白い人。そして痩せてる人よりぽっちゃり系おばあさんは髪が真っ白で遠目にもそれは見事に奇麗でした。女性にも油断できないのが髪の量だった!と実感する此の頃です。


タマネギのチヂミ・・

Filed under: 家族,料理 — patra @ 0:10:54

CIMG3373CIMG3375病院へ行ったお婆ちゃん(母)が「ちゃんと食べられていますか?」と訊かれたそうで母の食欲を知っているヘルパーさんが笑いながら報告してくれました。「柔らかいものを食べてください」と先生。「何でも噛んで美味しくいただいていますよ、牛蒡だって噛めますから・・」威張って答えたそうです。まさか堅いものなんか出してませんよ,牛蒡も柔らかです。しかし92才にしてこの健啖ぶりは・・・良く噛むから唾液も出て脳にも良いのでしょう、つくずく食欲のある老人で良かった!と感謝しました。何を作っても喜んでくれるので・・・胃の入り口に出来てる筈の癌をおしのけても食べ物が入って行くのでしょうか?もう神のみぞ知る!!ですね。

しかし今まで作った事のないものにも挑戦してみようか?と今夜はチヂミの練習。糸井さんが絶賛したタマネギのチヂミに挑戦しました。お好み焼きじゃない韓国風チヂミは初めてです。これも飯島サンの影響ですが。家にホタテ缶が無かったので生ホタテを切っていれたので上等なのが出来ました(笑)残の種に九条ネギをタップリ入れて,憧れだったネギのチヂミも・・・どちらもとても良かったですがレシピを手に入れねば、これ普通。ただ基本的に粉ものは少しでもお腹がふくれます。浮気せづに何時もの味、色々な野菜を食べるお惣菜が一番良いかもしれない。パリっと焼けたのには粉に少々白玉粉を入れ,ネギのチヂミには卵も入れました。焼いてから切るのが韓国風と薄く焼くのがコツらしいです。お玉1杯分の種で小さいフライパン2枚分,二人で充分でした。


2009/9/3 木曜日

猫ども

Filed under: ネコ タグ: — patra @ 7:48:17

CIMG3335CIMG3359CIMG3336ベッドカバーをお取り替えの間大人しく椅子で待機のチップ。猫爪で椅子に傷がつくのでタオルを敷いています。
でも,ヘルパーさんが部屋を離れるとアッと言う間も無く二匹ともベッドを占領、潜り込んでしまう早業は見物です。いくらキレイにベッドメイキングしていただいても我が家のチップは深く深く潜り込んでしまいます。

しかも上手にカバーとタオル掛けの間に身を潜ませます。
これから寒く成るとしっかり首まで布団をかけて、まるで人間さまのようにス〜ス〜と寝息までたてるのです。
猫毛お掃除用のコロコロが手放せません。


アサリの焼そば

Filed under: 人物,料理 — patra @ 0:04:55

殿方の憧れのフードスタイリスト飯島奈美さんがほぼ日で糸井さんと境雅人さんの為に作った「焼そば」がアサリ・・・とあって食いしん坊心を触発されました。アサリの焼そば、これ絶対美味しいにちがいない。で,早速トライ。大満足です。CIMG3344CIMG3350CIMG3353焼そばは母が大好きなので隠居も相当に工夫していますが、アサリも上位に位置づけました。例に依て油で炒めない我が家流で作ってみました。
作り方は砂を吐かせたアサリにカップ半分の日本酒と同じ量のお水を鍋に入れニンニクスライスと塩も小さじ半分入れて蒸し煮してスープを取り置きます。フライパンにタマネギのスライスと椎茸のスライスを入れ少々の油と中華調味料で炒めモヤシと中華蒸し麺を入れ日本酒で蒸し煮し塩胡椒。そこでお鍋のアサリスープを加え,ニラも加え良く味をなじませてからお皿に盛って,最後にアサリを飾ります。自己流ですが今一番美味しいタマネギのシャキシャキ感と多めに入れたアサリのスープを吸った麺が良く合います。飯島奈美さんも目下、焼そばを研究中との事ですからレシピが完成した暁には、しっかり学ぶつもり・・・ラーメンの麺を使ったらしいのでアサリのスープを麺に染込ませたようですが私は蒸し麺なので仕上げに使います。カジキマグロとお茄子なんか、もう美味しそうで、これもトライしてみたい一品ですね。あっさりしてそれで味が良く出ていてアサリのボンゴレ以上の出来でした。飾らない素材の美味しさを掘り起こす,飯島さん。流石です。


© 1999 - 2025 Patra Ichida, All Rights Reserved.